うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

Splatoon超おもしろい話とZARDの負けないでの話。くだらないパクリじゃなくて巨人の肩の上に立つ話。

Splatoon(スプラトゥーン)
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NintendoのWii Uのゲーム『Splatoon』をやってみたら超おもしろかった。
陣取りゲームとネット対戦をベースに、可愛らしく美しい放物線が乱れ飛ぶゲーム。
スーパーマリオで無限に使えたものに限界を与えたゲーム。
間違いなく2015年現在の最先端だと思った。


「超おもしろそうだよねSplatoon
という話をこのところ友達としていた。
別な友達が持っていて楽しく遊んでいるようなので、
お宅訪問して楽しく遊ばせてもらった。


最初に人がやるのを見た、おもしろかった。
次にチュートリアルをやってみて、これもおもしろかった。
実際に4vs4で戦うレギュラーマッチというのをやってみた。
超面白かった。

どんなゲームか

インクを撃ち合うアクションゲーム。主人公はヒトの姿に変身できる「インクリング」という名前のイカ

ヒトの姿ではインクを撃って「ナワバリ」を広げることができる。イカの姿になるとインクに潜る。床でも垂直な壁でもインクが塗ってあればヒトのときより高速に、自由に泳ぐことができ、潜ったまま隠れていることもできる。同時にインクの残量とダメージがヒトの姿より早く回復する。ただし相手のインクには潜ることは出来ない。相手のインクを踏むとダメージを受ける上、足をとられて動きが鈍くなる。

Wii U GamePadの機能を活かしジャイロセンサーで直感的に狙いを定めることができ、またWii U GamePadの画面には常にマップが表示されており、リアルタイムに塗られた場所が更新されていくので戦況を瞬時に判断しながらプレイできる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%B3


で、対戦相手やチームの仲間はインターネットにつないでいる、世界のどこかの誰かさん。
フレンド機能というのがあって、仲間といっしょにボイスチャット越しで遊んでいる人もいるらしい。
インクを使うにはさまざまな道具(ブキ)があって、
水鉄砲みたいなものや、ペンキ塗りローラーや、筆や、ライフルや、バケツみたいなものもある。
各ブキから美しく乱れ飛ぶ放物線のインク!

どんなところがおもしろいと感じたか。

まず、操作がおもしろい。
動かすことがそもそもおもしろい。
ジャイロが入ったコントローラーを上下に傾けるとキャラクターもそっちを向く。
レバーやボタンは多いけど、とりあえず遊ぶなら二つ三つで大丈夫。


そして、過去のいろいろなゲームの要素がうまく絡み合ってる。
陣取りゲームなんて囲碁発祥くらいの昔からあるのに、根源的におもしろい。
塗り塗られ、広いほうが勝ち。シンプルなルール。
4歳の長男にもやらせてみても、ちょっと動かせる。
「ここ押して、こっちのを押して走るんだ!」みたいなこと。


この「シンプルなルールに新しい操作方法」ががっちりマッチしていて、
さらに「なんでそんな弱点残すのよ!」っていう弱点もはっきりあって、
しかも対人対戦。
絶妙のバランス。超楽しい。

Bダッシュないの?

やり始めた当初「Bダッシュないの?」って思わず言っちゃったんだけど、
それに変わるのが「イカに変身して、インクにもぐって高速移動し、同時にインク補給」というルール。
イカはもぐったまま攻撃できないし、インクをばら撒きすぎるとインク切れになる。
Bダッシュしたままではファイアボールを投げられなくて、ファイアボールの元をリロードしないといけないスーパーマリオみたい。
この制限がとてもよい。敵も味方もルールはいっしょだしね。


過去のイイもののイイとこ取りしつつ、抑えるところは抑えてる。
制約が対戦の複雑さを増していて、サイコー楽しい。
これをプレイして「あれとあれとあれのパクリだ!」なんていう人いないと思う。
とにかく楽しい。


こんなゲームが家にあって引きこもらずにいられるなんて、
持ってる人たちみんなすごい。

余談、パクリと言えば

ここからはゲームとほとんど関係ない話。


こないだ24時間テレビをチラ見して、ZARDの負けないでのイントロがいいなー、と思って、
ギターで耳コピした。
曲のキーがGなのに、Eフラットから始まったり、半音ずつ動くフレーズがつなぎで出るのがおもしろいな〜と思った。
でもこの曲には『Daryl Hallの「Dream Time」やないか!』というパクリつっこみもある。
けっこうそっくり。


でも「じゃあどっちが好きか」と聞かれたら、負けないでの方が好き。
毎年なにかしら聞くし、細かいところの装飾がうまいことできてる。
なんというか1986年の曲を1993年板にブラッシュアップしたらこうなった!
みたいなバージョンアップ。


甘栗と甘栗むいちゃいましたくらい違う。
それを「パクリ商品だ!」って言う人はいないと思う。
巨人の肩の上 - Wikipediaみたいな話だよね。


Splatoonをプレイした感想もね、
今までの素晴らしい要素を生かして、バランスを取って、
まったく新しいイイものを作ってて、
素晴らしいと思った。


巨人の肩の上 - Wikipediaに立っている。
くだらないパクリじゃなくて、進化の先端。


nintendoの故岩田社長が

そう信じる理由は私達のソフト開発の全てのスタンダードを満たしているからです。私達はそれを4つの「I」で呼んでいます。
最初は、真に「Innovative(革新的)」であること、
次いで操作やゲームプレイの方向性が「Intuitive(直感的)」であること、
三番目は、この世界で時間を費やす気になる「Inviting(誘惑的)」なものであること、最後に、
プレイヤーが今までにない方法でその世界に触れられる「Interface(インターフェイス)」があることです。

http://www.inside-games.jp/article/2015/07/13/89386_2.html

と言ったそうだけど、
まさにその理念にかなったゲームだなー、と思いつつ、本当に楽しく遊んだ。


すごいっすね、素晴らしいっすね。
遊ばせてくれたご夫妻!ありがとう!


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