音楽って結局
「音声データ」
にしかすぎないんだな、ということを思い知るこのごろです。
携帯でダウンロードできたり、
いまもこの記事はPCで音楽鳴らしながら書いてるし。
でも、ライブを考えればまだまだビジネスの組み立て方はあると思う。
ライブがいいのって
「音声データ」
以外の部分だもんね。
空気、熱気、伝わってくる迫力、コール&レスポンス、
間近で見ているという事実。
格闘技にしろ音楽にしろ芸能にしろ
「ライブ」と「記録(データ)」にビジネスは二分化されると思う。
聴覚中心の媒体と、聴覚以外の感覚を多用するライブ。
結局、ライブはなくならないんだと思う。
音楽ビジネスはCDが売れなくなるのとあわせて、
データ販売を進めていくと思うけど、
きっとデータはCDほど売れない。
わかりきったことだけど「データは複製できる」から。
・データ
・ライブ
という二つの軸のうち
「ライブ」を中心に考えると、
データはライブのプロモーションメディアになるんだよね
(イイ曲だからライブを見に行きたいと思わせることができる媒体)。
しかもインターネットや携帯電話といったインフラが整ってるから、
いくらでもライブの情報を配信することができる。
ネットを使ってどれだけうまく
「ライブのよさ」を表現できるかに
これからの音楽業界はかかってるのかもしれない。
「ライブを中心に発展する音楽業界」
なんだかすごく素晴らしい響きだと思う。