うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

書を開くように人と会い、人と会うように書を開く

開書如會人 會人如開書
「書を開くように人と会い、人と会うように書を開く」

というのは、漢の偉人の言葉だけれども、
これはまったくその通りだな、と思う。

人は何かの一面しか見ることができない

一冊の本の中に、ある人の全てが含まれている、などということはありえないし、
また、ある人と一時間会うだけでは、その人の全てを知ることはできない。
でも、そこから得られる知識や経験や勘みたいなものは、
本のページをめくったり、その人からの言葉を聞かないと、自分の身につかない。


もちろんこれは量の問題ではなくて、
ある人の本を百冊読もうが千冊読もうがその人を理解したことにはならないし、
人と結婚してたくさんの時間を一緒に過ごしたり、
漫才コンビを組んで日中ほぼ一緒に行動したり、
偉大な先生について一言一句聞き漏らさずに暮らしたとしても、
その相手のことを全て知っていることにはならない。


「氷山の一角」という言葉もあるけれども、
本当に我々はものの一角しか見ることができない。
というか、一面しか見ることができないし、
もしかしたら見えていると思っているものも間違いなのかもしれない。

自分が誰かに接するとき

自分自身が誰かと接する時も同様である。
その短い時間で何を伝えられるのか、
どんな受け取られ方をしているのか、ということを
意識していないと、自分が意図しない伝わり方をしてしまう。


人や本から得るものは、その人や本の問題だけではなく、
読者や聞き手に委ねられる部分がとても大きい。
だからこそ、熟読すべき本を熟読するのだし、
人の話を傾聴すべきなのだろう。


それと同時に
「ページをめくってみないと、本の内容はわからない」
「会ってみないと、どんな人なのかわからない」
ということも言える、一歩を踏み出す勇気。

開書如會人 會人如開書

まあ、この記事の問題はといえば、
冒頭の名言がまったくのウソっぱちだってことだな。
こんな言葉はありません。


なんかそれっぽい話を書きたくなったんだよなんとなく。


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