うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

画像解析とか、AIやらなにやらについて思ったことをつらつらと。

2023年3月27日現在、
世間ではWBC旋風が吹き去り、
ChatGPT旋風が今も春の嵐のように吹き荒れております
(あと水卜麻美ロスと中村倫也ロス?)。


明日28日、とある勉強会があるんですが、そこの宿題が今回
「自社または自社で考えられる画像解析、顔認証をディスカッションできる程度に考えておく」
ということで、いろいろ考えてみたメモです。


以下、長文乱文失礼しますー

画像解析、顔認証

私の場合だと、以前技術系コミュニティに参加したときに
とある不動産ベンチャーの方が話されていたことを思い出します。


「間取り図から間取りの情報を抜き出してDBの各間取り項目にチェックを入れる」
というような話だったんです。
例えば「1K風呂トイレ別、収納あり、角部屋、和室」とかですね。


不動産(特に住宅)はものすごくタグ付けする項目が多いんですよ。
以前某大手不動産会社さんのシステムにデータ登録するCSVの書式を
仕事で触ってたことがあるんですが、
後から後から項目を付け足したような印象的な書式でした。


私は駐車場の事業をやってる会社に居ましたが、
駐車場だけでも場所はもちろん、
幅、高さ、全長、車高、車両最低高、タイヤ幅から
過去どの車種が入ったか、みたいな情報をひたすらデータ化して、
なんとか検索できるようにしておりました。
「衛星で全部データ撮ってなんとかしてよ!」
と思っても、都心の単価の高い駐車場は立体駐車場で衛星では見えなかったりするんですよね…

画像からテキスト化やタグ付けなどなど

画像からテキストやタグやDB項目に落とし込めるという意味では、
LLMが得意な文章の要約に近いところなんですよね。
画像ができるということは映像や音声を元にしてタグ付けができる!
これはたいへん楽しい^_^


「なんでもデータにできて、タグ付けできるなら、
 どんな使い方をする?」
というのはおもしろいテーマですよね。


そういえばこの前、お昼にやよい軒に行ったんですよ。
食券を買って席につき、
スマホにアプリを入れつつ料理を待って、その後ごはんを食べました。


飲食店でも個別席にカメラがあったり、
会計時にカメラ前を通過するだけで満足度調査が済んだりするのかも。
アプリと連動したりするのかも。
と思うと楽しいです。
MAっぽいような自動フォローもされたりするかもですね
(そのシステムと基幹システムのデータ連携はぜひ弊社のプロダクトで…、とか思いつつ)


そんな細かいことしないで、
一斉配信のクーポンでも配ったほうがコスパよいのかどうなのか。
このへん、コミュニティも絡んできたりするとより楽しそうですね。

メタリカの話

もう一つ
数年前のSalesf〇rceさんの年次イベントで、
メタリカというバンドが演奏したんです
(サンフランシスコでのイベントのアフターパーティで演奏。
 行きたかった…。高校生くらいからメタリカ好きです私。)


アーティストは顧客エンゲージメントがあってなんぼですからね。


ファンの顔と個人情報が一致するのはもちろん、
物販やチケットの購買履歴やらなにやらデータが連動したり、
コンサート中に誰がどの位置にいるかまでわかっちゃうようになるのは、
技術的にはもうできるんですもんね。たぶん。


昔だったら小さいライブハウス規模でないと
「顔と名前が一致する」なんてことはなかったんだと思いますが、
何万人の顔と名前が一致して、全ての関係性がデータ化される。
すごい世の中だなー。


「人気商売」みたいな言葉の定義が変わってきますよね。


SF小説の「1984」を思い出すような怖さもありますが、
とても面白い未来が近づいてるなー、と思うんです。

超似てる双子とかね

乗り越えないといけない壁の一つが
「超似てるふたご」とかだったりするのかな、とも思いますね。
実際まだ今のスマホレベルだと
双子の判別できなかったりするし。


知らぬ間に巨額請求が来たりしてね。
弟が兄を追いかけたりして。
ああ、そう思うと防犯目的の利用とかも進んだりするんですかね。


あと、悪意を持った大怪盗が、
本物そっくりのフェイスマスクを使ったら?とか、
そいつが本物のルパンだー!とか、
トムがクルーズでミッションがインポッシブルだったらやっぱり騙されちゃうのかしら?とか。
いろいろ考えますよね知らんけど。

皆さんどう思います?

こんな感じの未来がすぐそこまで来てるんだよなー、と思いますよね。
不気味と思うか、便利と思うかは個人の意識の問題ですよね。


とある勉強会用に書いてた文章なんですが、
なんか書いてて楽しくなってきたので、
こっちにも載せておきます。


一九八四年 (ハヤカワepi文庫)

小中学生のためのスマートフォン依存症チェックリストを作ってみた。

**小中学生のためのスマートフォン依存症チェックリスト
1.過去1年間に、あなたがスマートフォンを使っていて人や物とぶつかってしまったことがある


2.過去1年間に、スマートフォンを使っていて気づいたら時間が過ぎてしまい、約束等に遅刻したことがある


3.スマートフォンを使用できないと不安やイライラを感じる


4.宿題や勉強をしているときにスマートフォンに触ってしまうことがある


5.スマートフォンの使用により、友人や家族からの信頼を失ったことがある


6.通知がないことを知っていてもスマートフォンを確認することがある


7.暇な時間があると、InstagramTikTokYouTubeなどのソーシャルメディアアプリを見てしまう


8.寝る前にスマートフォンを見ていて、翌朝起きるはずの時間に起きられなかったことがある


9.過去1年間に、スマートフォンの使用により、宿題などのやるべきことができていなかったことがある


10.友人や家族との集まりよりも、スマートフォンの利用を優先したことがある


3〜4項目くらい当てはまれば、スマートフォン依存症の入り口にいると思っていいのではないでしょうか


※医師や専門家の作成したものではなく、個人の見解ですのでご注意ください


**中島らもさんの「今夜、全てのバーで」のアルコール依存症チェックシートの話

今夜、すベてのバーで 〈新装版〉 (講談社文庫)



なんでこの「小中学生のためのスマートフォン依存症チェックリスト」を作ったかと言いますと、
こどものスマホ依存、スマホ中毒みたいなことに興味があるんです。
なんというか、50年後くらいの世界を左右すると思っている。


で、昔読んだ「今夜、すべてのバーで」って言う本を思い出したのが、このチェックリストを作ったきっかけ。


「今夜、すべてのバーで」は、中島らもさんが書かれた小説。
主人公は18歳から毎日ボトル一本のウイスキーを飲んでいて、35歳でアルコール中毒で入院する。
文筆家で頭もいいのに、アルコールがやめられない。
ひどい時にはまったく食事がとれずハチミツと牛乳で栄養補給しつつ、それでもアルコールを飲んでしまう。


そんな小説の中に出てくるのが
WHOのアルコール依存症チェックシートなんです。


10個の設問を見ていると、どれだけ止めるのが難しいか、止められないことで被害にあっているか、という内容が含まれている。
この「被害があるか」っていうのはポイントだと思っている。


どんなに不利益を被ってもやめられないんですよ。


**中毒や依存症で思い出すこと
「中毒」っていうと思ってアヘン戦争の話を思い出す。
1840年頃のこと、国民をアヘン漬けにされた清国が怒ってイギリスからのアヘン二万箱を焼却したのが引き金になって戦争勃発。

 

その前からの積み重ねもあるけども。

映画とかまんがみたいな荒唐無稽っぷりだよね。
それいったい何京リベンジャーズやねん。言うて。


**スマホ依存症の話
スマホは、麻薬のように持っているだけで捕まるものではないし、
アルコールやタバコのように体に直接の害があるものでもない。
しかも、アルコールやタバコほどではないけど簡単に手に入れることができてしまう。
この状況はまだまだこれからスマホ依存症を増やしていくんだろうな、と思っている。


「デジタルツイン」という言葉を聞く機会が増えてきた。
現実社会が写し鏡のようにすべてデータになっている社会。

世の中の「面白いもの」は全てスマホから簡単にアクセスできる。
スマホを使うな、というのは、「世の中の面白いものにアクセスするな」と言ってるのと同じ意味になってしまう。
素晴らしいものにはどんどん触れてくれていいのに。


だからこそ、この問題の解決は難しいんだろうなー。
こどもたちには単純に面白いものだけでなく、価値あるものに触れてほしいなー、と思う私です。

安宅和人さんの「イシューからはじめよ」を読んで。

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

たまたま行った読書会でもらった本が、
たまたままったくそっちと関係ない友人の大のおすすめ本で、
読んでみたらまあこれが素晴らしい本で、
ちょっと待ってもっと早く言ってよーって思ったんですよ。


わたしー、本の気に入ったページを写真で撮りまくるタイプの人じゃないですかー、
で、しかもー、一家の写真をクラウドに上げてるんですよー、
だから今もう我が家のクラウドアルバム的なやつにはこの本の写真がいっぱい。
たぶん後で怒られる。


さておき。


世に問題解決や自己啓発の本は数あれど、
この本のメッセージはたいへん素晴らしく突出しています。
序章の最初の「常識を捨てる」というブロックに出てくる箇条書きのいっこめ。
「問題を解く」より「問題を見極める」です!


最初この「イシュー」って言葉がうまく飲み込めなかったのよ。
「課題」「問題」とかって読もうとするといまいちで、
「これから良くしていくべきテーマ」みたいな捉え方が良いのかも。


重大な結果をもたらすテーマで、かつ、
解決できるテーマ。
答えが出せる問い。


誰でも秒で答えられるものはイシューじゃないし、
誰にも解決できないものもイシューじゃない。
問いを出されて答えるんじゃなくて、
まずその問いが本当に答えを出すに値する問いか考えるんだよ、と。


そいえばこの前わたしがリーダーをやった
“DMS Cube祭り2023”と言うイベントで、誰かのお話しをきっかけにして、
「手元のデータが全てだと思ってはいけない。
 必要なデータがあるかどうかが大事。」
みたいな気づきがあったんですよ。ちょっと似てる話な気がする。


なんとなくさ、仕事してると
「このへんが課題でーす」とか「このデータ使って分析してー」みたいなこと言われる場面がありますが、
そもそもその「課題」って、解決すべきもの?みたいなことを考えさせてくれるんですよこの本は。


いい本っぽいでしょ?
いい本なのですよ。

どんな本なの?

イシューの考え方や「結果を出すことにこだわり無駄を省くこと」
といったことが最初に書いてあって
そのあとの仮説を立てて、ストーリーライン、絵コンテ、みたいなものを作って、
そこから人に見せるアウトプットを作る話までが書いてある。そんな本です。

こんな人におすすめしたい本でした

・結果を出さないといけない仕事や研究をしてる人
・一回この本読んだけどどんなんだったけなー、という人
・自分がやるべきことがわからないなー、と思う人
・自分が与えられた仕事が結果につながるか疑問を持ったことがある人
・「業務改善案考えて」と言われた人
・「業務改善案考えて」と言われてないけど、なんか仕事に無駄が多い気がする人
・課題からどうやってアウトプットを作ればいいか悩んだことがある人






ちなみに上記読書会というのはつながり日記:「つながりを学ぶ読書会」やりました(前編)で、
おすすめしてくれた友人がフジイユウジ (@fujii_yuji) / Twitterです。

私は10年前低体温だった、という話。

34歳男性、低体温から脱却するためにやってる4つの実験。 - うさみ日記
みたいな記事を10年前くらいに書いてたんですよ。

低体温の話

30代前半頃の私、
体温が35度台の日がずーーーーーーっと続いていたんです。
頭もぼーっとしてたし、


今(2023年2月10日時点)、
体温を計ったら、
36.4でした。
最近はいつ計っても35度台ということはほぼない。


そういえば、コロナ禍以降は体温を計る機会が増えたけども、
36度がふつうになっていた。


ちなみに、
低体温34歳男性はその後36歳で低体温じゃなくなって、その後。 - うさみ日記
によると、36歳くらいの頃も体温はこのくらいらしい。
体質、変わるもんですね。
今35度前後くらいの人、あきらめずに体温上げていきましょう。

最近やってること

・冬場は湯舟につかる
・食べ物にしょうがをちょい足ししてみたりする
・3日に3㎞くらい走ったりする
・時々思い出したようにストレッチや筋トレをする
とかかな。


走る習慣は2021年7月くらいからスタートしていて、
今年は年間365㎞くらい走ろう、とゆるく思っている。
ちなみにとある友達は一か月でこのくらい走ってたりするのだけど、
健康のためのジョギング/ランニングって人と比べるものでもないなー、と思うこの頃。


走ると体を血が巡っているのを感じられます。
毎日通勤してたころは、それだけで体重体系キープできるくらいの運動になってたっぽいけど、
それだと体温は上がらなかったのよね。
ところが15分くらい走るとやはり体温上がる。


最近は、筋肉もぜい肉も増えて体重が若干増加している。
このペースで増えると、100年後には私の体重は160㎏くらいになる。
それはちょっと重すぎる。
ちょうどいい感じに調整できるかしら。



■低体温の34歳シリーズ一通り
低体温だ!と気付いた34歳男性。 - うさみ日記
低体温その2。レコーディング低体温対策はじめました。 - うさみ日記
低体温その2。レコーディング低体温対策はじめました。 - うさみ日記
34歳男性、低体温から脱却するためにやってる4つの実験。 - うさみ日記
低体温34歳男性はその後36歳で低体温じゃなくなって、その後。 - うさみ日記

2023年の仕事のこととか私事のこととか

やあやあみなさんこんにちはこんばんは。
宇佐見直人です。
今年で45歳になります。


2023年ですね。


誰かと話している際によく、
「いやほんと一年ってあっという間でなんも覚えてないくらい」
なんて言ってますが、
実際そうも思ってなくて
「ああ、2022年もいろいろあった充実した一年だったな。」
と思っております。


いい感じに濃くて、いいかんじに味わい深い一年でした。
ありがとう2022。
おれ、お前みたいなやつ、嫌いじゃないぜ。


さて、
今は珍しく自宅に一人でいて、
これを書いています。
お正月は何かと外出が多く、やっと落ち着ける時間。
いろいろ振り返りつつ、これを書いています。


昨年を振り返る



最も印象的だった出来事は、
ノヤン先生こと庭山一郎先生の森に行ったことです。
2021年にPardot界隈の仲間と「行こう!」と言ってたのに自分は行けなくて、という頃から、いや、その前から、ずーっと行きたい気持ちを募らせていた。


ついに行けて本当に嬉しかった。
そして、嬉しいだけでなく、体感する学びがあった。
庭山先生とは、その書籍を読んだのが最初で、
Pardotのユーザー会に登壇してもらったりもして、
その存在を知ると同時に森を知り、行きたいと思っていた。


ただ森に行った、とか、仲の良い友達と日帰りで旅行に行った、というだけの話ではなく、
なんというか自分のOSがアップデートされた感じ。
言葉にするとだいぶ陳腐になるので、書きません。
というか言葉に表せるほど整理もできてません。書けません。


何かの折に思い出す風景が一つ増えた、
貴重な体験でした。


自分を幸せにするために周りにいる人を幸せにする、
というのは私がたまに言うことなんですが、
その考えは間違えていない、と思いを深めた週末でした。


二つの読書会


フジイユウジさんが土曜朝にやっている読書会と
日比谷尚武さんが秋頃複数回やった読書会に参加した。


フジイさんのほうは読む本自由で、
同じタイミングに本を読み、話せればDiscodeTwitterのスペースで雑談する。
参加者はいろいろ。
在宅が増えて、電車に乗る時間が減ったぶん、読む時間が確保できるのはありがたい。


と言いつつ、タイミング的にジョギングに出ちゃったり、朝食を作ってたりもしたけども。
本を読み進められるのはありがたい。
今年もぜひぜひ参加したい。
なんというか、気持ちのいい人の近くには気持ちのいい人が集まるもんですね。


あと、日比谷尚武さんのほうは、
一冊の本を参加者6名で読んで、
担当する章を深く読んで発表したり、
そこから思索を深めたりする、というもの。


こちらは数回で終わりになったけど、
その後もちょこちょことメッセージの交換を続けていたり、
交流をほそぼそできたらと思っている。


「共通の課題感を持つこと」「アイデンティティサークル」などなどを学んだ貴重な場だった。
問題解決は、解決することだけが大事なのではなくて
そこに至る過程も大事なのだと改めて学んだ。


あ、あと、伊藤希美さんや金子宗史さんや萩原雅裕さんと「会って、話すこと。」の話をTwitterスペースでしたのもいい思い出です。
著者の田中泰延さんや編集者の今野良介さんが入って来てくださったのもありがたかった。


話すこと、書くこと、アウトプット、を久しぶりに意識する、いい機会になった。


あ、読書ネタで言うと、2022ベスト読書は
アンディ・ウィアーさんの「プロジェクト・ヘイル・メアリー」です。
読んだ人と語り合いたい!
読んでない人にはネタバレしたい!


「ぜったい読まないからネタバレしていいよ」
と言う人がもしいたらお付き合いいただきたい。、


コミュニティ活動いろいろ


コミュニティとコミュニケーションに重きを置いた一年だった。


元々自分では人との交流が上手なほうではないと思ってるけども、
いろいろな人の力を借りつつ、それなりに自分のためにも相手のためにもなる場やコミュニケーションを提供できたのではなかろうか


今、自分のホームと言えるのはDMS Cubeです。
活動の軸を太くできて嬉しい。
今年もより楽しくより学びになるようにしていこう。
自分自身のDataSpiderやHULFT Squareの知識を増していきますし、
界隈にいろいろな使い手がいるのもわかってきたから、
その方々と楽しく交流したいと思います。


まずは3月3日のDMS Cube祭りだ!


そして、その他もいろいろ活動したな、と思う。


RPA Communityさんであったり、
nestさんであったり、
社内のいろいろな活動だったり、
Pardot界隈だったり、
BBMGだったり。


対面では会った事ない人に会えたり、
久しぶりに会えた人がたくさんいたのもうれしかった。


あ、あと子供つながりで知り合った方々との交流もちょこちょこあった。
同じ属性をアイデンティティサークルに持つ人と集まると、
いろいろ考えるきっかけになっていいよね。


OSUSOWAKE さんの活動に触れたのも2022からだった。
SDGsってまだ遠い言葉なんだけど、
フードロスとかCO2とか、身近なところからちょっとずつ未来に貢献できたらと思う。

 

 

いわゆるコミュニティ活動だけでなく、これからも、いろいろな人と関わりながら生きていきます。


運動と健康と料理


家族がコロナに3回もかかったのに、
自分は一度もかからない、という幸運な年でした。


接客業の友達に以前
「なんでそんなに日々たくさんの人に会うのに風邪ひかないの?」
と聞いたら
「手洗いうがいとか、基本的な事をするのと、
目、鼻、口に手で触らないこと」
と言われて、それを実践してるからかもしれません。


ジョギング?ランニング?的なことも継続できた一年でした。
一昨年の7月から始めたから、ちゃんと一年継続したのは今年が初めて。
濃厚接触者だった時期は外に出なかったのでリズムが途切れたりしたけど、
今年はもうちょっとだけレベルアップしたいと思う。


料理については、とにかくこどもにたんぱく質を摂らせるのを念頭に置いていた。
誕生日とかのイベントごはんもハズレ少なく作れたし、
キャンプには2回行ったけど、アウトドア料理も楽しく美味しく作れている。
もうちょっと人に食べさせたくなる料理を増やすのが課題かな。


今年を考える


2022年の仕事のこととか私事のこととか - うさみ日記
が、去年の年始に書いた記事なのだけど、
印象的なのは、締めに書いた文章です。



さらにうさみさんっぽい人に、なろうと思うの。
二年前くらいはおせっかいなおばちゃん的な人になろうとしていたけど、
ちゃんと自分らしくいようと思う。
自分らしく前を見て、
自分らしくミスをして、
人に迷惑をかけたり迷惑をかけられたりしながら、
這いずり回って前に進もうと思う。


弱い部分を認め、
ダメな部分もさらけ出し、
それでも、助けられたり助けたりしながら、
前に進もうと思うよ。


これ。


これを書いたから、というわけではなく、
本当にこんな感じで前に進んだ一年だったな、と思う。
ちょこちょこミスもしながら、周りの人と関わりながら、前へ前へと進んでみた。


まさに上に書いた通りの一年だった。
いい面も悪い面も素の自分が出ていた。
良くも悪くも素の自分。
得意不得意。
得手不得手。


得意なことだけやっていたら楽だし楽しいのだろうけど、
そこだけやるわけではなく、
やるべきことをやりながら得意を活かすのが今年かな、と思っている。


得意をがんばって伸ばしつつ、
不得意なことをミスが少ないように進めるのが今年の目標にしよう。
よりうさみさんらしく。


あと、
2022は、というか、ここ数年はインプットやアウトプットがすくなかったので、
その質と量にこだわっていこうと思う。
人の目に触れるものでも、そうでないものでも。


インプットはセミナーや読書や記事を読むことなどなどと、人と話すこと。
アウトプットは登壇でも記事でももっと軽いおしゃべりでもなんでもよいので、質よりまずは量。


インプット、アウトプット共に減っているのは、
在宅が増えていることで考える時間が減っているのも理由かと思う。
だから、在宅の日でも30分でも20分でいいから、
なにかしら自分のための時間をとろう。


そして、ちょっとだけ2021年より増えたジョギングの距離ももう少しだけ伸ばす。
あ、距離と回数。
スピードはあまり意識せず、その時々でちょうど良く走れればと思う。

 

ざーっと書いてるので誤字等ありましたらごめんなさい教えてください。


2023年1月3日に。日野の自宅にて。
写真は先日行った旅行でお目にかかった富士山。

 

f:id:naoto_usami:20230103133429j:image

「働く」をアップデートするために必要なマインドセット


2022年12月19日に、セゾン情報システムズのオウンドメディア「Color is」のイベントで、
澤円さんの登壇を見てメモを取ってましたので、
ここに載せておきます。


※掲載にあたり内容を見直しておりますが、個人のメモを元にしていますのでマチガイ等あるかもしれません
 気づかれた方はコメント欄やSNS等でお伝えいただけると助かります。

澤さんの自己紹介

いろんな会社の業務委託でいろいろなお仕事をしている。エヴァンジェリストとしての活動や、最近だとvoicy なども。

Madoka Sawa / 澤 円 (@madoka510) / Twitter

Voicyはこちら。
Madoka Sawa「澤円の深夜の福音ラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム


タグ
#テクノロジー全般
#サーバセキュリティ
#ビジネスマネジメント
#プレゼンテーション
#コミュニケ―ション
#マネジメント
#多拠点生活
などなど

世界にリセットがかかった話

COVID-19により世界にリセットがかかった


…25年ぶりのリセットと思っています


25年前のリセットとは?
1995のインターネット登場


リセットは「世界同時」に起きて「世界が変わった」
インターネットは世界を変えた


COVID-19もそのくらいのインパクトがあった
・移動が自由にできない世界になった
・人類に残された道は「データ&通信」
 在宅の浸透
 2020年がリモートワーク元年だった

 
・澤さん自身は2008年くらいからリモートワークをしていたので、
 社内で「はぐれメタルスライム」(社内にいるのがとても珍しかったので)と言われていた


・COVID-19により 「会社にいることと仕事をすることが切り離された」
・デジタルは人類のインフラになり、ECサイトの利用も増えた

データについて

COVID-19以降ECサイトの利用がさらに加速した


「人は『コンテンツ』を買っている」と言える
人は、ECサイトで買い物をしているわけではなく、
購入した証拠の画面とメールが届くだけ
物が届くのは後からなのに、
ECサイトやそれを取り巻く仕組みが信頼されているので成り立っている


新しいレストランを見つけたら?いきなり入らずまず検索しますよね?


人類はデータを信じる生き物になった
だからECサイトにクレカ情報を入れる
だからレストランに入る前に検索する


・映画「イージーライダー」のセリフ
 「地球にはすでに宇宙人がたくさんいる」
 「彼らは、社会が進んでいて、戦争も通貨制度もない」
 「指導者はいない。全員が指導者だ」
 「高度なテクノロジーのおかげで、日常生活は競争なしで満たされている」 


イージーライダー公開当時、1960年台のアメリカは疲れていた
ベトナム戦争からヒッピームーブメント
「愛と平和」「自由」
→その後のシリコンバレーが隆盛し、人々はテクノロジーを信じた。


アポロ計画に必要だったものは?
シミュレーションだった
「データが信用できなければロケットを飛ばすことはできなかった」
コンピュータはまだ処理能力が低く、人も計算した
適当に飛ばしたら火星に行った、では済まない世界


月に行ったアポロ11、どうにか帰ったアポロ13
→これはデジタルツインの原型と言える
 実態とデータが同時に存在する


F1のピット内を見学したことがある、分析チームはイギリスにいて、車体や環境の情報をリアルタイムに分析している
「このままのペースでは最後までもたない」というのはリアルタイムに分析されている


14.9倍、という数字がある
これは、2012年から10年間でのデータ増加量
 

フロッピーディスクの容量はは1.4MBだった
2020年、人間は毎秒1.7MBのデータを生み出していたし、これからも増える
 

データになっていないとこの世に存在しないも同然
今やマサイ族も携帯を使いながら狩りをしている
 
 

WEB3.0,個の時代 NFT、DAO、メタバース

人類の経済エコシステムの発展
金本位制→国家信用本位制→技術信用本位制(ブロックチェーン
と考えている


ブロックチェーン技術はデータを信じる世界のインフラ

DXってなんだろう?

・DXは業務の効率化のことではない(それはデジタライゼーション)
・事業そのもののデジタル化がDX


DX人材とは?
デジタルネイティブ」とは限らない
(強い候補ではあるけど)
デジタルネイティブは「デジタルでないと耐えられない人たち」と言ってもいい


経営の三層構造を考えてみましょう
・社会貢献=経営者視点 (社会貢献せずに金儲けしたら?それは犯罪になりますね)
・仕組み化・運用=マネージャー視点
・タスク運営=現場視点


経営者は全体像が見えている
マネージャーは内部構造が見えている
一般社員は「解像度が最も高い世界」が見えている


例)
ビジネスがスポーツカーなら?
・社会貢献:スポーティーに走れる
 「走る曲がる止まる」と「安全」
 コーナーでのグリップ、パワフルな加速etc
 
ビジネスがトラックなら?
・社会貢献:多くの荷物を運ぶ
 「走る曲がる止まる」と「安全」
 最大積載量、加速、耐久性、操作の容易さ


「走る曲がる止まる」と「安全」の部分はどちらも変わらないが、
社会貢献の目的や、詳細な部分が異なる。


「荷物が大量に乗るスポーツカー」も「時速300㎞のトラック」もいらないよね?


それぞれが見ている世界に「興味」を持ちましょう
社会貢献的なミッションは「きれいごと」に見えるが、
「きれいごと」を本気でやる人が強い。


「きれいごと」すなわち「ミッション」であり、
ミッション達成のためにデジタルを使おうとする人が"DX人材"


GAFAマイクロソフトは強い
なんで強いかというと、末端まできれいごとを本気でやろうとしているから
きれいごとにコミットできていない人はパフォーマンスを発揮できない

閑話休題:格闘技で最も大事なことはなんだと思いますか?

「知っていること」です
自分ができること、自分ができないこと
相手ができること、相手ができないこと
を知っていると強い


ちなみに、人体は右脇腹が弱いので左手で右わき腹をパンチしましょう。すごく嫌われます。
肝臓が衝撃を受けて動けなくなる

DX人材的な仕事の仕方

自分にできないなら、誰かに助けてもらいましょう


DX人材は
できることを進める
できないこと、人に頼るべき時は頼れる
コミュニケーションを使ってできないことも実現できる
デジタルを活用する
それはすなわち仕事ができる人

顧客のニーズについて

amazonのミッションは、地球上でもっともお客様を大切にする企業であること、です


顧客のニーズを分析するためにはどうしたらいいでしょう?


自動車メーカーのFordは「もし彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう」という言葉を残している。


顧客の本当のニーズを知るには観察と言語化が必要


速い馬ではなく、自動車を作れるかどうかは「仮説」があったから。
そのためには「デジタルを使った仮説を妄想しましょう」。


事例ばかり求める経営者はイノベーションの邪魔になる
おもしろくない
進んでファーストペンギンになりましょう
フェールファスト、早めに失敗しましょう
という話を経営者の方にはしている


イノベーションのためには「抜擢人事」を進めるのもよい
現場には「アイディア」がある
組織には「仕組み」がある
組み合わせて引き上げるのが良い

イノベーションを進めることの阻害要因と対応方法

「べき」と「難しい」を言わないようにしましょう
言い換えをすることで、前に進めるようになる


「べき」ではなく「私はこう思う」と言うことで排他的にならない


「難しい」ではなく「どうすればできる?」と言うことで、議論や思考が継続する。完了しない。


コミュニケーションの際に「なんで?」と問い詰めないようにしよう
「なにがあった?」と問いかけると、「何」に対する回答を考えられる
「どうやったら助けられる?」と聞くようにしましょう。


人はミスをするのが前提


マネージャーの仕事は先回りして道を掃除すること
マネージャーはメンバーと競争しないようにする
マネージャーの仕事は1on1すること、できない理由を探さないようにする


Web3はまだ確立されていないので、できない理由はいくらでもある
どうやったらできるか考えよう


「人間は否定形を処理できない」という話がある


わかりやすいので試してみましょう
「猫を想像しないでください」
→脳内が猫だらけになる

イノベーションのための発想方法

「私はこう思う」をどんどん発信する/させる
発言の際に解像度を上げる習慣をつける
「私は」「あなたは」で会話しよう
「会社は」「チームは」「弊社は」ではなく
「私は」「あなたは」という主語で。


Microsoftでは「We」と言ったら「Who?」と言われた
全員か個人か、誰が言っているのかをはっきりさせた方が良い。
「私」なら「私」


「コア業務」「ノンコア業務」を区別する


コア業務=ミッション達成のための仕事
ノンコア業務=仕事のための仕事(例えば報告書作成)


ノンコア業務はパッケージソフトをそのまま活用すればよい
そのためには、組織やビジネスプロセスをソフトウェアに合わせてもいい


「うちの会社は特別だから病」にかかってはいけない
データは直接見る文化が重要


数字は最強
事実とそうでないものを分けよう


「運用でカバー」は悪魔の言葉
ちゃんとしようとすると時間がかかるなら、やめることを決めましょう
「意味の薄い移動」をやめましょう


時間は貸し借りするもの
時間は増やせない
一人限り一生は一回
もし2回目の人がいたら教えてください


PDCAのPを最小にし、DCA、特にDoしましょう


イノベーションとは「新結合」と日本語では書かれます。
例)UberEarts:街の飲食店、スマホ、移動手段を組み合わせたもの


10万円のシャツを買ったとしても、
シャツだけでは外を歩けない
おしゃれな人は組み合わせがうまい
「知識」「経験」に「冒険心」が必要


ここから学ぶことがある
磨くのは「スキル」よりも「センス」
センスはアウトプットしないと磨かれない
センスは自分から発信することで磨かれる
人の発信をポジティブに評価する


視力検査で使う「円環が欠けている図」の、
かけている部分は説明できるが、丸い部分をどう説明するか
太さ?半径?
欠けている部分の説明はできるが、円環の側は説明しにくい


「世界を動かそうと思ったらまず自分を動かせ」と言ったのはソクラテス
自分がまずは動きましょう


法律さえ守ってればあとはなんでもいい
この世は選択肢に満ちている


とはいえ、選択肢が多すぎて悩むこともある
思考のトレーニングをしましょう

イノベーティブな仕事の進め方

例えば荷造り
旅行には何が必要か、よりも、旅先で何をしようか
を考えて必要なものを用意するのが上手な人
「自分ができることに集中する」
のが大事


コントロール可能/不可能、重要度高/低のマトリクスを書こう
コントロールできて重要なことはやる
コントロールできて重要ではないことはあとでやる
コントロールできなくて重要なことはコミュニケ―ションの力で解決しよう
コントロールできないし重要なことはやらなくてもいい


コントロールできず、重要なことはじっくり観察し、必要なら助けて!とも言おう


amazonNetflixは最初は狭い事務所でたいへんな苦労をした
起業家が答えないといけない質問「Why You?」というのがある
「情熱」をパワーにしよう


Q&A

Q1.澤さんの「個人力」を愛読しています、発信が大事だというお話がありましたが
コロナ禍で出社が少ないこともあり、一緒に働いている人が何を考えているかわからない状況があります
自分から進んで発信することはできるのですが、
発信してもらう、引き出すためにはなにができるでしょうか
→他人が何を考えているかはわかりません
 ただ、相手の発言を引き出すためには
 まずその人が好きになることは何か知ることです、
 そこに向けて発信する
 そして、ポジティブフィードバックをしっかりすることです
 ミッションをわかちあいましょう
 世界はコミュニティ化していきます。Week tiedという言葉もある。
 

 キャンプに行かれる方、いますか?
 キャンプの時に「私火おこしします」という人と
 「私火おこしししかしません」という人ではまったく違う
 火おこしして水くみもしましょう


Q2.2008年からテレワークを実践されているとのこと
上の人が出てくるから出社が多いのですが、
なにかテレワークを進めるにはどうしたら良いでしょうか
→会社に行くのを止めましょう
 私(澤さん)自身はクラウドのツールの会社だったこともあり、
 自分が出社しなくても仕事ができる、ということを証明したかったのもある
 

 会社に行くことと結果には相関関係がない、というのをまずは理解し、理解してもらいましょう


Q3.センスのある着こなし、組み合わせを見つけるにはどうしたらよいでしょうか
→これは概念的なお話?具体的なお話でしょうか
 センスのある着こなしのためには、お手本見つけて、試してみて、自分を観察しましょう
 体のつくりがお手本と違いすぎると失敗します
 あとは色々フィードバックを受けましょう
 時にプロの手を借りるのも良いでしょう


Q4.自分では考えないイエスマンを自分で考える人に変えるには?
→それは、無理です
 自分を変えることはできますが、他人を変えることはできません


 できることがあるとしたら、天照大神のいる天岩戸の前で歌い踊るように
 周囲で歌い踊りうらやましがらせましょう
 周りの人がみんな自分で考える人なら、考えない人は危機感を持つはず

 
 厳しい評価するのも手です
 何をもって評価するかを明確にする
 

 みなさん子供のころ「勉強しなさい」と言われて余計にやる気がなくなったことがあるのでは?
 「自分で考えろ」と言うだけでは変わりません


Q5.抽象的な質問ですが、これまで苦労したことはありますか?
→できないことを自分でやろうとしたときは苦労しました
 例えば道を覚えられない
 なので道案内を頼むか、タクシーに乗るようにしています
 また、計算がニガテです。、
 自分の会社の数字を桁レベルで間違えてしまう。なので得意な人に頼むようにしています。


Q6.顧客のニーズの分析・言語化が大事というお話がありましたが、難しいと感じています
→難しいと言っちゃいけないって言ったでしょうw
 「あなたはどんな世界だと幸せですか?」と聞くのが良いと思います
 相手が考えるとヒントや答えが出てくるので、会話しましょう

 
 また「何食べたい」という質問をすると、「なんでもいい」という答えが帰ってきます
 「何がイイ?」ではなく「濃いのと薄いのどっちがいい?」「和、中、洋どれがいい」など
 選択肢を持たせると、話しやすくなります



ここまでが澤さんのお話のメモです。


以下、プレゼン技術というか、澤さんのお話で印象的だった点

・自分にタグ付けしてどういう人かわかってもらう、セルフプロデュースの上手さ
・映画や偉人の言葉の引用による権威の活用
・「覚えて広めてください」
 「考えてみてください」
 「手を上げてください」
 「どんどん発信しましょう」
 のような行動を促すワードにより、聞いた人の変容を促す
・ユーモアの使い方。常識を裏切る話をしてハッとさせる
・印象的な写真を使う
・実際に見たものや、自分で撮った写真も時に使い、説得力を増す

自動化の話と、DMS Cubeっていうかコミュニティの話っていうか学びの話、など

この記事は
"RPA Community アドベントカレンダー 2022"
の12月10日の記事です。


昨日は
百合宮桜さんがQiitaに書いた
Power Pages ちょっと迷子になった3か所の「コードの編集」ボタンとヘッダー/フッターのテンプレート化について - Qiitaで、明日は
新山某さんの
「誰がロボットの首に鈴をつけるか」という話らしいよ。



さてさて、2021年6月に転職して一年半があっという間に過ぎ去りました。
光陰矢の如し。time fliesでございます。


以前いた不動産業界と今いるIT業界の違いや共通点みたいなものも見えてきた。
これを話し出すと長くなるので、ここでは書きませんけども。
ああ、ほんとうは不動産あるあるやITあるあるを高らかに歌いたい。


あ、そうそう、「自動化」というものの解像度も一つ上がってきたこの頃です。
自動化というか、業務効率化?あるいは業務推進?
なんでもいいけど、なにかしらの作業を片付ける方法はいろいろなんだなー、と。
計画する段階から実際に作り上げる段階まで。

なんで自動化するんだっけ?

そもそもなんで自動化するのか。
って、考えてやる人と考えないでやる人がいるんです。


えー、便利じゃーん。
的なモチベーションももちろんありだと思う。
いやいや便利の一言で片づけるんじゃなくてさ。
どう便利なの?という人もいる。


速い
動作が安定する
コストが安い


といった点が便利な点ですよね。
そして、どれを目指すかによって選ぶ手段も違うよね。

どうやって自動化するんだっけ?

今どき、本当に本当にいろいろな自動化の方法がある。
例えばあるある業務の「手元のエクセルから他のエクセルに貼り付ける」とか「Web画面からなにかを取得してどこかに貼り付けて更新」とか


RPAを使う
ETLを使う
人に頼む
どれでも得られる結果はだいたいいっしょだし、
「どれが正解か」なんてことはないんですよね。
不動産を決めるのと同様に、
どこかに妥協して先に進めることになる。


最初は自分の手でやるんでしょうけど、
無料のRPAツールでささっとやるとか、
ETLツールをお金払って使うとか、
人を雇うとか。


どれの場合もいろいろその先選ぶことになる
RPAならPower Automate?Automation Anywhere?UiPath?
どれかツールを入れても、その先にもいろいろな選択肢がある


RPAの面白いところって、同じ業務や作業をするのにも、
別の方法を取ることができ、経験を積むと
どの方法を使えばいいかわかるようになるところだと
Power Automate1年生の私は感じたのです
(ちなみに去年も1年生だった…)


お恥ずかしい話、
Power Automateを使い始めたころ、
ファイルコピペするのに、マウスやキーボードの動作を使って最初はやってたんですよ。
画面のレコーディングを使いまくっていて。


これはひどく安定しないし、そもそもファイルのコピペをするための部品があるんだから、それを使えばいいんだよね。
Power Automateで言うと
・マウスを画像に移動→マウスの移動後にクリックを送信→
Ctrl+Cをキーボードで打つ→Win+e→F4→Ctrl+a→特定フォルダの文字列入れてエンター→tab数回→Ctrl+v
・「ファイル > ファイルのコピー」でコピー
・「スクリプト > DOSコマンドの実行」でコピー
の、どれもファイルのコピーなんですよ。


いやいやちょっと待って、
管理者しかファイルを置けないフォルダの場合はどうしたらいいのー!
みたいな壁がまた出てくるんですけども。
Power Shellなどなどで管理者に昇格してから上書きするのかな。
このへん今度試してみよう。


あと、画面表示が追い付かない時用の「wait」の使い方とかもやってみないとわかんないところでしたね。
ブラウザ開いてWebページ開いて次の動作をする前に
マウスがクリックしちゃってて「ああー!」みたいなこともあった。


それぞれのツールにいろんな使い方があって、
領土を拡張するように、より良い使い方を学んでいく。
独学でもいいし、人に聞いてもいいし。
そうそう、RPAを学ぶならRPA Communityがあるし、
DataSpiderやHULFTを学びたければ[dmscube.com:title]がありますよ。


移動手段の話みたいにね、選択肢がいろいろあるんです。
電車で行くのか、車で行くのか、自転車か。
電車なら各駅停車か特急か、どこで乗り換えるのか、途中に休憩は挟むのか。
日野から横浜に行くのに新宿経由するか八王子から横浜線に乗るかみたいな話なのよ。


いかん話がそれていく。
ツールの使い方と、使い方の学び方、を学ぶといいよね。

学びの話

こういう話って、やってみないとわかんないなー、
と思うんですよね。


ごはん作るみたいなものですね。
「塩少々って何ミリグラムなのよ」
みたいなことを思うように。


これね。
犀の角のように孤独に歩むこともできるんですが、
おともだちと一緒に勉強したら楽しくない?


というところでコミュニティですよ。


コミュニティとか言うと大げさに聞こえるかもしれないけど、
一緒のことをやってる友達がいると心強いし、
「こうこうこういうことがあって」って時に
「あるあるー!」ってなるの、楽しくないですか?


今で言うとSNSに誰かが書いてたらそれにいいねしたり
引用リツイートするとき、楽しくないですか?
コミュニティ運営側からするとここって
「Ohg yeah!コミュニティへのエンゲージメントが増してるー!」
という、いい場面なんですよ。


学校の授業で、同じところがわかない子がいて、
一緒に学んだら楽しくないすか。
ちなみに私はかけ算九九がなかなか覚えられない子で、
何人かで居残りしてたりしましたよ。


昔だったら学校の友達とか塾の友達とか半径数キロメートルの人としか会話できなかったのが、
今や地球の裏側の人とだってHola!とか会話できちゃうのよ。
いい世の中になりましたよね。
それでめんどくさいこともあるけど。


で、私は今DataSpiderとかHULFTとかのユーザーコミュニティの運営に関わってたりしてるんですが、
だんだん仲良くなってきてたいへん楽しいです。
ふつうにごはん食べに行くだけでも楽しい。


あ、そうそうDataSpiderとかHULFTとかのユーザーさんがたくさん集まる
「DMS Cube祭り」というイベントを2023年3月3日にやりますのでよろしくお願いいたします。
ユーザーさんはもちろん、興味あるなー、くらいの人も参加できます。
ぜひぜひご参加くださいね。


そうそう、転職してからというもののいろいろなコミュニティ界隈におじゃまさせていただいてるのもありがたいことです。
HULFT、DataSpiderのユーザーであるDMS Cube
・RPAや自動化や業務改善について学べるRPA Community
・コミュニティマーケティングについて学ぶ
 CMC MeetupやコミュカルやSHIP
・使うのやめてるのにいつまでも遊んでくれてたいへんうれしいPardot界隈
などなど、いろいろなつながりの人々と楽しくお話しております。
たいへんありがたい。


どれもプロフェッショナルな人が集っているんです。
本に書いてあるような価値あることがたくさん学べるし、
皆さん経験を積んでるからものっすごい説得力がある。
自分も発信しつつお互い学べるようにしたいわー。

スキルアップとキャリアアップ

学ぶとどうなるのー?というと、
できることの幅が広がりますよね。
世の中先が読めないので、
学べるうちに学んでおこうかなー、と思っています。


あと、学びあえる関係も増やしていきたいと考えておりますので、
今後とも皆さんよろしくお願いいたします。


ずるずる長い上にあんまり実のない文章だねー。