相変わらず音楽が好きなんですが、最近あんまり音楽っぽい活動してなかったです。
聴くのも見るのもやるのもしてなかった。
意図的に減らしたわけでもなく。特に理由もなく。
鳥人間コンテストの着水寸前みたいな緊張感もなく。
iTunesの曲を聴いたり、
ラジオやテレビで流れる曲くらいはもちろん聴いてたし、
「おっこの曲カッコい〜」という曲にも相変わらず触れているんですが、
ライブハウスとかスタジオとかに行く機会は減ってました。
去年の12月にライブをひさしぶりにやって、
その後は人のライブにも行かなければ、自分はライブどころかリハーサルスタジオにも入らなかった。
楽器にはちょいちょい触っていたものの、漠然とちょろっと数フレーズ弾いて終わりくらい。
以前みたいに1時間くらいの練習をほとんどしていないし、
むすこの歌うアンパンマンの歌の伴奏くらいしか弾いてない日もあった。
「あんぱんまんはきみさ〜げんきをだして〜」のやつね。
「楽器やめる人ってこんな感じでやめるのかなー」
とか、実はちょっと思っていた。
折しも30代半ば。
周りでも音楽を、バンドをやめていく友達もいる。
そんな中、ここ1週間くらいでなぜか音楽活動が増した。
正しくは増やした。
そんな中、久しぶりの友達にお誘いいただいて特撮というバンドを見に行った。
同じ友達にお誘いいただいてCOALTAR OF THE DEEPERSというバンドのライブを見に行った。
それと、5カ月ぶりにスタジオに入ってバンドでがちゃがちゃやった。
それぞれ別な日。言い訳しないで行って良かった。
結論としては、
音楽やっぱりたのしーなー。やめられんなー。
である。
これを書いてる今もギターを弾きたい(じゃあ弾けよ。はいそうですね。)
高校生くらいの時はほんとにギターが弾きたくて弾きたくて、
寝るまでギター弾いてたり、なんとかトイレで練習できないかと思って試したり、
風呂に入ってる時も水の負荷をかけながら手を動かしたり指のストレッチをしたりした。
その頃とは
今回ライブを見た2バンドは好きなバンドだし、
ライブハウスの雰囲気や音も好きだと再認識。
近年ライブハウスよりもフェスとかにたまーに行くこともあったんですが、
ライブハウスやっぱりイイ。
「生」の大事さ、「生」の良さを改めて感じた。
ライブハウスに行ったことが無い人がもしいたらぜひ一度おすすめしたい。
有名な人のじゃなくても、ちょっと好きなくらいのアーティストさんとかでいい。
例えば「あなたのCDも本もひとつも持ってないけど、ファンです。」という
PentelCityの菊地成孔さんインタビュー
にあるような「ゼロ円ファン」状態のアーティストさんを見に行ったりしてみるとイイと思う。
きっともっと好きになるから。
そして何かを好きになるって幸せなことだから。
これからきっともっと音楽で幸せになる時代が来るよ。
また昔と違って、ライブ見て超うまいな〜とかいい曲だな〜とかさすがのMCだな〜とかえっあの曲がこんな斬新なアレンジで!
で終わるのでもなく、
見終わってから検索しだすといくらでも何かしらが出てくるじゃないですか。
wikipediaや公式サイトはもちろん、
バンドのtwitterやら個人のtwitterやらFacebookやら検索しちゃったらもういくらでも出てくるんですよ情報が。
ここも含めて楽しい。
アーティストとつながれる場所が増えたなー、と思った。
あとね、スタジオが楽しかった。
いつもの2時間練習なのに、声は出ないし肩は痛くなるし衰えが隠せないんだけども、
でっかい音出して、間違えるスリルを味わって、近況とか話して、
なんというか課外活動。趣味。
スポーツとかやってる人はそちらで楽しんだり発散するのかと思いますが、
当方スポーツ苦手、趣味は料理と読書と音楽なものでやっぱり音楽だな。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
ちゃんと音楽との距離を計ってこれからもずっと音楽を楽しみたいなーと思った。