エクセルからパワーポイントに表を貼り付ける話。きれいに！書式をそのまま！というアレを最短で答えまで。

答え：右クリックして「貼り付けのオプション：」で貼り付け方を選ぶと貼り付けかたが選べて、きれいに貼り付けられるよ！
エクセルで設定してた書式も、これでそのまま貼り付け可能だ！
以上！

で、終わっちゃうのも少し切ないので、
以下解説です。

ショートカットを使わないほうがいい時もあるんです

キーボードショートカット、非常に便利だし、
ちょっとPCの操作に慣れてくると使うんですが、
逆に使わないほうがいい時というのもあります。

たとえばこの
「エクセルからパワーポイントに表を貼り付ける」
という時などなど。

普通に「Ctrl+c からの〜 Ctrl+v！」で貼り付けると、
『貼り付け先のスタイルを使用』という形式で貼り付けされます。
これは、元のエクセルで
「見出しの行はグレーで中身は白背景で、罫線の太さはうんぬんかんぬん…」
という書式を指定していても、それを全部取っ払って、
パワポ側で標準設定されている書式で貼り付ける、というモノ。
パワポ側の設定に合わせるんですね。

5種類の貼り付け方法

右クリックをして選べるのは上の
『貼り付け先のスタイルを使用』
を含めて、
『元の書式を保持』
『埋め込み』
『図』
『テキストのみ保持』
という５種類。

それぞれの解説はこの下で。

『貼り付け先のスタイルを使用』

上にも書きましたが、
元のエクセルで設定していた書式を無視して、
パワポ側の設定にあわせて貼り付ける方法です。

実はあんまり使い勝手がよくないのに、
「Ctrl+v」を押しちゃうと、この形で貼り付けられてしまいます。
エクセル側で設定していた通りにしようとすると、
貼り付け後に罫線をつけたり見出しに色をつけたり、
ちょっと面倒。

『元の書式を保持』

これは「エクセル側で指定してあった書式を残す」貼り付け方です。
セルの背景色や罫線がそのままペーストされます。
ただし「縮小して表示」とかはそのままペーストできないので、
そこは貼り付けてから調整が必要。

「Ctrl+v」を押した時、
この形式で貼り付けてくれたほうが絶対便利だよなー。
と思う。
マイク〇ソフトのやることはこのへんがよくわかんないよね。
ここが変だよ大企業。

『埋め込み』

上の『貼り付け先のスタイルを使用』と『元の書式を保持』の二つが、
パワーポイント内に「表」を作っていたのに対して、
この『埋め込み』はエクセルをそのまま貼り付けたような使い方ができます。

埋め込みされた表をダブルクリックすると、
パワーポイントの中に小さいエクセルみたいな行と列の表示がされて、
エクセルの機能をそのまま使うことができます。
「そのまま」というのは例えば計算とか、関数を使ってなにかする、
というようなことですね。

『図』

一つ前の『埋め込み』が一番エクセルっぽい使い方の貼り付け方だとすると、
この『図』は最もエクセルっぽくない貼り付け方です。

文字通り『図』として貼り付けるので、
拡大、縮小や影をつけたり、と言ったことができますが、
表の中の文字を編集するようなことはできません。
エクセル側で数値や書式がカンペキになっているなら、
この貼り付け方は意外と便利ですね。

『テキストのみ保持』

これは、表ではなくテキストとして貼り付けたい時に使います。
表として貼り付けていないですが、
Tabが文字列と文字列の間に入るので、
見た目はかろうじて表っぽくなります。

表としては貼り付けなくてもいいけど、
文字列として使いたいときは便利かな。
あんまり使わないような気もします。

この他にも時々
「キーボードショートカットばっかり使わないほうがいい場面」
というのがありますね。
気をつけよう！

office…
まだまだ現役で有り続けると思う人は、
勉強しましょうね（自分含む）

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