うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

さあ、才能に目覚めよう。のストレングス・ファインダーをやってみた話。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

ストレングス・ファインダーってやつがあるのは、前から知ってたんですよ。
そしてそれが面白そうであることも知っておりました。


で、やってみました。


私の上位5つの資質2019ver.は
1. 包含
2. コミュニケーション
3. 着想
4. ポジティブ
5. 個別化
です!
これだけ書くとなんだそれ?って感じなので、
結果のwebページからダウンロードできた中身を一部抜粋します。

1.包含:他人を受け入れることができます。人の輪から外れている人に注意を払い、そのような人を輪に入れようと努力します。


2.コミュニケーション:一般的に自分の考えを言葉に表すのが得意です。話術に優れ、物事を印象的に説明するのが上手です。


3.着想:新しいアイデアを考えるのが大好きです。全く異なる現象に見えるものの間に、関連性を見出すことができます。


4.ポジティブ:情熱的であり、しかも自然にその熱意を人に分け与えることができます。生き生きとしており、他人に活気を吹き込み、やる気を起こさせることができます。


5.個別化:一人一人が持つユニークな個性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。

(以上はストレングス・ファインダーを実施した後のレポートより抜粋)


だそうです。
じっくり読めば読むほど「今の自分」っぽいんです!
10年前でも5年前でもなく今。
もちろんベースのところは変わらないんだろうけど。


読んでいると、この「資質」というやつは、
「ストレングス」というか「ダイレクション(方向性)」って感じがしないでもないんですね。


数年前からPardotのコミュニティなど初めてから「包含」とか「コミュニケーション」みたいなものが強化されてるのと、
方向性がそっちに向かってるんだと思う。


あと、着想とかポジティブっていうのは実はあんまり今までの自分では考えてなくて、
どっちかって言うと皮肉な方だし、
悪い方に転んだらどうなるかー、みたいなことも考えちゃう方なので、
「ポジティブ」って、そうなの?
という気持ちもあったけど、

他人に活気を吹き込み、やる気を起こさせることができます。

という文章を読むと、ああ、たしかになー、と感じる部分もありました。
周りの人がみんな元気で楽しく過ごしてくれてたらいいなー、
って思っているので。

個別化の話

「個別化」についてはもう、本当にあるなー、と思った。
私、大学生くらいの頃から会ったいろんな人に対して
「うっわー世の中ってこんな面白い人もいるのねー!」とか
「なんて興味深い人でしょう!ファンになった!」みたいなことを思うことがたまにあるんです。
そんな「この人のファンになりたい!」と思える面白い人に合うのを心待ちにしている。


「一人一人が持つユニークな個性に興味をひかれます」
みたいなところは本当の本当に本当。
最近もPardotのユーザ会界隈の友達(女性)に
「〇〇さんはダイ・ハードブルース・ウィリスみたいなカッコよさで、
 △△さんはターミネーターアーノルド・シュワルツェネッガーみたいなカッコよさなんですよ」
みたいなことをお伝えしたことがある。
リアクションが微妙で楽しかった。


あ、今思えばこの表現自体が
上に書いた資質の結晶みたいね。
・「包含」なコミュニティで知り合った人たち
・「コミュニケーション」でくだらないたとえをしたり
・「着想」で賢い人を映画俳優にたとえてみたり
・「ポジティブ」にいかに強いと思ってるか伝えたり
 (マッチョすぎて嬉しくないかもしれんけど…)
・「個別化」でそれぞれの良さを分析してみたり


ということでストレングス・ファインダーおすすめです

はい。
ストレングス・ファインダー。
千いくらかでできるので、おすすめです。


これによって、今の自分の強みが見えて終わり、
というのではなくて、強みを伸ばしていくのか、
強みじゃない部分を補っていくのか、
今後の自分の強みを自分が選べるようになるわけですね。


あと、職場の人やコミュニティまわりでもやってる人がそこそこ居て、
結果を聞くのが楽しい。
ああ、たしかにこの人はこういう人なんだなー、
と気づけたりする。


んで、自分の結果を人の結果と見比べていると、
自分の特徴がより鮮明になるんです。
良いも悪いもない特徴。

こんな本でした。

書籍はおまけと言っても過言ではなく、
本編が終わったあとに小さくついている
「ストレングス・ファインダーのアクセスコード」
がこの本の本体です。


本の方はストレングス・ファインダーの説明と、
34の資質についての解説が書いてある。

どうでもいい話

amaz○n(一部伏せ字)で購入し届いた際に、隣の席のN村くん(ストレングスファインダー済)に
「あのセリフ言っていい?言っていい?『いやーひさしぶりに紙の本かったよー』」とかウザい感じに言ったりもした思い出っす。


ということでみなさん。
れっつふぁいんぢゅあストレングス!

UPDATA!WingArc Forum2019 企業のWorkStoryから見る働き方改革の現実(リアル) #WAF2019 #UPDATA

登壇者

一般社団法人at Will Work 代表理事
 Plug and Play Japan株式会社 執行役員 CMO 藤本 あゆみ氏


ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社
取締役 人事総務本部長 島田 由香 氏


株式会社ワンキャリア
最高戦略責任者/作家 北野 唯我 氏

紹介

司会 藤本さん
島田さん:人事をずっとやってる。組織内外関係なく、みんなが笑顔で生きられる社会をつくりたい。世界平和を実現したい。
北野さん:社長で作家。働く人達が生産性高くイキイキと働けたらと思っている。
お二人はat Will Workのアワードの審査員でもある。

アワードについて

世の中にある色々なアワードがあるが、
「社会の、働き方の良い事例」のストーリーが見えるようなアワードが
at Will Workの「Wrok Story Award」今年3年め。
毎年20こずつ、5年間で100個のストーリーを集める予定。


「あれもできていない、これもできていない」という話はやめて、
ポジティブな気持ちになれる話をしよう


今年のは12月に発表になるが、
リモートワーク含め、ワークスタイルの話は増えてきた。
マネジメントだけ、テクノロジーだけ、というのは少ない。
スタイルや制度や教育制度等が多い。

透明化、というキーワード

北野さん:今年は「透明化」がトレンドかと思っている。「情報の透明化」とか
ワンキャリアではジョブマッチングの透明化に取り組んでいる。


成毛眞さんが「防災ではなく減災しよう」と言っている。
HRマーケットも同じだと思っている。
完全にミスマッチをなくすのではなく、減災がしたいとかんがえている。


藤本さん:島田さんはHRの責任者をされてますが


島田さん:最初のころは働き方、ワークスタイルといった制度に目が向いている人が多かったけど
「それによって何を成し遂げたいか」という点にフォーカスする人が増えている。
なにをした、ではなく、ストーリー、感情がないと定着しない。


どの会社もそうだと思うけど、外から見るのと内部にいるのでは違う。
人は「印象」で判断するが、外からのイメージで判断するとかなり違う。
そこが不満につながったりする。


藤本さん:企業内カオスはどの会社にもある。そこのコミュニケーションを丁寧にやるのが大事。


島田さん:「透明性」というのはいい言葉。あるいは「オーセンティック」
弱い部分も見せられる。やましい気持ちや良くない気持ちを外に出さないのはよくない。
できてるのがどこで、できてないのがどこなのか。


北野さん:島田さんそこが大事だと思ってた理由は?


島田さん:誰でも持ってるニーズ
・いいことしたい。貢献したい。→いろいろな理由で本当の声が出せてない


北野さん:次の本のタイトルが「オープネス」
「風通しの良さ」が大事。
オープンアークのデータ、8~10項目あるうち、
日本の会社で低いのは?「待遇」とかではない。
「人材の長期育成」という項目が日本の会社では0.4%しか満足していない。
その0.4%に入るのはトヨタとか。
人々の期待値が高すぎるのではないか?

長期的成長

「うちの会社はもっと長い目で育ててくれたらいいのに」と人は言うけれど、
そんな会社はない。
家族は20年30年と付き合うが、会社はそうではない場合が多い


藤本さん:会社の制度自体が変わっている。トヨタさんはもともと長期働いてもらう会社。


島田さん:「期待」という言葉は重い。プレッシャーになるし、評価されることになる。
「願い」とか「祈り」と言う言葉を使うのが好き。
「期待」が過度なオーバーワークにつながる。
働い方改革でいろいろなことが変わり始めてる。
「会社」という生き物はいない。文句を言う社員ひとりひとりの集合体だから、
自分たちから提案して変えていけばいい
→言えない、できない、という人は多いが、変わっていくべきだし変わり始めている。

改善の体制

藤本さん:3年前にアワードを始めたときは、人事部主導が多かったが、WG主導ではじめたり、
「やりたい人がやる」というのが増えてきた。


島田さん:「やりたい人がやるしかありません!」色んな会社がそうじゃないやり方でやっているが
「はぁ?」って感じ。
「これやりたい、これやりたくない」と言うべき。
有志で思っていることをどんどん発言しよう。
それがみんなを元気付ける


藤本さん:とはいえ、社員一人ひとりが好きなことやりはじめたら、会社がうまく回らないのでは?


島田さん:そんなのは思い込み。「それ思い込みだから」と言う。
それでも納得しないのも知ってる。だけどあえて言うなら、
まず「やったこともないでしょ?」やってない未来をあんじているのは時間とエネルギーの無駄。
ユニリーバのWAAの事例を言う。でも働く時間は決めてね、と。
信頼してやった結果生産性3割向上。社員がポジティブに。7割の社員が生産性が上がったと感じている。


藤本さん:やってみないとわからないこと多いですよね。
しかもやって「損害1億」みたいなことにはならない。
ちゃんとチェックポイントを設けて。


島田さん:人生「やってないこと」のほうがはるかに多い。
やる前から失敗したらどうしようとか思う構造が意味わからない。
むしろ「うまくいったらどうしよう」を考える

居場所と役割

北野さん:人には居場所と役割が大事。
「福井モデル」福井県は中国からの価格競争に負けたが
どうやってV字回復したかというと、居場所と役割。
トラディショナルな会社は居場所と役割を奪う。と、負のスパイラルに入る。
例えばチーム全員にあなたの目的、半年一年後に「こういう感じになったらいいよね」という話をする。
=役割を伝える。


他の人にはめんどくさくないかと言われるが、
それぐらいしないと、その人の好きなことと事業の方向性が合わない。
3人子供がいたら全員バラバラ。画一的なマネジメントでは無理。
強いを信じる。いいところを伸ばしてくれ、と言う。
一人ひとり設計する。
これを千人くらいまでやりたい。


偏向性があると思う。
おれの役割は君を出世させ給料を上げること、
そしてそれを下のメンバーにもやってくれ。


これはめっちゃめんどくさいけど、
ニューズピックスに出たときにデータ分析をする、
編集者に言うのは、「〇〇くんの名前を記事の中に出してくれ」
彼は辞めるかもしれないけど、彼に実績が残せる。


藤本さん:長期の人材育成がほしい、というのと、この話はそれと同じなのかも。
社会人としての3年間が、その後、長期のキャリアにつながる。


島田さん:「長期」というのは、在籍期間ではなく、人生の上での話かな、と思う。


北野さん:下のメンバーがやめたいという。上は困ると言う、僕は
「その人が今の場所にいたほうがいいか、出ていったほうがいいか、真剣に考えてるか」という


島田さん:私は「リストラ」も同じことだと思ってる。
その人がどこにいることが幸せなのか。評価とか関係なく。
その人の強みをいかに活かして、幸せになれるかでキャリアを選べるのには大賛成。
社内でもそんな相談を受ける。長期的な成長のために、こんな経験を社内ではさせてあげられないなら、転職すべき。


藤本さん:今の会社で輝けるならそうする。外に行ったほうが輝くならそうする。

大事にすることとデータ

北野さん:
1つが職場の空気を大事にする。みんなそう思ってるけど、それが業績に影響するか言い切れるか。
→データがあることで、それが業績に影響すると言い切れるようになった。


島田さん:データで見えるというのは本当に大事。
データの良さは数多ある。
社員一人ひとりの幸せを感じてる度合いはパフォーマンスに影響する。
というのは研究結果で出てる。ポジティブ心理学
ポジティブは前頭葉に作用し、パフォーマンスが上がる。
組織のリーダーがそれがわからない。現場はわかってるからかわる。


こういうデータのこと本当にそうなんですよ、というのを12月14,15日にイベントをやる中で伝えられると思う。。
いっぱいワークをやりながら、右脳左脳、西洋東洋、KPI、感覚をあわせた話をする場を作る。


タル(タル・ベン・シャハー博士)は優秀な学生だった。文武両道が幸せ。ハーバードでいい成績を取りスポーツもがんばっていたが
なんか幸せじゃねぇな、と思った。
「なんで満たされてないんだろう」
→テクノロジー専攻から哲学・心理学に移った。


藤本さん:データドリブンだけ、とか、文武両道が答えになるよりも、
曖昧なところにいったから幸せになったのかも。



島田さん:「満たされないこの気持ち」を解明する学問に行き、
ポジティブ心理学にであう。
PERMAと言う言葉。頭文字5文字。
を感じている人は、寿命長い、健康、レジリエンス強い
ポジティブ、エンゲージメント(主体的)、リレーションシップ(人間関係)、ミーニング(意味付け)、アコンプリッシュメント(アチーブメント=達成ではない)
ウェルビーイング
これらは全部データで説明ができる。


藤本さん:データって、読み方によって見方が変わる。
「幸せ」はこの3人だけでも全然違う。


たとえば北野さんの「白いTシャツ」


北野さん:エンゲージメントスコアを測ってる。
組織とは解釈。
「うちの会社はさー」「うちの会社って〇〇だよね」みたいなときに
「うちの会社って誰のこと?」と僕は聞く。
会社ではなく、個人個人。そのチーム?事業部?一部の話が全体の話にすりかわったりする。


「会社というモンスターはいない」(青野さん談)


声に出すことの大事さ

みんな自分のチームに誇りを持っている。
営業も製造も。
これをデータで見ると、実体が見える。こっちはここが高い、こっちはここが高い。
「なんとなくの不満大会」で終わらせてはいけない。


「言わなきゃわからない」という姿勢で全体を設定しないといけない。
意見を言わなくてもわかりあえる、ということはない。
全員に毎回言う。


島田さん:「阿吽の呼吸」なんてない。それは言い合いをしまくった上でないと手に入らない。
衝突のはてにあるもの。


心理的安全性はここでならなんでも言えると思っているか。
「みんなが言ってる」「みんながそうだ」ではたどり着けない・


北野さん:人々に自分の将来はポジティブか、大丈夫か、と聞いたら
統計的に「3つなにかを持ってる人」がポジティブらしい。
仕事、家庭、なにか趣味。のような。
しかもバランスが取れてる人。


島田さん:よくわかる。
会社以外のコミュニティを持ってるかが大きい。
「居場所」の話にもつながる。
長期的な人材育成に対する不満がある、自分の成長・発展にはみんな前向きなはず。
同時に複業が増え始めている。自分のキャリアをどう作っていくか。
プロティアンキャリアという言葉がある。


ギリシャの神様プロティウス。何にでも変身できる。
「私は経理経理一筋」もいいけど、自分が持っているものをどんどん試すのも良い。
会社・組織はそれをサポートする。というのもいいのではないか。


藤本さん:これからそいういうのがさらに増える。
5年目になったら、またみなさんに共有したいと思います。


最後に一言ずつお願いします。


島田さん:働き方、ダイバーシティ、リーダーシップ。いろいろあるけど原点は一つ。
「あなたは自分のことを知っていますか?」という問いかけ。
何が好き、何が嫌い。何をしてると幸せか。を知ってる人は強い


北野さん:理想論と思うかもしれないけど、ビジネスリーダーが理想に近づけようとしない限りなにもかわらない。
ちょっとでもよくできたらと思う。
本が来週出るので、よろしくお願いします。

UPDATA!WingArc Forum2019 基調講演 データとヒトがつくる“次代” 書き起こし

20191122WAF基調講演


進行WingArc1st田中社長

世界と日本

日本は生産性上がってるが、GDPと所得があがってない。むしろ80年代のほうが所得多い
人数は減る
IT活用をもっとしないといけない
AI/RPA市場は伸びてる


危機的状況の中で日本は成長する必要がある
そのために必要なものは「DATA×TECHNOLOGY」
データの分析、的確な判断


データを使って業務変革している会社
りそな、イオン、みずほ、スギ薬局パナソニック、ベルフェイス、新生堂薬局
→日本はかわり始めている


さらに
「人の価値の最大化」が必要。


時給(時間に対する対価)→成果給(勝ちに対する対価)
という返歌をすべき。
人口が減るから。


1時間働いたから、ではなく、「これだけの結果を出したから」にする。


人の価値の最大化
重要な判断と意思決定。単純な作業部分は自動化。
自分が意思決定したものを、機械にやらせる。
みなさん、意思決定者になるべき。
機械を部下のように使えばいい。


人が上司、機械が部下。という未来に。
「全人類上司化計画」
人、ロボット、多種多様なデータ
多種多様なデータは判断の精度を上げるためのもの

意思決定を強力にサポートするWingarc1stの新製品

同社のCTO島澤さん


製品名
DEJIREN


2020年春ローンチ


開発の背景
情報活用の世代概念
第一世代。経営層:DWH、集計キューブ。経営管理、戦略立案、全社ダッシュボード
第二世代。管理層:SFACRM、部門ダッシュボード。セルフサービス設計
第三世代。全社:IoT、RPA、通知、意思決定、自動化。リアルタイム、モバイルAOPI連携
今ここ
第四世代。別組織。他社、グループ含む:データ流通、企業間定形


第三と第四をDEJIRENでカバーする。


「情報と意思決定を近づける」


様々な情報。DBや紙やエクセルや…
→コーディングレスでDEJIRENにわたす、様々なツールにつなげる。
LINE,Slackなどとも連携予定


意思決定っておおげさ?身近なものでもあるよ
例えばワークフロー。


ワークフロー処理を手元でカンタンに
ワークフロー情報と同時に経理情報等も


webワークフロー→DEJIRENカスタムコネクタ→DEJIRENクライアント


デモ
webワークフロー→DEJIREN
スマホでワークフロー確認する際に、グラフを基幹システムから拾ったり、予算の予実のグラフが見えたり。
領収書のPDFファイルが紐付いて見えたり。


ACTION FLOW DESIGNER


実際のDEJIREN導入例
東急スポーツオアシスのIoTを絡めたデータ連携してたりする。

Wingarc1stの挑戦

スペシャルゲスト:BMX中村輪夢選手(Wingarc1st所属)
来年のオリンピックに出る
10kgの自転車、60秒間。
広島の大会で2位。昨年は6位が最高だった。フランスで5位。中国成都で1位。
現在ワールドランキング1位。世界チャンピオン。


なんでwingarc1stの所属選手に?
「BMXにデータを活かす」を誰もやっていなかった
→MOTION BOARD使ったりデータ活用
BMXは日本に環境が少ない→京都にWingarc1stBMXパークを作っている。1月に完成。

自分の生活、ライフスタイルも変わりゆく

ゲスト:Panasonic馬場渉さん(パナソニックノースアメリカ副社長、ビジネスイノベーション本部長)


コンシューマーの暮らしのお話。
データやテクノロジーで人の価値を最大化する。
機械やコンピューターに働かせる。


データと人が作る”次代”


Design Thinking AI
くらしの問題を再定義し、ソリューションにつなげる
HOMEX


Panasonicがつくってきたもの
モノ(技術革新)家電→くらし(時間や機会)家事+幸福(心身の成長)家庭


まだまだ「暮らし」は進化させられるはずである。
「暮らしが進化しないと経済は成長しない」
「暮らしを進化させる価値があるのか否か」


”暮らしの問題”は本当に解決されているか
→認識できる問題は解決されてきた
 EX)生死に関わるもの、便利なもの、カンタンなもの


解決への行動に写らない微小な問題は膨大
めんどう、きっかけがない、自分で気づけない。
行動=動機×能力×きっかけ


参考fogg behabior model


これらの問題は、長期的に大きな影響を与える。
0.99と1.01の差は、365日で大きな違いが出る。良い習慣を積み重ねるように、改善を。
短期的な欲求を優先しないために。

これらの問題はくらしに潜んでいる
(オフライン、オンラインともに)


うらしをよくするために必要なのは・
ハードルを下げ、きっかけを作ること

AIとIA


人間の代わりに問題を探して解決してくれるソリューション。
観察共感し、本人よりもいろんな観察して、本質的な問題を絞り込み、くらしを理解してなにが本当の問題か定義するAI


自動運転は運転の上手な人の脳のモデル化
くらしの改善のためには、デザインシンカーの脳をモデル化


3つのアプローチと活動紹介
どのように人を理解する→エンジニアリング
どのように行動変化を促す→行動心理学
どのように実装する→プラットフォーム


暮らしの動作をきめ細かく理解(アノテーション
画像解析、マルチモーダルインターフェース開発、大学との連携(スタンフォード
→人間を観察、ディテクション、人間を理解する。


BtoC向けには、設置済のデバイスのち脳が後で拡張し、買い物客のストアエウスペリエンスの向上
(サッポロドラッグストアの一部店舗でVIEUREKAというツールの実証。)
設置後のデバイスが進化する。


ピンぼけ画像で新しい安心を提供。コグニティブセンシング。


いままでは「人が理解できるデータを守る」アプローチ
これからは「そもそもAIしかわからないデータも取得」するアプローチ


「自分でできる」をそっと後押しナッジデザイン。
スマートエイジングケアPJの事例
昼夜逆転→睡眠分析、個別ケア→7h/週の睡眠改善で自発的運動が習慣に。
 光、温度、食事の習慣サイクル
・歩けない人が歩けるようになったり、寝たきりから立ち上がったり
・歩行トレーニングロボットPJ
 身体の老化で歩くのに自身がなくなる→その人に合わせて運動負荷を調整するツール→歩けることがわかり、外出が習慣になる


目指すのは「問題」と「解決」のマッチング
世界中のPanasonic製品を10億人が使っていて、デジタルにつながってるのは1~2%
そんなパナソニックが牽引する。
「10億人の些細な問題を解決する」


webの体験は改善された。
家の体験を改善する。機器アップデート、ネットワーク、UInアップデート、人間のアップデート、暮らしの除法基盤


家族も地域も「はやく寝なさい」と言ってくれない世の中だから、
データを人とくらしのアップデートのために使う

DX Certified Partner Program、本日より始動

いろいろな起業と連携していっしょに世の中を変えていく


次のゲスト。食。日本の食の安全を守っている会社

イオン株式会社執行役 環境、社会貢献、PR、IR担当 三宅香さん。
HACCCPクラウド
社内で10ヶ月くらい。
オリンピックに向けてHACCPの法律に対応した。


HACCPクラウド導入により実現したこと
・健康チェック(従業員のチェックリスト実施)
・中心温度データ(食べ物の中心温度計測と記録)
・冷蔵機器温度データ(冷蔵ケースの温度)
を、以前は眼と手で一日三回目視し、記録しやっていた。
これを自動化(一時間に一回)し、HACCPクラウドにデータとして保管
→アラーム発信→メンテナンスダッシュボード参照→対応


約400店舗の情報。1店舗に棚は100程度


副産物:1日3回から1時間1回にし、集計を自動化したことで冷蔵機器の過冷却による電気のムダも省けるようになった、


・ヒューマンエラー防止(確実で正確な記録の保存)
・人時削減(38.3万人時)
・記録に要していた時間を、記録を読み取り対応する時間へ
→より高い衛生管理を実現


これからどういうところまで広げたいですか?
サプライチェーン全体をカバーしたい
店舗だけでなく、食品の安全安心のトータル管理システムとして完成させたい
店舗に来る前の生産者、食品製造、物流、スーパーマーケット、お客様
の一連の流れ
株式会社SATOとともに推進中
全てをHACCP CLOUDに乗せる


管理の効率化と全体最適
イオンだからできる世界
食品業界の効率化推進

IT/テクノロジーを提供している会社

ゲスト:日本ORACLE副社長 石積尚幸さん


ミッション
人々が、新たな方法でデータを捉え、
知見を導き出し、そして無限の可能性を得ること


以前は各リージョンで違うシステムを使っていた
→本当は何が売れているか、世界中でどのくらい売れているかわからなかった
 →20年前に「グローバルシングルインスタンス化」をした。


「データは集積度を増せば増すほど価値を増す」
ラリーの法則


ラクルはデータベースに価値を付加し続けている。
バイナリラージオブジェクト、非構造化データ、AI機能、を、後付で載せていった。
そして、それを扱えるように進化してきた。


エンタープライズでいうと50%の方に使っていただいている。


Oracle Cloudの目指すところ、
ORACLEエンタープライズシステムのためのテクノロジーと、Wingarc1stのデータ・ドリブンなビジネスの共創の次代へ
Microsoft AzureとOracle Cloudkan感でマルチクラウド化したり。


Oracle Autonomous Databaseの特徴
・自己稼働:DBとインフラ管理、監視、チューニングの自動化
・自己保護:外部からの工芸と悪意を持った内部ユーザの両方から保護
・自己修復:計画停止を含む全てに対応
→コストリスクを削減し、新たなイノベーションを可能に


モーションボードで過去から現在を可視化
ORACLE Autonomous Database利用で未来を予測

機械学習の活用事例

アズワンさんの300万店舗の在庫管理
欠品少なく適正在庫を
カタログ掲載品の当日出荷率95%


データの可視化ではなく、データの見せる化(社員に見せて気づかせ活用させる)


Oracle Cloud無償トライアル
30日間無償トライアル
33,000円の無償クレジット

常時無償サービス(無期限)
DB,コンピュート、ストレージ、ロードバランサ


「オラクルオールウェイズフリー」で検索を


皆さんのデータ、オラクルDB、WingArc1stの製品

次はデータを持っている会社の代表格

ゲスト:帝国データバンク 取締役データソリューション企画部長 後藤健夫さん


データと人が作る次代
明示33年創業、資本金9千万、売上522奥円、3300名(取材部門1700名)
起業概要データ147万件、事業所データ915万件、DBカスタマイズ、分析、コンサル


データは前からあった。データを分析できるようにようやくなってきた


データ活用の新しいアプローチ。
110社の業績とその強力会社全体の業績の相関関係を見る
人の認知・計算応力では不可能な領域を、機械にデータを読みやすくすることで、
世界を読みやすくする
参考:「これが大手110社のエコシステムだ」資料


事例:鈴与株式会社(モーションボード活用)
「カネ」の流れである取引構造を「モノ」の流れ、例えば「量」や「距離」といった物流構造に置き換え
→現時点でサービス提供していないが、必要がある起業を割り出しをした

データを磨き、計算し、可視化し、統合し、実装する
鈴与×帝国
データエンジニアリング、アルゴリズム、可視化技術→指標化→画面で見える化

使う人がわかるように可視化。


データ活用における重要なポイント
・データ:ピンポイントでない全量データ。種類と精度
・テクノロジー:大量データを演算するソフト力、アルゴリズム、可視化表現
・人:データ活用の目的の決定、意思決定、巻き込み力


帝国DBとWingArc1stが業務提携をはじめた


カンタンなケース


営業ラインと製造ラインはいがみあう。
お互いのソフトウェアが違うから。
もしこれらのデータが全体として経営から見えたら。

出会いを、名刺をデータ化する。WingArc1stとSansanの業務提携について語る。

sansan社長 寺田さん


「出会いからイノベーションを生み出す」
AIとオペレータにより99%の精度でデータ化
キーマンとの人脈づくり
「はやく言ってよ」ということをなくす


WingArc1stさんは帳票BIで以前からやってきた。
データに関する知見は業界トップクラス
sansanは名刺のデータ化でトップクラス
→みなさんのビジネスに貢献


「名刺ってなんだっけ?」
社員千人の企業、一人が年間100人と合えば、10万人の名刺のやり取りがある。
名刺からビジネスに繋がったものはどれだけ?
→名刺データをモーションボードで分析


例えば名刺交換×受注=営業戦略の指針
名刺×アンケート=第一印象の可視化


モーションボードとsansanのユースケース
直近三ヶ月の特定顧客との接点をグラフで可視化
部署と役職が縦横軸、色のこさが接点の数。のようなグラフ。
網羅率が出たり、誰を攻めるべきか見えたり(管理部の課長、とか)
「この1年だとIT部門は接点ないけど、3年だとIT部門の部長や役員と接点がある
 誰が名刺交換をしているかも確認できる」


非受注顧客の名刺交換接点と、受注顧客の名刺交換接点を見て
「これなら企画部門に入れれば受注できる」というような予測をしたり


sansan×帝国データバンク×WingArc1st
の強みがある


これまでは人と人の出会いがイノベーションをおこしてきた。
これからはデータとデータの出会いが新しい世界を作る


データとテクノロジーで人の価値を最大化し、世界を変える。

南青山あたりを散歩してみた。あるいは日本に来られない友人への私信。

このところ毎年秋に日本に来ていた友人が、
今年は来られない、ということで、
じゃあ散歩でもして写真とって見てもらおう。
と思い立って、即行動してみた。


2019年11月19日。
見てるー?


青山一丁目駅


最近まちなかで見かけるタクシーが黒塗りでカッコいいのだけど、
たまたま撮れたのが昔ながらの緑と黄色のタクシーだった。
右の自転車のおじさんがいい味だしてる。
向こうに見える緑は赤坂御用地

神宮外苑のいちょう並木


そうそう、これこれ、この黒いタクシー。ちょっとかっこいい。
でも今年はまだいちょう並木の葉っぱが黄色くなってないし、
でかい台風があったせいか葉っぱの量が地味。

青山霊園の階段


青山といえば霊園。霊園といえば青山。
ということで、霊園と外の道をつなぐ階段の写真です。
写ってはいけないものは写らなかった。

霊園の前の通り


そこそこ色づいた葉が楽しめる感じの通り。
自転車と歩行者の道は完全に分かれています。
車道には様々な会社の営業用らしき車が。
つかの間の昼休み。

なんとなく撮った木と街灯


「いやー、昔はあの街灯のほうが背が高かったんだよー。いまじゃすっかり、あの木が追い抜いてー。」
と地元の老爺が教えてくれる木です。
そんな人いなくて頭の中で思うだけだけど。

大きな葉っぱ


たぶんなんか映えっぽい写真を撮ろうと狙ったんだと思う。
葉っぱを最初は少し離していたのだけど、近づけて撮った。
散歩関係なくなってるやん。ほぼほぼ。

家の近所で撮った謎の物体


ついに青山とも散歩とも関係なくなってしまった。
近所でなんでかボウリングのボールが捨ててあったのがおもしろくて写真を撮ってみた。
プロボーラーの道をあきらめた誰かがいるのだろうか。


突然思い立って行ったので、スマホオンリーだけど、
たまにはこんなのもよいだろう、ってことで。

BtoBなWebサイトにとっても詳しいWACULの垣内さんにお話を伺った話。あるいはデジタルマーケティングの本質と18種類の勝ちパターン。

WACULは2010年創業の会社。
垣内さんはCIO(Chief Incuvation Officer)です。


元々は成果コミット型のサイト改善コンサルタント
「売上上がらなかったらお金を返します。な、コンサル。」
結果はそこそこ出たが、自分しかできなかった。
そのノウハウを全部AIアナリストにつぎ込んだ。

AIアナリストはすごいシンプル。

Google AnalyticsやSearch consoleのデータをAIに取り込んで、分析し、改善手法の提案とレポーティングをしてくれる。
「たぶんこのくらい伸びそうだよね」というのを改善するための情報が手に入るサービス。


利用実績は3万サイトくらい(無料を含む)
なので、3万サイト分のデータがAIに取り込んである。
膨大な学習により、施策の73%は成果が出る。その多くが1.5倍以上伸びている
(人力コンサルの時は50%くらいのヒット率だったので、AIが勝っている。)


最近は研究所「WACUL LAB」で大学の先生とも組んで勝ちパターンを蓄積。

■1.デジマ業界の悪しき慣習

人材紹介会社のCVRに関するクイズ

「『人材紹介』の勝ちパターンからクイズです。どっちのCVRが高いでしょうか。」
A:ビズ○ーチ等、リンクは「会員登録」のみ。他のリンクは一切削除したサイト
B:「求人検索」導線が中心。職種、勤務地、キーワードなどで選べるサイト


答え:
会員登録型のほうがCVR高い。これは10年前くらいから変わらない。
ユーザは求人を見たいが、自力で希望する求人を見つけられない。
それよりもすぐにエージェントに会ってもらった方が双方にとって効率的。


想定される理由は、
「会員登録型」の方が、ネガティブな要因から転職を考えている人にとって都合がいいから。
「求人検索型」は、営業が集めたデータを見せたい気持ちがあるためDBを公開しているが、
検索型はCVRが登録型の半分。

「永遠の初心者」と「バズワードの横行」が車輪の再発明を助長する

勝ちパターンがあるのに違うことをしてしまう。
車輪の再発明をいつまでも繰り返している。
デジマ業界では車輪の再発明がいつまでも続いている。
車輪はインドで作られたあとにヨーロッパで作られたり。
みんな一個の車輪ができたらそれを使えばいいのに!


永遠の初心者:頻繁な異動により知見が0クリアされる。
→何も知らないWEBの初心者が生まれる
→移動が無くても専任少なく知見がたまらない
バズワードの横行。
→夢見すぎ→大失敗→地道なPDCAでもと通りにする
→異動により知見が0クリア
→何も知らないWEBの初心者が生まれる
→移動が無くても専任少なく知見がたまらない
→…


WACULが目指すのは誰でも80点が取れる世界。デジマの勝ちパターンをみんなが共有できる世界。

勝ちパターンは「18種類」に絞られる。

同タイプサイトのデータを比較し、ベストプラクティスを抽出している。


WEBで完結するもの:ECとEC以外
WEBから営業にパスするもの:BtoBとBtoC
というような大きな分け方。


BtoBもエンタープライズと規模問わずのものがある。
また、専門商品か否か、という話もある(お客さんが詳しいかどうか)
3万サイトを取り込んであるので、同サイトタイプでデータ比較ができ、
結果が出やすい施策を導き出している。

「BtoBの規模問わず」のところの話


規模を問わないBtoBの商材の特徴
・お客様が営業より詳しくない→選べない
・WEBサイト見てもわからない→営業が来てようやくわかる
・企業規模問わず
・お客様はコストカットしたい
・顧客の知識量が少ないため、営業がソリューション営業しないといけない
・サイトを見れば見るほど離脱するので、営業が説明する必要がある

ここで再びクイズです。大事なこと1「CV設計」について。

「営業担当にわたす前にwebでしっかり理解させるべきか」
webサイトを作る上で、目的をどこにするほうが結果が出るでしょうか?
A:サービス理解よりCV数
B:CV数よりサービス理解
どっち?


これは
「A:サービス理解よりCV数」です!


理解できないと離脱するので、最速で営業にわたすべき。
リードの質はどう担保するか、というと?
顧客情報を取得し、企業側が取捨選択しましょう。
そうなると、サイトの勝ちパターンはシンプルで、全てのページ、全てのエリアから
とにかくフォームに直行させる。


入り口ページでは一番目立つメインビジュアルしたにCVボタン設置
コンテンツ別に文脈を揃えてフォーム誘導
「お問い合わせ」ではなく、
・料金のページ:料金表ダウンロード・見積もり依頼
・機能のページ:3分で機能がわかる資料ダウンロード
・事例のページ:事例集ダウンロード
というように、ページによってCVボタンを変える


全ページに資料請求だと弱い。
「もっとみたい、楽したい、あとで見たい」を喚起して、CVに誘導


ノウハウを探しに来た人に見せるのは、
「もっと見たい」「楽したい」「後で見たい」といったCV。
見に来た人がなにを求めているか、に合わせて。


大事なこと2:縦長LPとファーストビューのみLP、どっち?

A:縦に長く数カ所にCTAや下部にフォームがあるページ
B:ファーストビューのみ、左側に説明、右側にフォームがあるページ
どっち?


正解は、ファーストビューだけのLP


CVの障壁が高すぎない限り、ファーストビューだけで十分CVに至る。
LPで細かい説明はできないし、長々書いてあっても読まない。
CVを何にするかの工夫がもっとも成果に影響する。
「WEBで説得するなんて無理!」「みんな『見たいものをもっと見たい』以外ではCVしない」
見に来た人に対して見たいものを置くのが、CVの勝ちパターン

LPのベストプラクティス:

・ファーストビューにフォームを露出する。だめならCVボタンを置く。
流入経路毎にCVポイントの障壁を調整する
 …指名検索なら資料請求や無料トライアル(名前がわかってきてるから)
 …リタゲからなら期間限定キャンペーン(何度か見てるけど今回はキャンペーンが!)
 …薄い広告ならノウハウ冊子ダウンロード(とりあえず概要を知ることができるもの)
・メインビジュアルの画像・訴求は定期的に変える
 …ここは考えて作り込むより高速で回すのがおすすめ

大事なこと3:掘り起こし。たまったリードをどうするか。

再度クイズです!
A:ユーザセグメント別にメールを毎月
B:全員に同じメールを毎週
どちらが結果につながるでしょうか。


正解はBの全員に同じメールを毎週


・リスト数がよほど多くない限りユーザ別に送っても工数に見合わない
・メールは2秒しか読まれないため、「自社製品/サービスのリマインド」と「架電タイミングのシグナル取得」を主目的にすること
・見てるのはタイトルだけ。タイトルに検討に値するワードを入れること
 例)毎週「AIアナリスト」をタイトルに入れたメールを送る。中身はなんでもいい。
・ブログやってればブログのリンクを送ればいい
・「メールのタイトルを送っている」と思えばいい。


工数をかけずに毎週メールを送る。タイトルに製品名を入れる。
・テキストメールで良い(計測のためにHTMLにはするけど)
・中身はブログやニュースなどの使い回しで良い
・リマインド効果を狙いタイトルに製品名を入れましょう
・架電シグナルになるようにリンク文言を工夫。インサイドセールスの優先度付けに使う
※ファンが多いBtoCサイトでは内容も重要なため要注意。薄い情報は嫌われる。


大事なこと4:記事のSEO運用

BtoBだと専門知識が多いからコンテンツ作りやすい。
未だに成果に結びつかないSEOに注力する企業が多い。
ビッグワードよりも下位ページでの流入を狙おう。


未だに成果に結びつかないSEOに注力する起業が後をたたない。
×トップでビッグワードを狙う。上位表示されるかはGoogle次第。期待値が低い。下位ページを量産したほうがよい。
×Googleの裏をつくテクニックを使う。→ユーザが求める情報を書いたほうがよい。
×訪問数の増加を狙う→キーワード選定からCVを狙うほうがよい。訪問数を見すぎると売上に連動しない


WACUL自信も昔失敗して、現在はコンテンツ制作に注力している。
×トップページで「アクセス解析」1位を狙った
×大使館の旧ドメインを取得したりした、が
→今はとにかく人のためになるブログをやっている。


広告だと1~2万円掛かるけど、SEOなら4千円。
書きたい記事ではなく戦略的にCV数増加を狙う


・始める前に費用対効果を試算
・訪問数ではなくCV数を狙うキーワードを
・強豪よりも価値がある記事を書く(競合を見て、それよりいい記事を)
 例:車の免許の試験の合格方法は、元々網羅的な記事が載ってたけど、ユーザニーズを考えて、「免許の試験」で検索してる人(ギリギリ)に対する情報を
  「これだけ読めば合格できる!」を書いた。「”絶対”は×」とか
・赤字を出しても100記事は書きましょう。
・効果検証して定期的にリライト
・組織に合わせた執筆の分担を。職能としてSEOと業種知識とは別なので


WACULさんは「骨子自動サービス」というのもやっているとのこと。


終わりに。
「デジタルマーケティング車輪の再発明」を終わらせたい。
「ユーザの理解」と「市場づくり」に時間を使うべきデジタルは手段なので、振り回されないように。


おわりに

いろんなところで大小いろいろな車輪が再発明されてるんだと思う。
巨人の肩に、のりましょうね。


ちなみに、WACUL垣内さんの話は今年2回聞いたんですが、
話す内容にブレがほっとんどないのがすごかったです。
説得力むっちゃある。
ほんとはここに書いてない質疑応答の内容とかもたいへんおもしろかったので、
興味ある人は声かけてください。


あと、垣内さんのツイッターも超ためになるので、見てみて
twitter.com

Salesforce World Tour Tokyo 2019 基調講演 書き起こし

小出社長

創業20周年

顧客と繋がり、15万社以上の企業と取引

 

 

**コアバリュー

信頼

カスタマーサクセス

イノベーション

平等

 

 

**コミットメント

Salesforce tower Tokyo 2021

新日本データセンター

働きがいのある会社

 

 

**エコシステム

認定アドミン1万人

SI300社

 

 

**ベンチャー

1億ドルのtrailblazer fund

40件以上の投資先

 

 

**第四次産業革命

蒸気→電気→IT→第四次産業革命、新しいカタチで顧客とつながる。

すべてのものの先にお客様が。

企業と顧客の関係性の中で顧客はなにを大切にしているか。

 

 

お客様が希望するのは「一貫性のある顧客体験の提供」

いかに期待値を超える経験を顧客に提供できるか。

 

 

Salesforce の答えはCustomer360

顧客理解、顧客によりそい、1つのプラットホームで顧客とのつながりを管理する。

 

 

**東京海上日動

ドラレコデータの利用、救急車等手配も含む顧客のための対応。

 

 

**新美さんゴールドパーカー!

最初はエンジニア

営業になって初めてSalesforceに触れた

知りたい気持ちからコミュニティに参加

日々色々相談、日々解決

いつかコミュニティに貢献したい気持ち

女性の活躍にフォーカス

性コミュニティを作った W Power Group

色々な事例を聴くうちに社内でもコミュニティの開始をし、会社を変えたいと、希望を出して人事に異動

知識をつけてNPO支援したり、海外のTrailblazerとの交流したり

信頼できる仲間との出会い

 

 

Q印象的な活動は?

Women in Tech

と、そこに至るまでの色々なコミュニティや活動

 

 

Q Trailblazerになる秘訣は?

誰にでもなれる。

コミュニティとか変わって全てがかわったので、ぜひコミュニティに参加を

明日セッションが色々あるから見に来てね

 

 

**パーカーさん

Salesforceコミュニティに参加しましょう

Trailheadを使おう

 

 

技術的なのも思想的なものもある

読むだけじゃなくて試すことができる

ライトニングフローを作ったりもできる

コードなし!つくってチェックして、let’s check!

できた!

楽しく学習できる。

 

 

第4次産業革命の話もあったけど、技術の進歩は止まらない。

だからカスタマー360

ブロックチェーンが必要になればその学習を

 

 

**業種別ソリューション

みんな特定の特殊な業界で仕事をしてる、と言う

次は業界別ソリューション

 

 

Kao コンシューマークラウド(?)のテスト中

消費者との結びつき

 

 

Mipox マニュファクチャリングクラウドのテスト中

 

 

**三越伊勢丹の事例

杉江CEO

ECがうまくいかなかった。

単にオンライン化すればいいわけじゃない

いままでの「おもてなし」はスペシャルな販売員がたまたま提供。これからはみんなにそれを提供する。

 

 

「待ってました」のオンラインショッピング。

コンシェルジュがトータルコーディネート。

「私、こういうのも着れるんですね」

 


デジタル、オフラインの両方を使って、我々だけの顧客接点。本当の意味での1to1

We must keep evolving 

未来の百貨店の一番手になれるようにがんばりたい

小売もできるIT企業

 

 

前田恵さんによるデモ

三越伊勢丹グループ360

売り場ではなく「お買い場」

一人一人にきめ細かいサービス

ソーシャルスタジオを使って、インスタに写真投稿。

 

 

及川さんはプレゼンのためのシャツやスーツを買おうとする。「勝負服をつくろう」

そんなとき、ISETANメンズ館のインスタの写真を見る

アプリから来店予約(コミュニティクラウド

 

 

カスタムオーダーのために店舗へ。採寸。

白いシャツを作る。

ユニークなカスタマー360ログと繋がる。

1ヶ月後シャツ完成。届く。サイズ完璧。着心地素晴らしい。→インスタにアップ!

 

 

サービスクラウドで過去の投稿を確認できる。

及川さんのインスタ投稿に気づいてコメントを返す。

「2枚目からはオンラインで買えますよ」と案内も

 

 

10月から写真二枚おくれば、ISETANのオーダーシャツが作れるサービス開始します。

 

 

及川さん、2枚目のシャツ購入を検討。

アプリのチャットから質問する。

ネクタイ合うかな?

ISETANスタッフは合うネクタイを提案。

2枚目の青いシャツに合うネクタイを。

 

 

杉江社長

店舗とオンラインを使って最高のお客様体験を提供したいと思っている。

百貨店の商品は高い付加価値。

いままでは店舗を整え、販売員が丁寧に対応していた。

 

 

数年前ECを始めたが、簡単には売れなかった。

そこで、オンラインでも店頭同様のおもてなしをする必要に気づいた。

店頭同様の高付加価値商品を丁寧に売っていく。

店舗も変わる。

技術やデータで変える。

 

 

例えば新宿店の婦人靴。足型を3Dスキャナで測る。30秒で計測。靴が足に合わない、ということがなくなる。個人技ではなく。

世界中の靴の木型も撮ってあって、マッチングする。

「自分の足にはどこのどの靴が合うのか」事前にわかるように。

 

 

一番大きな変化点は?

基本的には全て人間がやる。

「意識の変化」

マインドと知恵と知識を変化させて、新しいことをやる。新しいことを学ぶ。今日も80人社員が来てます^_^

 

 

Q今後の取り組みについて

課題は山積み

もっと新しいテクノロジーでお客様の満足度を高める

「小売ができるIT企業になる」

きちんと情報を集めてきちんと活用できる会社に。

 

 

クレジットカード情報、購買情報、だけではなく、

店頭に来てどんな会話をしたか、ウェブでどんな下見をしたか。

立地だけではだめ。

取引先ともお客様ともwin-winの関係を。

 

 

事例2 クボタさん

農家さんとともに歩んできた。800営業所。

120万農家、今後減る。

機械の導入で効率よく。

いままではセールスマンと農家の人間関係。

これからは本当の意味でお客様を知ること。

課題の集約、見える化、情報共有。

を、Salesforceで実現。

 

 

故障に対する対応、

農業を向上と見立てどこでどのくらいの生産ができたか。

適切な肥料のコントロール

将来的にはロボットによる自動化。

 

 

オンユアサイト。お客様に寄り添っていこう。

 

 

**クボタ

秋津さんデモ。

2020年に創業130年。

日本と世界で400万台を超えるトラクターを製造。

農業は様々なチャレンジをしている。

いまは「プロ農家」が生まれてきている。

見える化、農家、販売者、クボタが三位一体になって作っている。

クボタ360

 

 

人の手は最小限、機械による高効率化。

 

 

田んぼの稲刈りシーズン、アインシュタインアナリティクスでどこでどのくらいの機械がどのくらい生産してるか見る。

 

 

製品買い替えの可能性、機種のレコメンド。

販売代理店とクボタ本社がコミュニティクラウドで連携。

営業マンは訪問先の地図を効率よくまわれる。

アップワード。

 

 

北川さん

クボタスマートアグリシステム。KSASをモバイル端末で開いて使う。

アラートが出る。カッター部のつまり。

KSASとSalesforceをつなぐ。mulesoft。

APIを使って、ケースの作成、販売会社への通知を行う。

「作業指示」を作る。

フィールドサービスライトニングを使ってモバイルで作業確認。販売会社は在庫を常に持っている。

補充はBtoBコマースで購入。ふつうのECみたいに簡単発注。

 

 

アインシュタインディスカバリーでさらに分析

「収穫量を最適化する。」

販路拡大、高効率化。

二期作、三期作、最新型のコンバインの利用で改善できる。

 

 

農家に寄り添う。販売店の効率、農家の効率を上げる。クボタはSDGsにも取り組んでいる。

 

 

クボタ吉川常務

Qデジタルトランスフォーメーションについて伺いたいです

考えてるのはビジネスにおける全ての情報やデータをデジタル化して事業自体を変えていく。

いかに正しい在庫を持ってお客様に対応するかが大事。

絶えずお客様に提供する在庫管理ができているか。

営業、生産現場で起こってること、起こりそうなことをタイムリーに手に入れること。

 


デジタル化することで場所を問わずタイムリーかつスピーディに情報を得る。共有する。対応をする。

非効率な仕事をなくす。

 

 

機械の方が得意なことは機械にやってもらって、人間は人間でないとできない仕事をする。

人間らしある面白い職場にしていきたい。

 

 

外回りの担当、サービス担当が外にいても今まで以上の量、質の情報を手に入れる。

お客様訪問の機会が増え、満足度も上がる。

農家の稲作がうまくいかせるか、

機会故障のリスクをいかに減らせるか。

 

 

営業とサービスがチャットしながら、どのお客様に何を届けるか。

 

 

従来はオフィスや工場で使われていたITを、販売員、営業、サービスマンが使って共有できる。

周りの人たちと一緒に仕事する。コラボレーション。

 

 

Q今後の活動計画は?

いかにタイムリーに共有して、の先。

長期的にはいま我々が提供できていない価値の提供。製品ライフサイクル全体を通して、どんな価値を提供できるか。

食味計のデータデジタル化だけでなく、もっとたくさんのデータ化を。

より一層多くのデータをどう展開していくか。

「事業自体を変えていく」

オンユアサイト。

 

 

 

ドリームフォースは11/19〜22です!

 

口内炎や口の中の傷の痛みを1日でも早く治す話。あるいは扁桃腺切除とアズレンスルホン酸ナトリウムさんと私。

・「AZ」って書いてあるうがい薬やのどシュッシュを買ってがっつり使う(ただし激しくうがいしない)
マルチビタミンと、追いビタミンをする(BとかCとか)
・睡眠時間をがっつり取る
・傷口にささるものや刺激物を控える
あたりが解決への近道だ。というのが、私の2019年9月時点での結論です。


と、結論を完全に書き終わっちゃって軽くすっきりしたんですが、
「なにそれ?」という方のために軽く説明を書いておきます。

「AZってなによ?」というと、アズレンスルホン酸ナトリウムです。

そうです!
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物です(知らんがな)
炎症をおさえてくれる成分です。


これのポイントは
・穏やかな抗炎症作用
・液体
・薬局やドラッグストアでふつうに買える
といったところですね。


超推せる。
各項目について、ちょっと説明しますね。

穏やかな抗炎症作用

これほんと。
寝る前にうがいして、
寝て起きたら実感できるレベルで治ります。
使わない場合と治りが違う。
(当方40代男性)

液体

特に口内炎を治す軟膏を使った人ならわかっていただけると思うんですが、
「すっごい育った激烈に強い口内炎に指で触る」
って、拷問じゃないですか。恐怖じゃないですか。


そこへ行くとうがい薬かのどシュッシュタイプなので、
水に溶かしてちょっと口に含む(痛みは水を飲むのとあまりかわらない)とか、
口内炎の付近にシュシュっとぶつけて広げる(痛みはほぼない)といった
あんまり痛くない方法で患部に塗布できるんですよ!


うがい薬だからってうがいしないで、
口に含んでじわっと口内炎や傷に浸透させると、
あんまり痛くないと思います。

薬局やドラッグストアでふつうに買える

ここ重要です。
そこそこ効くくせにそのへんの薬局やドラッグストアで売ってるんです。
うがい薬やのどシュッシュ系の棚を見て、
「AZ」って書いてあるやつはたいていこの成分が入ってます。


値段は数百円から千円弱くらい。
アマゾンでも売ってます。

アズレンスルホン酸ナトリウムと私の出会い

私、小さな頃から扁桃腺が腫れやすかったんですね。
で、20代のころに仕事が超激務になって、
毎晩微熱が出るようになったんですよ。
動けるんだけど、だいぶ不健全でした。


病院に行くと
扁桃腺が慢性的に腫れやすくなっちゃってますね。
 いつか気管をふさいじゃう場合もあるので、
 切っちゃいましょう。」
という話に(うろ覚え)。


んで、数日入院して切ってもらったんですが、
扁桃腺切って縫ってノドが血まみれ、みたいな状況です。
水飲むのも地獄。なんなら話をするのも地獄。
困った。


そんな日々にお医者様が処方してくださったのが
アズレンスルホン酸ナトリウムが入ったうがい薬です。
傷が治りやすくなるんですよー。みたいな話だったと思う。
これと多量の睡眠で回復したと言っても過言ではありません。

なんでこんなのを書いたのかと言うと

親知らずを抜いて、口の中を2針縫っていただいて、ええ。
痛くて痛くてもう。
なにするにしてもパフォーマンス落ちるし、機嫌も悪くなるし、さすが厄年。
とか思ってたんですね。


そこで「あ、最近アズレンスルホン酸ナトリウム使ってないや」と思って。
冬場ノドが痛くなるとすぐに使ってたりするんですけどね。
アズレンスルホン酸ナトリウムの入ったのどシュッシュ。
あれむっちゃ効くんですよ。


予防というよりも
「ちょっとした炎症ができかけたところでデストロイする感じ」
です。
ちょっとセキでるなー、とか、
気づいたらシュシュっと。

マルチビタミンと、追いビタミンをする(BとかCとか)

ここ大事です。
「天然の食物から栄養を摂りましょう」
という人がいたら
「うるせえ口が痛ぇんだ!」
と言いましょう。


サプリメントでいいじゃない。
ホニャララ in ゼリー的なやつとかで、
サプリを一気に流し込む。
安いやつなら千円くらいでまかなえます。


マルチビタミンだけでもいいし、
食事がまともに取れない痛みなら
ぐいっと追加しましょう。
ビタミンB系とCがいいっす。
水分補給も忘れずに。

睡眠時間をがっつり取る

ここも大事です。
まず、食事の際にビタミンを過剰に摂取。
寝るまえにアズるじゃないですか、
そしてその後よく寝ることです。


起きると傷口が改善されてるのが実感できると思います。

傷口にささるものや刺激物を控える

硬いものを食べたりすると、
傷口に引っかかっちゃったりするんですよね。
それは避けましょう。


刺激物はふつーに痛いからやめよう。
傷口にもいい影響ないので。


というわけで、
・「AZ」って書いてあるうがい薬やのどシュッシュを買ってがっつり使う(ただし激しくうがいしない)
マルチビタミンと、追いビタミンをする(BとかCとか)
・睡眠時間をがっつり取る
・傷口にささるものや刺激物を控える
の4つで口内炎や口の中の傷をしっかり治しましょう。

親知らずの抜歯あと

親知らずの抜歯あとは
「血餅」という血の塊が傷口をカバーするそうなので、
激しいうがいは避けたほうがいいそうです。
気をつけましょうね。

【第3類医薬品】浅田飴AZのどスプレーS 30mL

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