たまたま行った読書会でもらった本が、
たまたままったくそっちと関係ない友人の大のおすすめ本で、
読んでみたらまあこれが素晴らしい本で、
ちょっと待ってもっと早く言ってよーって思ったんですよ。
わたしー、本の気に入ったページを写真で撮りまくるタイプの人じゃないですかー、
で、しかもー、一家の写真をクラウドに上げてるんですよー、
だから今もう我が家のクラウドアルバム的なやつにはこの本の写真がいっぱい。
たぶん後で怒られる。
さておき。
世に問題解決や自己啓発の本は数あれど、
この本のメッセージはたいへん素晴らしく突出しています。
序章の最初の「常識を捨てる」というブロックに出てくる箇条書きのいっこめ。
「問題を解く」より「問題を見極める」です!
最初この「イシュー」って言葉がうまく飲み込めなかったのよ。
「課題」「問題」とかって読もうとするといまいちで、
「これから良くしていくべきテーマ」みたいな捉え方が良いのかも。
重大な結果をもたらすテーマで、かつ、
解決できるテーマ。
答えが出せる問い。
誰でも秒で答えられるものはイシューじゃないし、
誰にも解決できないものもイシューじゃない。
問いを出されて答えるんじゃなくて、
まずその問いが本当に答えを出すに値する問いか考えるんだよ、と。
そいえばこの前わたしがリーダーをやった
“DMS Cube祭り2023”と言うイベントで、誰かのお話しをきっかけにして、
「手元のデータが全てだと思ってはいけない。
必要なデータがあるかどうかが大事。」
みたいな気づきがあったんですよ。ちょっと似てる話な気がする。
なんとなくさ、仕事してると
「このへんが課題でーす」とか「このデータ使って分析してー」みたいなこと言われる場面がありますが、
そもそもその「課題」って、解決すべきもの?みたいなことを考えさせてくれるんですよこの本は。
いい本っぽいでしょ?
いい本なのですよ。
どんな本なの?
イシューの考え方や「結果を出すことにこだわり無駄を省くこと」
といったことが最初に書いてあって
そのあとの仮説を立てて、ストーリーライン、絵コンテ、みたいなものを作って、
そこから人に見せるアウトプットを作る話までが書いてある。そんな本です。
こんな人におすすめしたい本でした
・結果を出さないといけない仕事や研究をしてる人
・一回この本読んだけどどんなんだったけなー、という人
・自分がやるべきことがわからないなー、と思う人
・自分が与えられた仕事が結果につながるか疑問を持ったことがある人
・「業務改善案考えて」と言われた人
・「業務改善案考えて」と言われてないけど、なんか仕事に無駄が多い気がする人
・課題からどうやってアウトプットを作ればいいか悩んだことがある人
ちなみに上記読書会というのはつながり日記:「つながりを学ぶ読書会」やりました(前編)で、
おすすめしてくれた友人がフジイユウジ (@fujii_yuji) / Twitterです。