うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

自動運転、自動引越し、自動タクシー、人工知能、仕事がなくなる!とか、僕の好きな人工知能みたいな話。

いつかの引越し。

朝8時に自動運転の2トントラック2台がマンションの前に到着。
2台のトラックの間隔は15cmをキープ。
荷台にはザリガニのイラスト。


運転席から40代前半くらいの男が一人おりてきて、
渡された名刺には「引越しオペレーター」という肩書き。
名刺にもザリガニのイラスト。


次に、
ロボットアーム付きの4本足フォークリフトみたいな機械が荷台からおりてきて、
壁やエレベーターに緩衝材を貼り付けながら3階へ。
見ようによっては大きなザリガニに見えないこともない。



機械の足先は2種類のパーツに分かれていて、
屋内と屋外でクルクルと使い分ける。
最初に玄関から入る前に、
屋内用足先に「消毒済」の札付き足先カバーをスポっと履く。




機械はベッドや洗濯機みたいな
大きい家具から順にトラックに運ぶ。
壁の緩衝材にはかすりもしない。
荷台に隙間無く引越し荷物が詰め込まれる。



全て積み終わると、
機械は開けておいた自分用のスペースに乗り込む。
トラックにはお客のための座席はないから、
依頼主は自動運転のタクシーで引越し先に向かう。


昔引っ越した時は3人来て8万円かかったのに、
今回は3万5千円。
5千億円くらいあった引っ越し業界全体の売上は、
今や1千億円を切ったらしい。

みたいなことになるのかなーと思ったんだよねー。

人工知能とロボットとー、
とかそのへん考えるとそのうちこうなるんだよなー、
と思ったんだよ。


あらお安くていいわぁ!なのか
おいおい3分の2人が失業してんじゃないの!?なのか
いろいろ考えちゃうけど。


でもさー、
車が馬を減らしたように、
紡績機械が糸を紡ぐ仕事を無くしたように、
コンテナとタンカーが港湾労働者の仕事を激減させたように、
イノベーションが仕事を奪うのは今にはじまったことじゃないし。


自動運転よりも引越しロボットのほうが難しそうだけど、
できない理由が見当たらないこのごろです。
SF好きとしてはそんな未来を見ることができるかもしれないのは楽しみだけど、
こどもを持つ親としてはこれからどうなるのか心配にもなるね。

一応書いとくけど

このお話はフィクションです。


たぶんこうなった頃にはコールセンターなんて、
大半がAI対応でシーンとしてて、
クレーマーだけは人間が対応するかもね。


営業電話AIに電話受付AIが対応するかもしんないし、
自動運転AIレースが開催されるかもね。
同条件でAI性能だけを競うやつ。
すげーなー。


本当の意味でのマーケティングオートメーションツールとかね。


一応世の中的に
人工知能化しやすいやつとしにくいやつ」
みたいな話もあるけど、
時間の問題だと思うな。