うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

データ自動化のその先とH.G.ウェルズのタイム・マシンの話。

私は転職した。
今はデータを自動連係させたり、ファイルを自動でやり取りするツールを扱ったりなんだりしている。


ある友人が言った
データをいい感じにあれさせる悪の組織とかじゃないのか…残念。


私は思った。
私の転職先は悪の組織ではない!と。
むしろデータで世界をちょっとずつ平和にする組織だ。と。
実際ここのツールで私の人生は少し幸せになったのだ。


それから1日経って、私は思った。
全てのデータがしかるべき自動処理&自動連係されて、
ニンゲンのするべきことがなくなったら
H.G.ウェルズタイム・マシンみたいな世界がいつか訪れるんじゃないかしらって。


H.G.ウェルズタイム・マシンは読んだ?
主人公のタイムトラベラーは紀元802,701年の未来に行くんだよ。
そこはまさに桃源郷で、なにものにも縛られない進化した人類が暮らしている。
自由すぎて、知能は幼児のように退化してるけど、争いもなく牧歌的で平和そのもの。


でも実は地下に獰猛に進化した別の人類が暮らしてて、
こっちはこっちで知能が退化していて、
夜な夜な地上に出て暴れまわる。
みたいな章が印象的な小説。


もしデータの自動処理や自動連係のしすぎで、
何十万年後かに人類の知能を退化させちゃたら、
どーもすんません。
と思った。


まあほら、ネイティブアメリカンの名言的なやつでも


どんなことも7代先のことまで考えて決めなければならない

 

 

っていうじゃない?
何十万年か後はもう7代先どころじゃないんで、
どーも、どーもすんません。
ってことで。