吉祥寺駅のカレー屋で食事をしてたら
アニメ映画の挿入曲(インスト)にラップと女声ボーカルが入った曲が有線で流れた。
その瞬間から
サーモンチーズフライカレーを食べながら
いろいろ考えた。
今後
「カレーライス」
くらい普遍的な(ビッグワードな)料理は
もう生まれないんじゃないだろうか。
同様に
もう「ロック」「ヒップホップ」くらい普遍的な(ビッグワードな)音楽ジャンルも
生まれないんじゃないだろうか。
最近の音楽で目にすることが増えたのは
ベストにコラボにマッシュアップ
早い話が「焼き直し」だし
売れるものを見ると話題性があるものか「普遍的な良さを追求しました」みたいなものばかり。
料理に関して考えれば
「革新的」と言われるのは小手先だけのものばかり
結局残るのは王道なんだよね。
とはいえ
まだ音楽には開拓されてない大陸があるかもしれない
歴史がまだまだ浅いから
そこをいくと料理はそろそろ出尽くしてるのかもしれない
新しい定番が生まれないんじゃないだろうか。
それってすごく寂しい話だけど、しょうがないんだね。
満ち足りた世界に生きる人間の贅沢な悩みだな。
22歳ではじめてカレーライスを食べた人がいたとしたら
その感動はとてつもないと思うんだよね。