女の賞味期限とか、男の賞味期限とか、みたいな記事を前に見たことがあって、
すげー失礼な話ーと思いつつ、「食べ物のように期限がある」っていうのは、
もしかしていいコンセプトなのかも?とも不思議に納得した。
最終的には死んじゃうんだしね。
「賞味期限を伸ばしている人」
というのがいる。
アンチエイジング。
お金で若さを買える世の中なんだなぁ、すごいな。
高須クリニックのCMを思い出すよね。
課金アイテムでレベルアップするのって昨今のゲームみたいですごいなーと思う。
他にも、ストイックに運動を続けて、肉体的若さを保ち続けてる人たちもいる。
ここ2年くらい近所をジョギングするのが趣味になったけど、
60、70代と思しきランナーさんたちが元気に走ってるのを見ると、こちらもすげーなー、と思う。
時間と行動、昔ながらのRPG的レベル上げっぽいよね。
あと
「賞味期限に関係なく、魅力を増していく人達」
というのがどうやらいる。
もちろん上に書いたような課金や時間の使い方もしてるかもだけど。
ワインやチーズやウイスキーのような、発酵・熟成って感じ。
賞味期限は過ぎてるはずなのに、あきらかにおいしくなっている。
まず本人が楽しそうで、人に好かれ、自信がありそうに見える。
楽しそうなのは好きなことをしてるから、というのもあるのかも。
好きなことを突き詰めている人はたいてい楽しそうに見える。
見た目はふつうにおじさんおばさんなんだけども。
会話していても相手を思いやりつつ、その時々で適切なひきだしを開いて、言うべきことを言える。
そんな人になりたいもんですわ。
食品は自分の居場所を選べないし
「どう育ちたい」みたいな意思もないけど、
人間でよかった。
意思があって居場所も行動も選べる。
高温多湿で淀んだ場所にいたり、腐った食品の近くに置いとくと発酵じゃなくて腐敗して食べられなくなっちゃうので気をつけましょうね。
暑すぎず寒すぎず、適度な空気の流れがあるような場所にいることが大事なんでしょうね。
英語だと熟すことを
“Ripening”って言うらしいね。
Ripeってなんか果物っぽくてイイ単語だな。