うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

Pardotの初期設定におけるDNSのSPFレコード設定の方法。あるいは3年前にハマったところが今回とすんなり設定できた、という話。

正解は
「v=spf1 include:spf.hogehoge.hogehoge.com include:hogehoge.pardot.com ~all」
のように、
「v=spf1」と「~all」の間に、「include:spf.hogehoge…」と「include:hogehoge.pardot.com」を
スペースで挟んであげることだったのだよ3年前の自分よ!

こういうのは不正解です!

以下、やっちゃだめなやつ。

不正解の例1

「v=spf1 include:spf.hogehoge.hogehoge.com ~all include:hogehoge.pardot.com ~all」
「~all」は最後だけにして!

不正解の例2

「v=spf1 include:spf.hogehoge.hogehoge.com ~all v=spf1 include:hogehoge.pardot.com ~all」
「v=spf1」と「~all」は最後だけにして!

不正解の例3

「v=spf1 include:spf.hogehoge.hogehoge.com ~all
 v=spf1 include:hogehoge.pardot.com ~all」
別な行にかいちゃだめ!



SPFとは

SPFとはSun Protection Factorの略で、
紫外線から防御できる強さを意味する。


そうそうそうそうやがて訪れる夏本番、
紫外線対策は自分の未来を守る大事なFactor。


じゃない!
バッカっ!


いや一応合ってるけども。


今回のSPFDNSの話。
Sender Policy Frameworkの略です。

SPF (Sender Policy Framework)とは、 電子メールの送信元ドメインが詐称されていないかを検査するための仕組みです。 SPFの仕様は、 RFC4408で定められています。

インターネットでメール送信に使用されるプロトコルであるSMTP (Simple Mail Transfer Protocol)は、 差出人のメールアドレス(Fromアドレス)を自由に設定することが可能です。 このため、 送信元を偽った「なりすましメール」を簡単に送ることができてしまい、 これが迷惑メールに利用されてきました。

SPFは、こうしたメールアドレスにおけるなりすましを防ぐための技術の一つで、 DNSを利用するのが特徴です。 ドメインSPFに対応させるには、 そのドメインのゾーンデータにSPFレコードという情報を追加します。 SPFレコードには、 そのドメイン名を送信元としてメールを送ってもよいサーバのIPアドレス等を記述します。

(JPNICの解説より引用 インターネット用語1分解説~SPFとは~ - JPNIC)


要するに
「なりすましメールを防ぐためのもの」
ですね。


ウチで言うと、某クラウドサービスからメールを送ったり、Pardotのサーバからメールを送ったりするけど、
これは怪しいやつじゃないですよー。ちゃんとドメインの持ち主が認めたやつですよー。
というのを示すためのものなんですね。


メモ

Pardot導入当初、設定を自分でやっていてここがハマったポイントだったんだけど、
このたびドメイン変更に伴って、この設定をまたしてみたら、
わりとすんなりできた。


これミスったりするとメールが送受信できなくなって超焦るんだよねー。
ということで、誰かの参考になれば幸いです。
以上!