うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

ITエンジニア向け勉強会「吉祥寺.pm13」に行ってきたら特濃レベルに濃かった話(前編)。

行ってきました吉祥寺.pm。
前から興味があったエンジニアさん向け勉強会です。
「勉強会」と言いつつ、採用目的でちょっとでっかめの企業がやってるところも多いですが、
ここはなんというか、エンジニア界をよくしたい人の集まりって感じでした。


以下、connpass内の吉祥寺.pm13(吉祥寺.pm13 - connpass)のタイムテーブルを
「たしかこんなだったよなー」と補完したもの。


19:35〜19:50(15分)
Talk1: PythonでWebアーキテクチャーを学ぶ(shuheioza)

19:50〜20:05(15分)
Talk2: サーバインフラ・基盤技術について(progrhyme)

20:05〜20:20(15分)
Talk3: エンジニアの健康について(まみー)

20:20〜20:40(20分)
Talk4: 今あえてDRY原則について考える(しんぺい a.k.a. 猫型蓄音機)

20:40〜20:55(15分)
Talk5: App::RemoteCommandの話(skaji)

20:55〜21:00(5分)
休憩

21:00〜21:05(5分)
LT1: イミュータブルデータ・モデルを1年使ってみた(grimrose)

21:05〜21:10(5分)
LT2: こんな変数名は嫌だ(yuki_kimoto)

21:10〜21:15(5分)
LT3: Webコンポーネント関連の最新動向(tipo159)

21:15〜21:20(5分)
LT4: 3秒でログイン画面を実装する(Taria)

21:20〜21:25(5分)
LT5: 信頼できるエンジニアになる!

21:25〜21:30(10分)
QA&終了&片付け&解散

みっっっっっっっちり。
ほんとにこのみっちり感でした。

この日のテーマ

この日の吉祥寺.pmのテーマは
「新しい挑戦、新しい視点」
でした。
…といいつつ、あんまりテーマを絡めない感じの人もいて、
だいぶ自由。


それでは、手元のメモや登壇者さんのスライドから書き起こしてみよう。

1.Talk1: PythonでWebアーキテクチャーを学ぶ(shuheioza)

トトス (@oza_shu) | Twitterさんの2018年のテーマは
「ちゃんと調べて、ちゃんと理解する」ということでした。
「No more ふんわり理解」的な。


WEBサービスやってて、「Apacheがつまる」とか「C10K問題(クライアント1万台問題:ハードウェアの性能上は問題がなくても、あまりにもクライアントの数が多くなるとサーバがパンクする問題のこと)」とか、
言葉は知ってたけど、
「じゃあ実際なにがどうなって詰まるの?」
という話が気になって、
自分でPythonTCPサーバを書いてみたりしたよ。というお話。


最初はシングルスレッドで
socket(),bind(),listen()…みたいな
ƒT[ƒoƒvƒƒOƒ‰ƒ€あたりに書いてあることを
自分で作っちゃってみたよ。という、ね。


んで、その後マルチスレッドとかマルチプロセスに挑戦してみたよ、と。
preforkしてたくさんのクライアントをさばくApacheっぽいのを作ってみたよ、と。
PostgreSQLはマルチプロセスでシンプルめで、
MySQLはマルチスレッドでむずいけどそれぞれに長所があってー、とか。
次はイベント駆動形プログラムとかNginxもやってみようかなー、とか。


この人これ仕事でやってるんじゃなくて、
仕事の傍らにやってるんだよなー、とか、
情報量が多すぎて耳から流れる血の熱さを感じながら思いました。

Talk2: サーバインフラ・基盤技術について(progrhyme)

2番手はprogrhyme (@progrhyme) | Twitterさん。
事前に告知されてたテーマは「サーバインフラ・基盤技術について」でしたが、
実際は「某社のの医療webサービス群を支える基盤技術」って感じのやつでした。
まあ、connpassの資料共有のとこにがっつり社名も載ってますけども。
なんか一応。


典型的なWEBサーバの構成というところでは、
Apache,Nginx,Java(Scala,Kotlin含む)とフレームワークのPlay,Spring Bootなど、
RubyはほとんどRails。DBはPostgres多めで,Mysqlもあるよ。
複数のバックエンド API コールを並列実行してまとめ て返すOCTOPARTSとか。
Jenkinsとか、Gitlabとか、Nexus Repository Managerとか、
インフラまわりだとKickstartとか、Ansibleとか、 Terraform,とか、Packerとか、
モニタリングのためのCacti、Kibana、Prometheus、Zipkinとかとか。


でも一番大事な話は
We are hiring!
エンジニアリング | エムスリー株式会社
というお話でした。


古い技術も使いつつ、新しいことにも積極的に挑戦してるよ。
という、今回のテーマに非常に合ったおはなし。
知らない単語がけっこうあるー。
自分の知ってる範囲の狭さを知りますね。

Talk3: エンジニアの健康について(まみー)

まみー (@mamy1326) | Twitterさん。
正式タイトルは
https://esa-pages.io/p/sharing/6349/posts/107/67d1802c31fcd0f72234.html:title=とある負傷兵の回復日誌」ですよ。

このリンク先、忙しくてどっか調子悪い人は
ぜひ一度見ておいて欲しい。

なんか原因わからないけど
どこかしら不調な人に向けて

10年以上かけて回復してきたお話をします


という、とある460時間/月を2ヶ月やった先輩の体験談。
強引な受注→プロマネの逃亡→隠された要件→増えない人員→増えない金額→納品後の症状→回復に10年
という、ハライチでも笑いに変換できないくらいの濃いい言葉の連続。


不眠、お腹痛い、手足しびれる、という症状から内科に行っても原因がわからず、
その後めっちゃ調べて神経科神経内科から神経内科を選択
(わかる不具合→神経内科、外に出たくない人と話したくない→神経科


対策のためには
寝よう、休もう、運動しよう、自分を知ろう(簡単な記録を取る)。
「負のループに自分がいるか知ろう」。
もし崩れたら
休息、逃げる、寝る、処置受ける。


そして大切なのは
「愛」。

Talk4: 今あえてDRY原則について考える(しんぺい a.k.a. 猫型蓄音機)

しんぺい live at 荻窪alcafe 2/16昼 (@shinpei0213) | Twitterさん。
話し始めて割りとすぐに「20分しかないんすけど今日スライドが100枚くらいあってー」と。
うわお。
資料はhttps://speakerdeck.com/shinpeim/jin-aetedryyuan-ze-nixiang-kihe-u:こちら


さてさてDRY原則です。
Don't Repeat Yourself。
Don't repeat yourself - Wikipedia


プログラムなんて動きゃいいんだよ。なんだって。
という邪悪な考えの真逆にある思想。
このへん。ふわっとしか知らなかったけど、
奥深くておもしろいのね。


DRY原則は間違えた理解に基づいてプログラムを作ると、
後になって身動きがとれないくらいひどいことになるけど、
正しく理解して「どこが変わりそうでどこが変わらなさそうか」をしっかり
見極めてから作ると、イイ感じのができるよ!というお話。
今時UIと中身を分けるのが当たり前になってきたけど、
それをどう分けるか、というお話。


とはいえ、どこをどうしたらいいかわかんない場合は、
まず「ベターっ」と書いてみるのもありだよ。とのことでした。


他に出てきた原則は
・単一責任原則(あるクラスを変更する理由は複数存在してはいけない)
開放閉鎖原則(拡張に対して開く、修正に対して閉じる)

Talk5: App::RemoteCommandの話(skaji)

Shoichi Kaji (@shoichikaji) | Twitterさん。
スライドが全編英語。解説はニホンゴ。


いっぱいあるサーバにいっぺんにコマンドを投げたい時に
超便利なツールを作ったからみんな使ってね、というお話。


その名はApp::RemoteCommand。


資料はこちらApp-RemoteCommand | Shoichi Kaji [blogs.perl.org]
App::RemoteCommandそのものはこちらApp::RemoteCommand - simple remote command launcher via ssh - metacpan.org


ざっくり言うと
SSH経由でパラレルにリモートコマンドを打つやつ
・Sudoのパスワードも打てる
・Scriptでもバッチでも打てる
というもの。


今時ですわなー。
何百台とあるサーバにコマンド打ったりするのかしら。
すごい世の中だよね。


ということで、
前編のトーク編でした。
どっかのタイミングで後半(LT部分)も書こう。


※主催者さん登壇者さん「そこは消せ!」っていうのがありましたらごめんなさい教えてください。

以下、感想

・エンジニア界、組織を超えた互助意識が最高
・オマエマーケちゃうんかい?と言われそうだけど、
 興味あって、現場に行けるんだから、行く
・それにおれ見た目ITっぽいから居ても違和感ないんだよ!
・ちなみに参加者は99%男性、私服、エンジニア
・平均年齢チョイ高めだけど「ITエンジニア王に俺はなる!」みたいな若者は
 行ってみるといいと思う


ちなみに、元はといえば主催で司会のmagnoliak (@magnolia_k_) | Twitterさんとプログラムとか全然関係無い知り合いで、
なんかおもしろそうだなーと思って行ってみたんです。
行ったら案の定おもしろくて濃かった。

Hp touchpoint analyticsを止めるとHPのパソコンが軽くなるかもしれません。という話を最速で説明する。

何種類か止める方法はあるけれど、


A.「コントロール パネル→プログラム→プログラムと機能」で、「Hp touchpoint analytics …」をアンインストール


B.「Windowsキー+r」で「ファイル名を指定して実行」を開いて、
  「services.msc」を開いて 「Hp touchpoint analytics …」を停止して、次回起動後にも動かないようにする


のどちらかが、手っ取り早いと思います。

どんな症状が起きるの?

2017年の11月以降くらいだと思う。
「なんだか最近PCが急に遅くなりました。メーカーはHpです。」と言われて、
見てみると、たまにこれにあたります。


症状が出ている時に
Alt+Ctrl+Deleteを押して、
タスクマネージャで「パフォーマンス」を見ると、
メモリのグラフがノコギリの歯みたいになる。


メモリ使用量がぐぐぐっと上がってストンと落ちる、
ぐぐぐっと上がってストンと落ちる、
の繰り返し。
PC再起動直後くらいはちょっと安定するけど、
少し使うとまた遅くなる。


調べてみると、
Hp touchpoint analytics clientとか
Hp touchpoint analytics serverとか言うものが重くなる原因の様子。


これの用途には諸説あって、
Hp製のPCを複数台使っている人が便利なようにする仕組みである。という人や、
Hpがシンクライアントっぽいことをするための仕組みである。という人がいる。
まあ、動作が重くなりすぎるので、止めてしまいましょう。

止め方

上にも書いたけど


A.アンインストールする方法
 1.「コントロール パネル→プログラム→プログラムと機能」を開く
 2.「Hp touchpoint analytics …」を右クリックしてアンインストールする


B.止める方法
 1.「Windowsキー+r」で「ファイル名を指定して実行」を開く
 2.「services.msc」と入力してエンターを押す。
 3.「サービス」という小窓が開くので、
   サービスのリストを一度クリックしてから「h」のキーを押し、
   リストの中を 「Hp touchpoint analytics …」をダブルクリックする
 4.「スタートアップの種類」が「自動」になっているのを「無効」にして
   次回起動後に動かないようにする
 5.サービスの状態の「停止」ボタンを押して、今動いているのを止める


のいずれかで消すか止めるかしてしまいましょう。
消すのが不安な人はBのサービスだけ止める方法で、
問題ないぜ!という人はAのまるっと消しちゃう方法で。


ちなみに、消して数日経ってますが、
特に困ったことにはなっていません
(あ、でも自己責任でお願いしますね。)

おまけ:なにがメモリを食ってるか調べるにはリソースモニターが便利ですよ

Windows7以降で使えるんだったと思うけど、
Alt+Ctrl+Deleteを押して、
タスクマネージャで「パフォーマンス」を見ると、
下の方に「リソースモニター」と書かれたボタンがあります。


これをクリックすると、
「リソースモニター」というそのものズバリの小窓が開くので、
「メモリ」のタブをクリックして、プロセスの表の中の
「プライベート」をクリックすると、どのプロセスがメモリを食ってるかわかるよ。


ちょっと不満な点としては、
ChromeとかVivaldiのようなブラウザはタブ1つにつき1プロセスみたいなので、
実際まとめてどのくらいメモリを独り占めしてるかわかりにくいところ。
プロセス名ごとにくくって見られるといいよね。


最近このへんちょっと気になっていて、
「最速のブラウザ」「最強のブラウザ」
みたいなことを知りたい熱が高まっている。


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2018年の私事のこととか仕事のこととか

2018年はどうするか、
みたいな話を書いておきます。
あとで自分が何考えてたか思い出すのに役立つので。


仕事はもちろんごっわんごっわんとやっていくわけですが、
その他のことも書いておこうと思うんです。


何が変わるわけじゃないけど。
2018年にはついに40歳になっちゃうからね。
今年前厄で来年は本厄だしね。

まずは2017を振り返る

2017年の年初に書いた
2017年の仕事のこととか私事のこととか。 - うさみ日記
という記事を元に、ふりかえってみますよ。


1.TOEIC700点超え → 640点だった。ハズカシー。
2.人がおすすめする本を読む → 38冊読んだ。少ないけど内容濃かった。
3.人前での演奏を一回以上やる → スタジオ入ったくらい。楽しかった。
4.オフィシャル得意料理を定める → 定めなかったけどけっこう料理した。
5.体重は60kg前後にする → 年明けで62.6kg。
6.写真を撮る → ちょいちょい撮ったけどまだまだ!
7.おばはんっぽいマインドを身につける → これ、なかなかよかった
8.そろそろローンの借換関係の動きを → 元々借りてたとこに少し安くしてもらった

踏まえて、2018年

以上を踏まえまして、
2018年にやること。


今年はちょっとお題目を減らしてシンプルにしようと思う。
だって、ここに書かなくても本は読むし、写真は撮るし、料理も演奏もするもの。

1.TOEIC700点超えと、なんか新しい言語であいさつレベルに。

 2017年は12月に一度だけ受験したんだけど、
 640点でした!
 低い!去年(620点)より少しは伸びたものの、
 勉強不足!勉強不足感!ハズカシイ!


 しかも毎回リスニングの点が増えて、
 リーディングの点が減る。リーディングもしっかりやって今度こそ700点だ。
 つか、予想問題集をちゃんとやりましょうだね。
 今回全然やらなかったもの。


 ちなみに、TOEICの点はたいして上がっていないものの
 −チャットやら道案内やらなにやらかにやら英語を話す機会を増やせた
 −今まで興味を持たなかったような記事に興味を持てるようになった
 −海外のレシピサイトを見て内容がわかるようになってきた
 みたいなところが変わってきました。
 今まで見ようとも思わなかったものに目が向いてきた感じ。


 Mediumのチョイ難しめなことを書く人のやつとかは
 まだまだ内容がスーッとはわからないので、
 その辺がわかるように伸ばしていきたい。


 あと、英語だけだと18億人くらいしか話せないらしいので、
 もうちょいいろいろ学ばねばなーとも思うよね。
 なにかしら新しい言語であいさつとか
 自己紹介できるくらいになりたいっすね。

2.健康のためによいことをする。

 なんか本当は健康云々って、
 何食うとかどんな運動するとか細かいことあると思うんだけど
 結果体重60kgくらいに収まるようにすれば、
 なんとかなると思うんだよ。
 スクワット、筋トレ、ストレッチ、プランクあたりをやります。


 他に健康周りのテーマだと、
 「人や物にぶつからないようにする」
 というのもある。
 なぜか前よりぶつかりやすいんですこの頃。
 目のせいなのか単純に雑になったのか。


 丁寧な人は他の人や物にぶつからないと思うので、
 ぶつからないように気をつけたい。


 あと、毎年気管支炎になるので、
 今年はならないようにがんばりたい
 (いままさにかかってるけど)。

3.おばはんっぽいマインドの生き物になる

 去年のテーマの一つ「おばはんっぽいマインドを身につける」のは、
 なかなか素晴らしい体験だった。
 なんというか手応えがあった。


 今年はもうちょい根っこからそうしていこう。
 足を使ってそこに行かないと聞けないものを聞いたり
 見えないものを見たり。
 自分から進んで興味があることに首をつっこんだり、
 教えてくれって言われてなくても勝手に教えたり。
 もちろん昔からの友達や家族を大事にしつつ。


 ちなみに「おばはんっぽいマインド」がなんなのか
 2017年の年始は具体化してなかったんだけど、
 たぶんこんなことなんじゃないかなー、と思う。


 …初対面の人とふつうに話せる
 …当初の損得抜きに興味があるところに突入できる
 …世の悪を嫌うわけではなく目の前の悪を正したくなる
  (前にいる人の肩にゴミがついてたらとりたくなる感じ)
 …判断基準は自分が良いと思うかどうか
 …コミュニケーションをとにかく多めにとる
 …人が馬鹿馬鹿しいと思うことでも自分の信じることなら実行する
 …行動・発言ができる
 …動機に「楽しさ」がある


 「ああ、これ言わない方がいいかもな、
  でも、言ったらいい方向に向かうかもしんないな。」
 と思った時に、ぐっと踏み込んで一言を言えるかどうか。
 リアルもバーチャルも関係なく。


 テレビで出川哲朗さんを見ていると、
 あの突進力というか、
 前に前に進む感じがカッコイイと思うんです。
 あれは近いものがあるのかもしれない。


 Pardotのユーザ会にしても、
 何度か行ったいろいろな勉強会にしても、
 社内の勉強会や人になにかを教えるときにしても、
 ふだんでもどこにいても。
 ベースにこんなマインドがあると、
 なんとなく、快いと思うんだよ。


 もちろん、言わなくていいことは言わないにこしたことはないけど。

4.SalesforceとPardotをもっと

 もっと!
 仕事の話なんであんまり細かくは書かないけど。


 Trailheadもやろう。
 実務的な手を動かす時間も増やそう。
 そして、手を動かすために去年の何倍も
 頭を使っていこう。

5.なんか新しいことを始める

 40歳になって、
 今のところ最後に始めた趣味の英語が
 ある程度ふだんやれるようになってきたので、
 そろそろ新しいことですよ。


 まだなにかは考えてないけど、趣味。
 最終的にはお金がもらえるくらいのレべルを
 目指しての趣味。
 新しい言語も上に書いたけど、
 それかどうかはまだ決めてない。


 あと10年で50歳。
 あと20年で60歳。
 どんな自分になりたいのかを考えて、
 ちょっとずつやっていこうと思うんです。


まあそんなこんなで、
今年もよろしくお願いします!

普通に複数ヶ国語を話せる人を見て思うこと。あるいは英語以外の言葉にも興味が出てきた話。

speaky.comで、
いろいろな国の人と話をしている。
インドのITエンジニア、ヨルダンの環境関係の仕事の人、イタリアの貿易関係の仕事の人、アルジェリアの弁護士、モロッコの翻訳者、インドネシアの無職。
そうすると、普通に複数ヶ国語を話せる人がいる。


んで、「なんでそんなに話せるの?」と聞くと、
だいたい3パターンである。


その1、「学校で習ったから。」
その2、「ほら昔占領されてたから」or「ほら昔住んでたから」
その3、「趣味だよ、趣味」


ちょっと掘り下げてみましょう。

その1、「学校で習ったから。」

いやいやいやいやちょっと待って下さいね、待ってくださいよ。
そんなもんこっちだって中高大学で英語の授業受けてたし、
なんなら大学で第二外国語でドイツ語選んでたけど全然しゃべれんぜ。


と、思うじゃん?
と、思うんだけど、
当たり前に学校で習った言葉をその後も勉強して
なんなら文法とか超詳しい人がいるんです。


学級委員長かっつって。
リコーダー今でも吹けんのかっつって。


きっと学校を卒業して何年も十何年も何十年も、
英語をなにかで使い続けてるんだと思う。
趣味なり仕事なりでね。
音楽趣味で歌詞の内容調べてたら超詳しくなってるとか。


たまに、そんな人でもふつーに無職だったりする。
でも頭いいニオイがするんですよ。


ちなみに、この人達が話す内容とか価値観は
「元の母国語や宗教」に大きく関係している。
なんというか、元の母国語とか宗教の上に人が立ってるイメージです。

その2、「ほら昔占領されてたから」or「ほら昔住んでたから」

ちょっと悲しい過去を感じたりもしますが、
今だけを切り取ると超強いスペックです。
アラビア語とフランス語と英語とか、ギリシャ語と英語とスペイン語とか、マレー語とインドネシア語と英語とドイツ語とか。


「だって両方母国語だったもん」グループと言ってもいいのかも。
んで、ダブル母国語を身に着けてることが、
英語を覚えるのにも役立ってるんじゃないかと思うんだよね。


なんというか、
「言語」っていうミドルウェアのレベルが高くて、
その上に「英語」のスキルを乗せる、って感じなんだろうね。
ギタリストがベース弾くみたいな話で。


このグループも3ヶ国語くらいの人が多い印象。


会話をしてみると一つの常識に縛られない価値観の広がりを感じる。
複数文化を経験するってすげーなー。と思う。


おれは転校した経験がないんだけども、
なんか転校生って発想が違うときあるじゃん?
間とかテンポとかも。
あれのスゴイ版みたいな感じ。
あ、宗教によっては超がっちりな場合もあるけどね。

その3、「趣味だよ、趣味」

この人たちはたぶん
言語学習をパズルゲームかなんかくらいに思っていて、
新しい言語を学ぶことを楽しみまくっている。


確かにパズルのピースみたいな、
パーツの組み合わせっちゃ組み合わせなんだけど、
無限の組み合わせがあるじゃないですか。
ふつうそれ見て「うわっ…」ってなるのに、
その無限の組み合わせが楽しいんだと思うよ。


あっちとこっちの共通点とか、違う点とかね。
発見するだけでもうラーメンマニアがスープの素材を語るくらい楽しそうです。
「こっちとあっちのここが似てるんだよほら修行してた店(元になった言語)がいっしょじゃん?」
みたいなことを楽しそうに言う。


この人達は、それ自体が楽しくてしょうがないから
3ヶ国語にとどまらない。
しかも勉強してないことになってる日本語も、
ローマ字でふつうにあいさつしてくるレベルでは使える。


見ているとほんとに楽しそうです。
たぶん実際には広く浅いのかもしんないけどね。
楽器で言ったらマルチプレーヤーみたいな人々。
どの楽器も人並み以上に弾ける人っているもんね。


ちなみにこの人達の中には
アメリカのドラマ見て英語覚えたんだよねー」とか
「アニメで日本語覚えたよー」みたいな人がいる。
いやいやいやいや、字幕ばっかり見ちゃって勉強にはなりませんよそんなもの。
何十時間かかんねん。


自分で考えてみると

そもそも英語の勉強を始めた動機は
宅建の勉強をしたから、勉強の時間って意外と取れることを知った」
ということだった。


たぶん2013年くらいから英語の勉強を初めているので、
来年は5年目かつ自分が40歳になる、というなんだか節目の年。


だからそろそろ英語の次のなにかも初めてみようかと思うんだよね。
基本コンセプトは
・web、アプリ、図書館等使って、お金をかけずにやる
・移動時間とかでちょいちょいやる
言語学習自体を目的にしない
 (パズルっぽさを楽しめるタイプではないようなので)
・英語は英語で続ける
ってとこ。
それかまたプログラムに挑戦するかなー。

最後に

上にも書いたように、宅建の勉強しててわかったことは
「勉強の時間、意外と取れる」
だったんだけど、
英語の勉強を4年やって気づいたことは
「難しいことでも、ちょっとずつやれば進む」
「面白がるの大事」
みたいなことだね。


あー、なんかそんなことわざあったねー。
新しくもなんともないんだけど、
そういうことみたいです。


「自動翻訳機ができるから英語の勉強はしない」
「英語が必要な人とコミュニケーションしないから英語の勉強はしない」
と言うのはまったくその通りだと思う。
ほんと、「翻訳こんにゃく」があるならば。
あるいは、「バベル・フィッシュ」があるならば。


でもさ、学ぶことは楽しいことだったんだよ。
英語の勉強をしないと決めたなら、
他の何かの勉強をするのはどうだい、のび太くん。

サブスクリプションビジネスの予実管理と指標を学びにフィードフォースさんちの「第9回 火星の学校」に行ってきた話。

いやはや、11月も行けました火星の学校。
あれ?もう12月?まあいいや。


今回は「SaaSとかサブスクリプションビジネスのKPI」というのがメインテーマでした。


先生は
DIGGLE(ディグル)予実管理のクラウドサービス| 予実管理クラウドサービス
をやってらっしゃるタシナレッジの山本先生。
digleじゃなくてdiggleね。
予実管理ができるwebサービスです。

さっそくだが本題だ。

サブスクリプションとかSaaSとか、
それ以外でも月々支払してもらえるサービスの指標を学んだので、
復習の意味もこめて書いていきます。
そこんとこよろしく。
家賃だろうが携帯の契約だろうがライ◯ップだろうが使えます。


間違えてたら、ごめんなさい。
むしろつっこみ希望です。

1.MRR(月間の売上高:Monthly Recurring Revenue)

月にいくら売り上げたか。が、MRR。
月間100万円の売上があったら100万円ね。
一番シンプル。


10人のお客さんが10万円/月支払ってくれたら、
月100万円の売上。
翌月10万円/月の契約が一件増えたら、
翌月は110万円。


こまかく書くと
「月初の売上-月中に減った売上+新規顧客からの売上+既存顧客からの売上増分」
ということになる。


例えばここに「バーチャルホストクラブ☆愛VR(アイブイアール)」というバーチャルホストクラブがあるとしてですね。
1,000人のお客さんが3万円/月平均ずつ払ってたらMRRは3,000万円ですね。
あれです。ほら、なんかAIとかバリバリに使ってて、「サービスじゃなくてプロダクトを提供してる」感じのアプリかなんかね。
そんでお酒もちゃんと月々届くの。
オプションでドンペリも届くよたぶん。


ああ、下世話にすると理解しやすい。
脳が下世話を求めておる。


「月初の売上-月中に減った売上+新規顧客からの売上+既存顧客からの売上増分」
の方の例を書くと、
月初の見込みが3,000万円で,
3万円の契約者が10人減ったら2,970万円
でも新規顧客が3万円×10人いたら3,000万円だし、
既存顧客がオプションを30万円利用してくれたら、3,030万円が
該当月のMRR。


ちなみに名前はVRだけじゃなくて
自動音声応答の略語のIVRともかかってるからね。

2.ARR(月間の売上高×12=年間売上高:Annual Recurring Revenue)

ARRはMRRの12倍。
Annualです。
月間100万円の売上があったら1,200万円ってことね。


バーチャルホストクラブ☆愛VRで言うと、
MRRが3,000万円だったので、×12して
36,000万円ってことだよね。


AIのほうが人間よりも人間を大事にしてくれるんですよきっと。
すごいね。

3.TCV(契約総金額:Total Contract Value

契約期間全体での契約金額。
計上は月々するとしても、契約全体の金額。


バーチャルホストクラブ☆愛VRで言うと、
100万円/月で2年(24ヶ月)しばりの契約をしたら、
2,400万円がTCVだね。
ほんとは初期費用とか更新費用とかも含むんだろうけど。
とりあえずはしょる。


ていうか、アプリかなんかだろうに2年縛りの契約とか、
えげつないサービスですね。
姉妹店のバーチャルキャバクラ☆愛ARも作ればいいのに。

4.ACV(年間契約金額:Annual Contract Value

TCVは契約期間全部での、ということなので、
長さは契約期間によって変わるんだけど、
こっちは年間のもの。


100万円/月なら12ヶ月文の契約金額。
1,200万円ね。
12ヶ月間の契約金額。

5.ARPA(Average Revenue per Account)

MRRをアカウント数で割ったもの。
100万円/月の売上があって、アカウント数が10だったら、
ARPAは10万円だね。
いわゆる「契約単価」に近いんだね。


ちなみにARPAを上げるには
・単価を上げる
・アクセスユーザー数を増やす
のどちらかですね。
このへんは昔ながらだね。


バーチャルホストクラブ☆愛VRで言えば、
ドンペリドンペリ!するか、
キャッチキャッチ!するかですね。
いや、バーチャルだからキャッチじゃなくてweb広告とかなんでしょうけども。

6.ARPU(Average Revenue per User)

MRRをユーザー数で割ったもの。
1,000万円の売上があって、ユーザー数が90(10人だけ2アカウントの人がいる)だったら、
ARPAは11.11...万円だね。
こっちも「契約単価」っぽいんだけど、
アカウント数じゃなくてユーザー数なのが違うポイント。


携帯電話屋さんで例えると、
9人のお客さんがいて、一人だけスマホ2台持ちみたいな話。
あるいはバーチャルホストクラブ☆愛VRで言うなら、
複数アカウント持って違うキャラでごら〜いて〜ん。
する人がいるみたいな話だね。
スマホタブレット2台持ちで別キャラ使ってログインしてる人がいるんでしょうね。


あれか、指名制度とかあって、
巧妙にアカウントを増やしたくなる設計になってるのか…。
おそろしいぜ。

7.Churn Rate(離脱率)

これ。これが大事です。ちゃ〜んれ〜と。
何件の契約がなくなってしまうのか。


「離脱」の率なので、低ければ低いほうがいいです。


顧客のチャーンレートとMRRのチャーンレートがあって、
1.10社の既存客がいて2社退会したら Churn Rateは20%
2.10社中2社が退会したけど、売上が変わらなければ
  顧客Churn Rateは20%だけど、
  MRR Churn Rateは0%
3.退会が0でも売上が2割下がったら
  顧客Churn Rateは0%だけど、
  MRR Churn Rateは20%


ちなみにチャーンレートにはネットとグロスのチャーンレートがある
(NETって不動産屋さんも使うけど、「正味の」ってやつね)。


グロスMRR Churn Rateは
MRRロスト÷月初のMRR
失った金額分のチャーンレートって感じ?


ネットMRR Churn Rateは
(MRRロストー既存顧客からのMRR増分)÷月初のMRR
失った金額分のチャーンレートって感じ?
「正味の金額」なのね。


んで、チャーンレートの大事なところは
「とにかく低ければ低いほうがいい」
ってこと。


バーチャルホストクラブ☆愛VRで言うなら、
指名(契約)をくれていたお客様が解約してしまった、ということですね。
1,000件の契約者の内、10人解約されたら
チャーンレートは1%。


ちなみに、先生の先生であるTomasz Tunguzさんという人が言うには

スモールビジネスなら 月3〜7% 年31〜58%
ミドルビジネスなら  月1〜2% 年11〜22%
エンタープライズ(でかいところ)なら   月0.5〜1% 年6〜10%
でおさえるのがキモかな〜

ということらしい。


上のホストの話だと
神奈川在勤東京都M市在住の事務員さんなら月に3%逃してもいい。
でも、ドンペリドンペリ!してくれる都内在勤東京都M区在住の経営者さんは月に1%逃したらアウト!!
みたいな、ね。世知辛い話やで。
眠らない街インターネット、ヴァーチャル砂漠に愛はあるのか、世知辛い世の中やでほんま。

ユニットエコノミクスの話

8.LTV(Life Time Value)

1件のお客さんが平均でもたらす顧客生涯価値がLTV。
Churnがまったくない場合、LTVはなんと無限大になる(ありえへんけどもやな)。


一人のお客さんが月平均5万円の売上をあげてくれるんだけど、
最初の獲得に広告費が10万円かかっていて、
20ヶ月で去っていくサービスなら
LTVは90万円(5×20-10)。


そうそう、支払総額じゃなくて
「生涯価値」なんだよねこれ。
最初支払い総額かと思ってたわ。

9.CAC(Customer Acquisition Cost)

1件獲得するのに発生する費用。
web広告とかにかかった分を獲得した顧客数で割ったもの。
あ、でも調べてみるとこれは
「口コミとかで勝手に来たお客さんは入れないほうがいいよね?」
という考えもあるらしい。


web広告だけから集客してたら、
web広告から来てくれたお客さんの数で割る。


月300万円の広告費で1新規のお客さんが10件来るなら、
CACは30万円。

10.LTV:CAC Ratio

LTV÷CACで出す数字。
上のホストの話でいうと
LTV90万円 ÷ CAC30万円 = 3
だね。


ちなみにサブスクリプションサービスだと、
LTV:CAC Ratioが3倍以上だと、
「適切」だと言われるそうです。


この数字が小さすぎると顧客獲得にお金を使いすぎだし、
逆に大きすぎるならもっと広告にお金かけて集客してよい、
という指標になる。

11.Payback Period

CAC÷ARPAで算出する数値。
1社の獲得にかかったコスト(=CAC)を回収する期間。


ARPA(月の売上単価)が10万円で、
CAC(獲得コスト)が30万円


一人のご新規増やすのに30万円かかっても、
月50,000円の売上になるなら、
6ヶ月で回収だぜ!みたいな話。


サブスクリプションサービス的には、
12ヶ月以内に収まるのがよいそうです。


ちなみに、そんなこと誰が言うたんや、というと、Hubspotさんのブログ記事に
LTV:CAC ratioは3倍以上
Payback periodは12ヶ月以内くらいが
イケてるよね、って書いてあったそうです。


ちなみにちなみに、上に書いたTomszさんのブログには
「立ち上げて3年以内くらいだとLTV:CACは見ても意味無し、
 初期はPayback period見ようぜ」って書いてもあったそうです。
確かに、最初のうちはブレるだろうしね。


ちなみにちなみにちなみに、
回収期間法とは | 税理士なら港区の税理士法人インテグリティ
という記事によると
「ざっくりは測れるけど、
 価値は変わるし、あんまりいい指標じゃないよね」
という見方もあるらしい。
ほほー。

12.Magic number

(当該3ヶ月のQRR-前3ヶ月のQRR)×4
÷前3ヶ月の総CAC(マーケティングと営業費用)
がMagic numberの式です!
某SFDC社さんなんかが指標にしてるそうです。


新規のお客さんや既存顧客からの増分を得るために使ったコストとの
比率を見るための指標だね。


この数字が0.5〜0.6くらいに収まるのがいいらしい。
あ、QRRは突然出てきたけども、四半期の売上ね。


バーチャルホストクラブ☆愛VRで例えると、
4〜6月に3,000万円の売上
1〜3月に2,800万円の売上
1〜3月のCACが900万円
だとすると


(3000-2800)×4÷900=0.8888....
と、結構高い。
四半期の売上に×4するのは年間の売上金額を見るためだね。
四半期で1000万円使っても、年間いっぱいお金をつかってくれれば
健全に続けられるもんね。


この数字の見方っておもしろくて、
四半期から推測できる年間の売上の伸びを、四半期のコストで割るんだよね。
「四半期これだけお金をかけたら年間これだけ売上増えたよ指標」
みたいなやつなんかな。


投資家さんからすると、
「今いくら稼いでるかっていうか、
 どのくらいの伸びが期待できるかを見る指標」
として重宝するんじゃないでしょうか。


Magic Number Calculator for SaaS - Pipeline Marketing
のリンク先に2015年のだけどSaaS屋さんのMagic numberが出ている。
例えば0.5%よりチョイ上くらいのところに証券コードCRMことSalesforce.comさんがいますね。
あ、近くにMKTOことマルケトさんも。

SaaS企業の評価の話。

SaaS企業の評価の話、
が、このあとあったんだけど、
詳しくは
・Valuation
企業価値評価
M&Aマネジメント
という本を読んでね、
という話だったんで、だいぶはしょります。


ちなみに、月の売上(MRR)の7倍くらいが時価総額になるらしいよ。
あと、LTV:CACやPayback periodの予測がありえない数字になってる企業を、
VCはしっかり見抜いてるらしいよ。
売上に見合うCACをちゃんと見込んでね。とのこと。

で、なにをするべきなのか

やるべきことの順位付けをするならば、


1位は既存のチャーンを下げること(離脱防ぐ)
2位は既存からのアップセルを得ること(ドンペリドンペリ!)
3位は新規顧客の獲得(キャッチキャッチ!)


とのこと。
低いコストで利益を出しやすい順番だそうです。

まとめ

いきなり略語を連発することになったけども、
見て、検索して他のサイトも調べて、理解するとちょっと楽しい。
こういう数字が必要な人には。
経営者やCSさんだけでなく、エンジニアさんにも見て欲しい


そしてこれを見るならエクセルでえっちらおっちらやるよりも
DIGGLE
を使うのがいいんじゃないかな!

ここ数回のふりかえり

ここ数回の火星の学校のテーマは
B2Bに効くコミュニティマーケティング
B2Bに効くカスタマーサクセス
みたいなテーマだったんですよ。


で、ホスピタリティ的にどんなお客さんも大事にするけど、
常連さんはもっと大事にしないとねー。
っていうような流れを感じていたんです。


そこへ来て今回は
「じゃあ、どんな指標を見たらいいの?」
という内容だったので、
ああ、とっても勉強になりましたわ。
これはいい勉強会だった。


■勉強会関係だとこんな記事を書いてます
X-tech VRという勉強会に行ってきたよー。教育×VR、医療×VR、ファッション×VR。おもしろそうでしょ? - うさみ日記
うるるさんの隔週勉強会「うる水」に行ってきた話。 - うさみ日記
大規模リニューアルプロジェクトの舞台裏 UX & Service Sketch #21というのに参加してきたよ。 - うさみ日記
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CS JAM #1という勉強会に行ってきたよ。メルカリ、GMOペパボ、カイゼンプラットフォームのCSとは!? #csjam - うさみ日記
第8回火星の学校に行った話。あるいはカスタマーサクセスをサクセスさせる5つのステップ。 - うさみ日記
火星の学校に行ってきた話。あるいはコミュニティマーケティングの勘どころを勉強してきた話。 - うさみ日記

逆上がりができない6歳児が逆上がりができる7歳児になった、という話と、自分の英語学習の話。

〜あらすじ〜
我が家に室内用の鉄棒がやってきた。
長男のさかあがりの特訓のためである。
その後、彼の母親ことうちの奥さんの声掛けの努力がみのり、
逆上がりができるようになったのだった。

ことの発端

今を去ること1年前。
長男の逆上がりチャレンジが始まった。
通っていた幼稚園の鉄棒でトライしたり、
近所の公園の鉄棒でトライしたり。


私の遺伝子の影響か、
運動が得意!というわけではないし、
根性があってできるまであきらめない!というわけでもない長男。
挑戦はするものの、
なかなか達成には至らなかった。


奥さんの声かけや、
公園への付き添い、
果ては「小学校入学の記念写真を撮ろう!」という
軽くイベントっぽい状況のあとにも逆上がりチャレンジ。
幼稚園や小学校に行く前にも
「今日も逆上がりがんばってね!」という声。

できないままなのか?と思われたその時

彼の母親であるところのうちの奥さんが言った言葉は
「鉄棒を買おう」であった。
ワオ。


実はわたしは当初その「鉄棒を買う」という発想がまったくなかった。
だってアイアンバーだよ?鉄棒だよ?
鉄棒って買えるの?
体育館とかグラウンドのはじっこにあるやつじゃないの?


と思って調べてみるとあるわあるわ。
数千円から1万数千円くらいの、
様々な室内用鉄棒がECサイトにあふれているのでした。

届く鉄棒、組み立てかんたん

ということで、インターネッツの恩恵を受けて注文、
そして1日?2日?くらいで到着。
超速い。
世はまさに大EC時代である。


組み立ても30分くらい。
プラスドライバー一本でOK。
かつ、高さを変えたりする部品はちゃんと手で回せるようになっている。
まったくかんたんだ。

挑戦の始まり

とはいえ、そんなすぐにできるようにはならんよねー?
だってーおれーむかーしむかしがんばったけど
なかなかできなかったよー?


と思っていたら、
朝夕声掛けをする奥さん、練習をする長男。
YouTubeで逆上がりのコツを紹介している動画を見せる妻。
最初はタオルを腰に回して手で握って…、
という逆上がり上達メソッドを実践する長男。


マジだ。
これはガチでマジだ。

できた。

挑戦を開始して数日(その間に7歳の誕生日をはさんだ)。
LINEで奥さんからの動画が送られてきた。
逆上がり、成功。
正直、これを見たときは笑いが止まらなかった。


タオルの補助を使っての成功はすでに見ていたが、
今回はそれもなし。
タネもシカケもない本物の逆上がりである。
これが笑い出さずにいられましょうか。


気合を入れて鉄棒に向かう長男氏。
何度かタイミングをあわせて、地を蹴る。
一旦、鉄棒の上で止まってしまうが、
その後バランスと腕力でぐるっとまわって元の体勢に戻る。


ドヤ顔。
かなりのドヤ顔である。
「ざっとこんなもんですよ?
 ご覧になりました?」
と言わんばかりのドヤ顔。

できなくなった。

ちょっと土日で練習をサボったその数日後、
朝、「さーて、今日も一発いきますかっ」と言わんばかりに
鉄棒に向かう長男。


そして挑戦、失敗。


うわー。
なんか典型的な。
まあ朝で体が完全に起きていないとは言え、
できなくなるのって速いねー。

またできた。

やはり一度コツをつかむと速いのか、
その日の夕方には再度できるようになっていた。
ほっとしたのと同時に、
明日からもやらないとねー、できなくなっちゃうねー、という反省。

何が良かったか、何を学んだか、みたいな話。

ええとね、まず最初に、
ここ1年くらい彼に逆上がりチャレンジをさせつづけた奥さんですよ。
あれがなければこの結果は得られなかった。


そして長男の努力。
大変だったな!
逆上がりなんてサラッとできるでしょ?みたいな人には
絶対にわからないだろうけど!
大変だった!


ここから得られた知見は
・声をかけ続けたうちの奥様すごくないですか!
・環境って大事!
・続けることって大事!
・できるようになったことも続けないとできなくなる!
・こういう、トライアンドエラーを体験してくれたことがうれしい
というようなこと。
多くの体感できる学びがあったできごとでしたよ。


CanonのTS6030に買い替えた話。あ、家用インクジェットプリンタの話ね。

ここ2年くらい使っていたCanonインクジェットプリンターMG5730の調子がどうにも悪くなってきたので、
後継機種にあたるTS6030に買い替えました。


5色インクでそこそこキレイで、
スキャン・コピーの機能もついてて、
色は白があって、と、前回とほぼおなじ視点でのチョイス。

あらすじ

エラーメッセージがとにかく出まくって
まともに印刷できなくなってしまった我が家のプリンターことCanon MG5730。
2度の年賀状印刷と大量の写真印刷が効いたみたいね。

変わったところ

・上面の奥から給紙ができるようになった
 (MG5730は下トレイのみ)
・液晶ディスプレイでできることの幅が広がった
・タッチパネルになった(最初それがわかってなくて戸惑った)
・色味がちょっとかわった
・ニ回りくらい小さくなった
くらいかな?変わったところは。


色味は変わったというか、
選べる用紙が少し変わったり、
という変化があるみたい(妻談)。
選べる用紙タイプがかわったから
「えっ!?◯◯に指定した時の色がちょうど良かったのに!」
みたいな声もちらほらと聞こえてきます。


色味についてはたぶんどっかで調整できるんだろうな。
調べてみなくちゃね。

あいかわらず便利なところ

大昔はプリンターのインストールってめんどくさかったけど、
OS側と機体側の進化もあって、インストール?なにそれ?くらいの楽ちんさで
インストールできるし、
Wi-Fi経由でスマホからも印刷できるし、
とはいえもちろんUSBでつないで印刷もできる。


そうそう、相変わらず
「プリンタ ⇔ 無線LANルーター ⇔ スマホ
でも使えるし、
「プリンタ ⇔ スマホ
でも使える。
設定もタッチパネルからできる。


箱を空けてから印刷できるようになるまでが
スムーズなんだよね。
一回っきりのこととはいえ、
最初は肝心。


あと、スキャンなんてしなくてもスマホで写真撮ればいいじゃーん、
っていうものも多いけど、
やはりちゃんとデータにして残したいものはスキャナがよい。
写真の印刷頻度がやっぱり高いけど、
コピーもこの先使うことが増えるかな?
こどものプリントとか。

ほんとはもうちょっとこうしてほしいところ

まずは色味を最初からちょうどよくしてもらいたいのと、
印刷時に変な線がでちゃったりするのの軽減。
あとはしばらく信号なかったら自動で電源切れる機能とかかな
(実はもうあったらごめんなさい)


あとはね、前回のが2年くらいしかもたなかったので
今度はせめて3年くらいはもってほしいな。

ちなみに

検索していると、
プリントヘッド(インクカートリッジが刺さってる台みたいなやつ)
を取り外して洗ってしまえ!
という人もいて、ちょっと興味あり。
洗って復活するなら洗ってみたい気もするよね。


プリントヘッドを洗うための洗剤?洗浄剤?
みたいなものを売ってるところもあるんです。
ああ、そうです。
分解は男子のロマン。


あと、超謎なのが
古いモデルのMG5730の方が価格が高くなってたりすることです。
kakaku.comを見ると、
TS6030が13,320円で、
MG5730が15,500円。
(2017/11/08朝調査)
正直、謎の怪現象です。


というわけで、みなさんもプリンタを買う時のご検討リストに
お加えになったらいいんじゃないかしら、ってあたくし思うわけですのよ。


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