「一流店ばかりが出店してるフードコートだけど何食べてもタダ!」
みたいなすごいイベントだったんです。
Salesforce Japan Dreamin'2019。
いや、たとえですよ、たとえ。実態はいろんな人の話を聞いたり色んな人と話をしたりしてきたんですけども。
Salesforce Japan Dreamin'2019
というイベントに行ってきました。
土曜日のイベントってあんまり行かないんですが、これは行ってよかった。
よかった。
参加者みんな「ほんとにこれクラウドのSFAの集まりなの?」ってくらい熱かった。
後日送られてきた山田さん(「応援団長」だったんですね)からのメールも熱かった。
・企業の規模や役職やなにかにかかわらず、みんなで参加している一体感
・いろいろなコミュニティの方の話をたらふく 聞ける充実感
・イベントテーマ「繋ぐ」の通り、いろいろな人や考え方に繋がれた
・なんだか会場がすごすぎて、それだけでちょっと「うおーっ」っと感動した
(そのうちPardotユーザ会で使わせていただけるかも????)
当日の資料を見たい方は
Salesforce Japan Dreamin' 2019 - 資料一覧 - connpass
に一部の資料が共有されてます。
以下、当日のメモをほぼそのまま。
Keynote
SFDC田崎さん
半生:イマイチな営業→毎日ブログ→特訓→プレゼン活躍→大活躍
「全人類にアカウントを配布したい」
今後のSalesforceの方向性はIRとかみると書いてあるのもあるよ。
session1:SJAG
運営
NTTテクノクロス さだひろさん(ゴールド)
にいみさん、あきもとさん(インフル)、さとうさん(ゴールド)、えとうさん(ゴールド)、ばんないさん
アドミン苦労話(先日のSJAGでこんなディスカッションテーマが出ましたよ、という話)
・定着化:データを入れてくれない(AIが仕事できない…)、みんなエクセルが大好き
・LEX移行進まない…
・自身のキャリアアップをどう考えるか:設定担当?ビジネス戦略企画?資格とって◯◯?
2.LEX
・ってなに??から
・使って何したい?
・メリットをどう説明する?
・LEXの最新情報をどうやってキャッチアップする?
・Lightning Championになりたい!
・やべーよWinter'20でLEX強制有効化だってよ!!!
3.資格取得
・そもそもどんな資格があるの?
・アドミンが取る資格って?
みたいな話が前回のSJAGで出たよ、という共有
■定着化について
・一部の人しか使ってくれない
・使う人が受け身で使い方を覚えてくれない
・そもそも上位層がSFAやCRMに理解がない
→どうすれば?
・使ってくれるように価値を訴求する
・上位層にレポート・ダッシュボードの可視化できる効果をアピール
・ユーザに寄り添う
…利用者の満足度足度を上げる、他システム連携などある程度設備投資は行う
ここで、ネオス佐藤さんから「こんな方法も」の共有
・役員が「それしか見ない」と言い切る
・活動入れ忘れないように入力しやすい画面にする
・ホーム画面に活動入力フォームを作ったり(一部開発あり)
・営業は忙しいので、隙間時間でできるように手間を省く
・基本は標準。バージョンアップに対応できるように。
■LEX移行
・現場が混乱した
・移行にもコストがかかるので、承認ハードルが高い
・そもそもSalesforceの価値を問われてしまった
→どうすれば?
・社長にささる機能をピックアップしてプレゼン
・Einsteinなどの最新機能アピール
・Face to Faceによるトレーニング(1対2から1対3くらいがよい)
・ものは言いよう(ガラケーとスマホのようなもの)
エクセルからSalesforceに切り替えたときより楽
・段階を踏んで人を増やしていく(近い人から遠い人へ)
・CSG主催のLightningワークソップ
・Lightning Championのワークショップ
・ツールを使う
今後の予定
2019/2/25次回SJAG
2019/2/22匠に聞けウェビナー
session2:働き方改革勉強会
冒頭、ロボホン会長より一言
前身のW power group は
・women:女性の力を活かす
・win-win:男女双方幸せに
・Work style:働き方改革
今後は、
Women's networkと、Salescloudユーザ会(初回2月5日)
に分かれる予定
ここでSFDC加藤さん(インフルの方の代打…)より、
白浜オフィスとの通信開始!
■SFDCの働き方改革
白浜オフィスの吉野さん(妻子がインフル…)
白浜の吉野さん
インサイドセールス本部営業戦略室
インサイドのミッション
1.新規案件 →重要
2.人材育成 →次に重要
3.ワークスタイル変革のシンボルになる →最重要
Q1.なぜ和歌山県白浜町にオフィスを?
2015年1月
社長室に呼ばれ、総務省のふるさとテレワーク推進に参加するがやるか聞かれた。
白浜のポイント
・東京からのアクセス 空港近い
・Freewifiの整備 有事の際のためにクロスネットワーク→ビーチで仕事できちゃう
・自治体の熱意 誘致だけでなく誘致後の定着化にも熱心だった
・リゾート 常に観光客も含めていろいろな人が来て活気がある
サテライトオフィス
・働き方改革、道場みたいな場所
・社員リフレッシュ、モチベ向上
・地域の活性化
吉野さんは一家で移住した
・引っ越しが簡単に済んだ
・東京でやっていた仕事をそのまま白浜でしているので
「移住」というイメージと違う(給与も変わらず)
白浜オフィスの実績
・累計85名のテレワーク
・生産性向上「商談数+20%」
・社会貢献活動1900時間(累計)
今日もみかん農家のおてつだい(ボランティア)に行ってまs
・社会貢献(PGの授業、熊野古道の道普請、職場体験の受け入れ)
→白浜から東京に修学旅行にきた学生に会社見学もしてもらったりしてる
Q.マネジメントスタイルは変わった?
東京時代:鬼軍曹。規律が全て。正確なオペレーション。力でねじ伏せる。
白浜時代:傾聴、動機づけ、当事者意識。やる気スイッチを押す。
「本人がどうしたいか、どうするかではなく、5年後10年後の会社を」
・エンゲージメント:仕事に関連するポジティブで充実した精神状態
・より深いレベルで仕事に関心をもち、
・積極的に仕事に関与し、
・ポジティブな感情を抱く
SFDCではモチベーションクラウドを使ってるらしいよ。
Q.リモートだとコミュニケーションとれない?
白浜、東京、自宅に分かれて仕事をしている。
コミュニケーションは質×回数
Googlemeet常時接続
Quipで作業状況をリアルタイムに把握
Chatterはモバイルの通知で把握
などなどで「質と量」を克服。
最後に,
・IT tool
・Method
・Vision/Culture
の3レイヤーをきれいに積み重ねたところで、働き方改革が進む
Q最初からこうなるってイメージできてた?
プロジェクトの最初にすべてがイメージされていた。
ビジョンがあったので、それに沿って進めた(自信過剰)
session3:Community cloud と繋げて広がるSerivice cloudの世界
Service Cloud Trailblazers
Service Cloud Trailblazersとは
Service Cloudに特化したコミュニティ
活用推進。機能だけでなく、コンタクトセンターに関することを幅広く
対象者
SC使ってる人、考えてる人、パートナー、連携ソリューションを紹介したい人
運営
テラスカイすやまんさん
アクセンチュアこさかさん
NTTテクノクロスすずきさだひろさん
SC+CCで実現するセルフサービス
背景:
サポートが必要になる場面になる前に、8割の人がでも自己解決をはかる。
オンラインで情報が見つけられないと、5割の人が購入を思いとどまる
8割の人がwebのヘルプサイトやFAQサイトを日常的に私用している
ゴールに至る道
STEP1:外部向けのナレッジ・ベース
STEP2:ケース管理、顧客管理もする
STEP3:ビジネスプロセス統合、コラボレーション
STEP4:AIの活用、パーソナライズ
「ひとつのプラットフォームですべてを管理する」
Service Cloud コンタクトセンター向けのソリューション
Communitity Cloud 顧客専用サイト
便利機能1;ヘルプセンターテンプレート
ナレッジ記事を探せるようになるナレッジベースが作れる
(Winter19で公開)
画像や動画もかんたんにいれられる
便利機能2:ケースのデフレクションと分析
ケースの発声をふせぐための仕組み。
(問い合わせフォームの入力内容により記事や投稿に誘導)
→ケースでフレクションした情報をダッシュボードで有効な記事とそうでないのを分析
→問い合わせが入ってこないようにできる
コミュニティに合わせて必要な機能を設定可能
「セルフサービスに完成はない」
・フィードバックを集めて継続的に改善を
・80/20の法則
80%の訪問者がコンテンツの約20%だけを求めている
この20%のコンテンツの配置と質が鍵
・できるだけシンプルに
不要な機能は削る・隠す。選択肢をすべて提供しなくていい。
コンタクトセンターの業務削減のための、顧客セルフサービス化
session4:新機能照らす会
はなそとさん、やまぐちさん
新機能を学ぶグループ
ロゴの歴史
'18からastroフレンズになったよ
サングラスの鳥が懐かしい…
モバイル対応の歴史
・iPhone2007年1月→12年前。
スマホの一般化が2011年:50%→2012年頃:75%
Salesforceは2009にモバイル対応を始めていた(はやい)
当初は標準オブジェクトの参照と活動登録のみ
2010には標準オブジェクトの作成、編集、削除が可能に
さらに進化してSalesforce1に。
最新版は「Salesforce」に。だいたいモバイルでできる
取引先所有者、商談所有者のチーム全体の削除が1クリックで可能に。
自動化の歴史
「大規模商談アラート」
取引金額が大きいものに対して、自動でメールアラートができる
トリガとなる確度ときんがくを指定することで簡単に設定できる
組織でひとつのみ作れる
「ワークフロー」
10年前くらいからある
1アクションのみ
タイムトリガの存在がでかい
「プロセスビルダー」
winter15~。待機中のアクションができるだけ早く実行されるように、0時間の設定ができる
「Lightningフロー」
昔はVisualワークフローという名前だった。
Winter19で脱FLASH!
Chatter
・情報共有とコミュニケーションの場
・情報共有できる、される
・コミュニケーションが生まれる
次回
次回新機能照らす会は2月7日。
session5:Pardot!SFDC細田さん。
3年目。2016MCインプリ担当→2017Pardot活用支援→2018Core製品活用支援(関西・中部)
ボヘミアン・ラプソディを2回見た。
Pardot日本語化が、2017の夏だった。
MAとは。おさらい!
マーケティングの各プロセスにおけるアクションを的確に自動化仕組み化するプラットフォーム。
Pardotって何語?
Pardotはラトビア語で「販売する」
(私は毎回忘れています。なんとかニアかなんとかビア?とか)
Pardotでできること
SalescloudとPardotで
マーケ→営業の一通りをカバー!
Pardotあるある
***あるある1:自動メール配信ツール化問題
導入したけど、ふつうにメルマガを送るツールになっちゃう
→マーケティング施策の目的をしっかり!
Before…既存顧客全員にとりあえずメルマガを
After…目的を持つ。
目的:イベントの来場者数&商談化数をあげる
・案内メールでイベント周知を徹底→母数増加
・イベント後のお礼メールでお客様の記憶に新しい内にフォロー
***あるある2:コンテンツどうしよう問題
「これが鉄板」という答えがない
→事例コンテンツ強い
→リンクは複数
→キャッチーなコンテンツ(誰かの写真とか)
あるある3:まわりに聞ける人がいない
→ユーザーコミュニティ、ユーザグループにおいでよ!
(っていうかPardotユーザ会に来てる人が意外に少なかった…
もっとみなさんぜひぜひ来てほしいですちなみに次回は
Pardotユーザ会 | Salesforce Trailblazers Event
関西Pardotユーザ会 | Salesforce Trailblazers Event
でご確認いただけますですよ)
session6:北海道胆振東部地震後の話を、Northern forthのみなさんから
長谷川さん
北海道の震災後
停電→たまたま家に発電機があった→近所の人と話すようになった
→プリーズ電気
奥さんの実家が電気工事士ででかい発電機があって充電させてもらった
停電になるとSalesforceも使えないよ。
電気がないと無力
暗い。
***長谷川さんメモ
・地震はこないという過信よくない
(車のガソリンもはやめに入れる)
・安否確認できるものは用意しておくべき
***会社でこまったこと
シャッター開かない→トラックがでられない
作業延期
***感想
・キャンパー強い
・データも守られてる感、ハード破損心配不要
・トラフィックマナー大事。信号全停止。
・通信さえあれば仕事できる
・運用ルールなくともChatter。タイムレコーダーもChatterでやってたし、安否確認もとれた。
・太陽光発電ほしい
・被災地以外の情報少ない
・デマ多い
***まず安否確認。
→気をつけないといけなかった点
対象は
「正社員、派遣社員、アルバイトさん」であり、準備不足感。
「トークアライブ」という雑談用Chatterグループを作っていた。
安否確認用グループがなかったけど、結果的にそこで共有した。
・避難訓練みたいに、安否確認練習をやったほうがよい。
***考えるべきこと
・ログイン時間帯制限
・IPアドレス制限
・モバイル機器利用可否
・システム管理者対応可能か
***安否確認ができたら情報共有
・正しい情報がわからない
・リアルタイム性がなくなる
SFの取引先に「震災の影響」を項目として追加した。
情報収集のスピードと正確な情報共有
このあとは、エンドセッション→懇親会&LTタイムがありましたが、
メモ取ってませんでした!