うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

通勤電車に乗らないという選択、あるいは54分間の電車遅延について思ったこと。

最近、以前よりも「ライフハック」という言葉を聞かなくなったと思いません?
あれ、なんでなんだろうね。


今日もまたどうでもいい話を書きますが、
「通勤電車に乗らないという選択」の話です。


あ、本当は電車に乗らないといけないのに乗らない話とか、
JR中央線快速東京行きに乗らないといけないのに、
わざとうっかり逆向きの河口湖行きに乗り込んでしまう話とかではないです、念のため。
ちゃんと仕事をしつつ、通勤電車に乗らない、という話。


9時出勤だとしたら、
朝7時に起きて、一時間を朝食や準備や通勤に使っても
あとまだ一時間あるんです。
もちろんもう一時間寝てもいいし、
本を読んだり、自分の好きなことに使えます。
今ならnetflixamazon prime videoで2日に一本映画を見る、
なんてこともできますね。




夜も同じように、
18時終業で残業なく帰るなら、
18:30には家に帰り着くことができます。
スーパーによって帰っても19:00から夕食を作り始めて20時に食べ終わったりもできるし、
外食しても19:30くらいには帰り着く。


あるいは、1時間ジョギングでもして、風呂に入ってからでも
20時くらいにはごはんが食べられるし、
近所にお気に入りのバーでもあれば、
午前3時に家に帰っても8時まで5時間も眠れる。


もちろんがっつり仕事を進めたい日は、
終電を気にせず何時までだって時間を使える。


素晴らしいと思いません?

事例1.徒歩通勤、自分の話

私は27歳から30歳の間、通勤電車に乗るのをやめました。


学生のころはほぼほぼ自転車通学でした。
その後社会人になって5年半の間、
神奈川県相模原市にある淵野辺駅から横浜市神奈川区にある神奈川駅まで、
1時間くらいかけて通っておりました。


その暮らしの中で、
趣味の読書をしたり音楽を聞いたり、
ブログやmixi(懐かしい)の更新をしたりしてたんですが、
だんだん疲れが蓄積されていきました。
忙しくなるとさらに疲れる。


週末は土曜日ぐったりして、
翌日家事をして、時々趣味の時間を作る。


そんな暮らしに疲れて一念発起して、
転職と引っ越しを同時にします。
物件探しの条件は
「会社まで歩いて通えること」。


他の全てを削ぎ落として、歩いて通えるのを第一優先にしました。
駅までの微妙な距離、微妙な築年数、微妙な間取り、
大家さんは燃料屋さんで同じ建物内に大家さんと大家さんの娘さん一家が在住、
ベランダから見下ろせばそこにはかわいい大家さんちの犬のはるちゃん
(時々早朝からうっさい時もあったけども)。


その後結婚と同時に引っ越しして、また電車通勤の日々が始まるわけですが、
この「会社まで歩いて通える」時期は本当に素晴らしかった。


世田谷のたくさんいいお店がある場所だったので、
とても充実した時間を過ごせた。
心置きなく仕事して、心置きなく趣味を楽しんで、たくさんの人と交流して、
とても人間らしい時間を過ごした日々だった。

事例2.自転車通勤者のKさんやK君の場合

川崎市から六本木まで自転車通勤するKさんや、
西東京市から渋谷まで自転車通勤していたK君は、
自転車が大好きで、そもそも自転車にいつも乗っていたい、
という人たち。


「えー、自転車で長距離?つらそうだよー」と思うんだけど、
自転車にハマっている人はむしろそれを喜びと感じている模様。
電車に1時間乗るのと自転車に1時間乗るのでは、
自転車のほうがはるかに快適、というか楽しいらしい。


自転車に長く乗るとおしりが痛くなりそうだけど、
最初は確かに痛くなりやすいけど、
ロードバイク等の前傾姿勢に慣れると脚と腕の両方で体を支えるから、
だんだん痛くならなくなるそうです。


まあ、好きな人は痛くても乗り続けるんだと思うけど。


ともあれ、健康のためにも全身運動の自転車はいいらしいし、
おすすめです。
各企業も自転車通勤者に対する福利厚生を考慮するなど、
善処してくれたまえ。

事例3.いっそ地方に引っ越して車通勤すればよいのだ

都会を歩くのも自転車乗るのもいやだ!という方は、
地方で車通勤という手もあります。
収入が落ちたとしても、
物価も家賃も安い地方都市を選ぶことで回避できるかと。


いや、極端でしょ。とか、渋滞だって事故だって 起きるでしょ。
という意見もあるかもしれないけどね。
それでも電車に乗り続けるより良い場合があると思う。


ちなみに私は何のしばりもなくなったら長野県の松本市あたりで暮らしてみたいっす。
それか相模原の地元企業。
松本は駅前になんだか良さげな個人経営っぽい飲食店がたくさんあるし、
観光地と都市としてのバランスがサイコーにいいと思う。
相模原は、ラーメン屋さんなんかの飲食店のレベルが高く、
いろんな店が競い合ってる感じが好き。
あ、あと地方都市だと札幌とか仙台とかもいいなー。


ずーっと社会人をしてるんですが、
たまに「ファーストフードでバイトしたことないからしたいなー」とか
「どっかの温泉旅館で住み込みで働いてみたかったなー」みたいなことを思うんですよ。
実際にはたぶんやらないけど、なんか楽しそうじゃん。
(俺の仕事なめんな!という方、ごめんなさい。)


あ、英語勉強して海外とかもいいかもよ。
見知らぬ町のパン屋で住み込んで、時々店番して、
お届け物のサービスを始めるとかどうよ?

事例4.家で仕事をすればいいのだ!

例えば、元々企業に所属してデザインの仕事をしていて、
その後フリーランスになったNさんという人がいる。
腕も確かだし、前より稼ぎつつ、通勤電車に乗らない暮らしをしている。


あと、「どっかに所属してるけど、在宅ワークOK」な人は、
ぐいぐいそのメリットを活かしていきましょう。
通勤電車に乗らなくていいのだ。
打ち合わせもGoogle hangoutとかzoomとかskypeとかでOK!


ただ、人とまったく会わないと病んだり
年2kgペースくらいでゆっくり太っていったりするのでご注意を!
お金があって、食べ物があって、かつ動かないと、人は太るようです。
言いかえると、通勤って痩せちゃうほどの重労働なんだね。


一時間の通勤を削って、
一時間好きな運動をしましょう。

なんでこんなことを書いたか、という話

なんでこんなことを書いたか、というと、
2018年9月26日、つまりこの記事を書いている日の前日に、
お酒を飲んだ帰りに、ちょっと遅い時間にJR中央線快速電車豊田行きに乗ったんですよ。


すると、
「豊田、八王子駅間で人身事故が発生しておりまして、遅れて運転しております」
みたいなアナウンスがかかって。
座れてたからひたすら寝まくって1時間遅れくらいで家についたんですね。
あとで駅員さんに聞いたところによると、正しくは54分間の遅延。


んで、思ったんだけど、
人身事故にあった人は、
電車通勤だったんじゃないかなって。


なんかどんな事故かよくわかんないけど、
他の人身事故にあう人も、
電車通勤の人が多いんんじゃないかな、と。


なにかしらストレスの元があって、
追い詰められて、
さらに毎日きっつい電車に乗っていて、
忙しい日々から逃げることもできず、
ふとしたはずみで事故にあったんじゃないかな、と。


だとしたら、
もう電車通勤なんてしなけりゃよかったのに。
と思ったんです。


電車通勤してなかったら人身事故になんてあわなかったんじゃないかな、と。
もちろん、電車通勤してなくても、富士の樹海に迷い込んだり、
希望を見いだせなくなってしまう人だったのかもしれないけど。


でもさ、通勤電車に乗らないだけでかなり気が楽なんですよ。
電車通勤の人が減ったら、自殺率とかも下がると思うんだよね。


という、どうでもいいことを昨日の帰り道に思ったよ、という話でした。