うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

Formhandlerをiframeで読み込むやつがとっても便利。Pardotの話です。

そんなこんなで相変わらずPardotを使っていますが、まあ便利なお話を教えてもらったのでメモ。
Form Handlerをiframeで読み込むことができるので

簡単に言うと、
iframeのリンク先にPardotのフォームハンドラーを指定して、
問合せフォームに入力された内容をPardotに送りつつprospectデータに紐付ける。
みたいな話。


インフレームにフォームハンドラーですよ。
コレ見て「ああっ!」って言って欲しい誰かに。

ふつうはほら
form→確認ページ→(form handlerで一瞬で転送)→thanksページ
みたいな流れですが
form→確認ページ→thanksページ
   ↓
   iframeでformhandler
って感じです。

そもそもフォームハンドラーってなんだっけ?

フォームハンドラー(Form Handler)ちゃんは
「1.入力フォーム」→「2.確認ページ」→「3.サンクスページ」
みたいな、ありがちな入力フォームの一連の流れの間に挟まって、
情報をPardotに送る、というものです。


これにより、フォームに入力されたemailアドレスと、
そのメアドを入力した端末が紐付いて、
紐付いたあとはその端末で見た該当サイトの情報がわかったりする、
という寸法です。


んで、今までの使い方として
「1.入力フォーム」→「2.確認ページ」→(ここで一瞬フォームハンドラー)→「3.サンクスページ」へリダイレクト
みたいな使い方をしてたのだけど、
今回のiframeを使ったやり方だと
「1.入力フォーム」→「2.確認ページ(ここにiframeのフォームハンドラー)」→「3.サンクスページ」
という流れでPardotにデータを渡す。


これにより、なにが変わるかというと、
・ごちゃごちゃしたスクリプトでデータを渡していてもpostされたデータならなんでもPardotに渡せる
・フォームハンドラーの設定がミスってても、本筋のフォームの動きは問題ない
・不要なデータ項目をPardotに渡さないで済む
みたいな変化が訪れるわけです。


ああ、なんかすっごい伝わってない感じがするけど、
今まで手でパンにバターを塗ってたのが、
「バターナイフ」って存在を知ったくらい便利なんですよ、気持ち的には!

ソースはどんな感じで書くの?

Help | Training | Salesforce
に書いてあるけども(英語ページです。)

<?php
$first_name = $_POST['first_name'];
$last_name = $_POST['last_name'];
$email = $_POST['email'];
$company = $_POST['company'];
$phone = $_POST['phone'];
$zip = $_POST['zip'];
echo '';
?>

ってな感じ。


上の6行で名前、メアド、会社名、電話、郵便番号を受け取って、「echo」から始まる部分で
iframeを表示するためのソースを表示する。という作り。
んで、実際にHTMLとして表示されるのは、

っていうことですよ。
幅と高さが1×1のiframe。これ、SEO的にアリなのかしら?
問合せフォームの先だからいいのかな…。


とかなんとかいいつつ、
実装してみるわけですよ。
この方法だと誰かが作ったよくわかんないフォームだとしても、
確認ページかサンクスページに埋め込んでPardotに情報を渡せるようになる。
とってもべんりー。