愛は食卓にある
ラジオ（特にTOKYOFM）を、外や家で聞きます。
で、今日午前中は家でちょこちょこやることがあるので、
BGMっぽくかけてます。
ちなみに妻子は買い物に出かけていきました。
キユーピーのラジオCMがかかってさー
さっき。
軽く涙ぐんだのでここにメモっておきます。
前からたまにかなり心に響くようなCMがあるんだよね。
キユーピー。
そもそも
「愛は食卓にある。」っていう言葉もかなり好き。
ちなみに、
ここで試聴もできます。
ラジオCM|キユーピー
これの「ごつごつ野菜篇」ね。
聞けない人のために
テキストに起こしたものがあったので、載せておきます。
「もう仲直りしたら」
「おかあさんが働くんじゃないのよ」
場所。一人暮らしの妹の部屋。
メニュー。妹の手作りの夕食。
話題。妹の転職とそれに伴うもろもろに
ついて。
「おかあさんは心配してるの」
「そんなの知らないよ」
気まずい会話の隙間を埋めるように、
サラダにフォークをのばす。
大きめに切られた野菜。
ごつごつニンジン。ごつごつジャガイモ。
ごつごつキュウリ。
そんな野菜たちに、ふと何かを思い出す。
私の切る野菜と同じカタチだ。
妹と私の野菜が同じなのには理由がある。
母がそう切るからだ。
「冒険じゃないの、挑戦なの」
ドレッシングは、慣れ親しんだウチと
同じヤツ。
「おかあさんの言ってることもわかるよ、
でも」
その上には、
「今しかできない仕事なの」
サラダに刻んだクルミを振りかけるのは、
私の知る限り、母と妹と私。
「おねえさん、聞いてるの？」
もう聞かなくていい。
何か安心しちゃったから。
おかあさんは、妹が自分の知らないところへ
足を踏み出すんじゃないかって思ったんだ。
寂しいしね。
でもね、きっとだいじょうぶだよ。
「おいしいね」
「でしょう？野菜は大きく切らなきゃ
味が出ないの」
話そう。
「おかあさんには言っとく」
「なんて？」
食卓で話そう。
「野菜が大きかったよって」
愛は食卓にある。キユーピー
