電子書籍って興味ないなー。
と思ってたんです。
でもちょっと見方を変えたら、アリかも、と思いました。
「電子書籍は紙の書籍に取って代わるものである。」
みたいに言われてると感じてたんです。
それは違うな、と思い始めました。
ざっくり言うと、
カセットテープとCDみたいなことではなくて、
ラーメンとインスタントラーメンみたいな話だなーと思い直しました。
こう思ってました
モノとしての本が好き、
本を持つのが好き、
紙のページをめくるのが好き、
しおりやブックカバーといった本関連のものも好き。
だから、本に代わろうとする電子書籍はいらない。
表紙は画像データだし、
しおりは「しおり機能」。
「読むときのフォントが選べます」と言われても
いやいやいや、喫茶店に行ってコーヒーをカップでだそうとしてるところを
「それじゃなくてこっちの紙コップでもらえます?」
って言うような話じゃんか。と思ってました。
「本に代わるもの」だとしても、
それなら代わらなくていいな、と。
たとえ話
カセットテープは、ほぼ完全にCDに移行されました。
音質も携帯性もいいし、劣化もしない。
まあ、CDはその後楽曲データに移行しつつあるけど。
じゃあ、インスタントラーメンはラーメン屋を駆逐するか、
というと、そんなことはないんです。
インスタントラーメンよりまずいラーメン屋もあるけど、
それでもラーメン屋はなくならない。
もちろんインスタントラーメンがあってありがたい時はたくさんあります。
冷たい雨が降る夜中に外に出ないで済む。
時間が無いときでも手軽に食べられる。
値段も安い。
なんの話かというと、
本と電子書籍はカセットテープとCDみたいな話だと思ってましたが、
どうやらラーメン屋とインスタントラーメンの話なんだな、と思ったんです。
本と併用できる
「本に代わるもの」じゃなくて
「本と併用できるもの」だと思った。
ちゃんとした食事のように本を読んで、
お腹が空いたらホニャララ的に電子書籍を読む。
旅行に行く時になんとなく気になる20冊の本を持っては行けないけど、
端末一個はそもそも持ってる。
ページをめくる楽しみはなくても、
とりあえず文章を読む楽しみは味わえる。
もちろん、いつか紙の本がなくなる日がくるのかもしれないけどね。
そんなSF小説だかまんがだかを、昔読んだ気がします。
とはいえ
子どもには紙の本を残したいな、と思います。
家には小さい本棚があって、
本当に読むべきだと思う大事な本を置きたい。
ほんと、世界中の人が読んだほうがいいような本ってあると思うので。
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