うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

歴史、科学、地学、生物、国語あたりの授業は、まとめて138億年前くらいからスタートしてほしかった話。

歴史の授業が嫌いだった。
たしか石器時代から始まって、縄文時代になって、
その後はだんだん昔の戦争を覚える暗記ゲームみたいになっていったから。

理科は好きだった
科学も生物も物理もなんとなくわかったし、
いろんな人がいろんな大発見をしてたのを知る、
みたいなことが好きだったから。


国語も好きだった。
いろんなおもしろいお話が書いてあったし、
いろんなおもしろいお話を書いた人のことが書いてあったから。


なんとなく「国語」とか「社会」とか「理科」みたいな区分をされていたことで、
それぞれ別なものだと思っていた。


でもさー、
もうさー、
全部「歴史」とかでよかったんじゃないの?
って思うんだ。


学校で勉強してきたことがベースにあるから、
そこから学び直すとしたら、の話なのかもしんないけど。

スタートライン

138億年前に宇宙ができました。
それより前はなんもありません。
ってことで、そこからスタートするじゃない?
だってその前って時間、ないし。


で、
火の玉ドーン!みたいなんなって、
密度濃いとこと薄いとこできててその後冷えて固まって。
っていう、科学と物理の話じゃないすか最初は。


んでざっくり百億年?90億年?くらいして、最初の生き物誕生じゃん。
今の植物のご先祖みたいな単細胞なやつらが生まれて、
んで、どんどん複雑になっていって、他のやつを食っちゃうやつも現れて。
変化に適応できなくて滅んだ生き物もいたりして。
ヒレが出て足が出て、このへん生物ね。


そのうちまた火山ドッカーンなって生き物が化石になったり地層ができたり。あとプレートテクトニクスで山やら川やら谷やら野やらできて。
川沿いに生き物が集まったり。
このへんが地学と最初の方の歴史。


そんで、サルっぽいやつらの中で
・火を使い始めたやつ
・字を使い始めたやつ
・言葉を使い始めたやつ
・道具を使い始めたやつ
・宗教を始めたやつ
みたいな、名もない発明家達がたぶんいて、
その後、今でも名前を知られている発明家、芸術家、政治家みたいな人たちが記録に残るようになる。
っていうのがいわゆる授業の上での歴史。


あとは、集落ができて街ができて国ができて、
ちょっと変わった人たちが、
りんごが落ちるのを見て叫んだり、
風呂に入って叫んだり、
りんごのマークのパソコンとか電話とか作らせるおっさんが現れたり。
みたいな発見と苦悩の記録なのかな、と思うんですよ。


その頃そいつはどんな言葉で話をしていて、
どんな言葉を喋っていて、
どんな生活をしてたんだよ、
みたいなことも知りたいし。


その時代時代でおもしろい人がたくさんいて、
そいつらの発見を順番に聞きつつ、
そいつらの発見を理解できたらいいなー、と思ったんですよ。
単純に記憶するよりたぶん遠回りだけど。
物語のほうがよく覚えるでしょ。


ほら、テレビのしくじり先生あるじゃない。
なんか過去にしくじったお笑い芸人はじめ有名人のみなさんが、
授業形式で自分の「しくじり」とそこから学んだ教訓を教えてくれるやつ。
あれをね、過去数億年分おもしろいところをかいつまんで教えてほしい感じです。


ちなみに今この人の子孫はこんなとこでこんなことしてまーす、
くらいのところまで、
おもろい人のおもろいその後も含めて、興味ある。