うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

船宿割烹汐風の魚料理がサイコーに素敵だった。

麹町にある「汐風」というお店に行ってきた。
船宿割烹。
たまにはおいしい魚が食べたい!
というときに再訪したい店ができましたよ。


飲食店の評価は
「二度と行かない」
「気が向いたらまた行くかも」
「ぜひまた行きたい」
「人にもおすすめしたい」
というような段階があると思うけど、
このお店は人にもゼヒおすすめしたい。
推せる。



どんな店?

地下鉄麹町駅近くのビルの地下一階にあって、
店内は座敷(ほりごたつ式なので足をのばせる)とカウンター。
壁には巨大な魚拓(大きい方は183?)!
ホールスタッフ一人、厨房2人くらいの、
20人強くらいでいっぱいになりそうな店内。


ちなみに、中目黒駅の近くにも店舗あり。
こっちは前を通りかかったことはあるけど、
入ったことなかった。


カウンターの上部にたんざく式メニューとホワイトボードがあって、
そこに書いてあるのは
魚魚魚魚魚魚魚魚魚煮魚焼魚揚魚魚魚魚魚貝貝野菜炭水化物鍋コース
日本酒日本酒日本酒日本酒日本酒焼酎焼酎焼酎焼酎焼酎焼酎サワー。


肉、ありません。

料理のほうは

この日食べたのが
・お通し:生ひじき
・刺身盛り合わせ
・ぶりかま焼き
・イサキから揚げ
・さざえお造り
・菜の花のおひたし
・島寿司
素材はどれもとっれとれぴっちぴち。


いただいた飲み物は
ビールと日本酒(ロ万)と芋焼酎(もぐら)。
焼酎と日本酒が充実してて
他にはサワー類や梅酒もあり。


お通しの生ひじきは乾燥のものよりやわらかく
海藻らしい食感があって、
もっと食べたくなる味。


刺身はふつうの醤油と、
泡盛島唐辛子を漬け込んだ自家製こーれーぐーすと醤油を合わせたものでいただいた。
たしかマカジキ、目鯛、ぶりの背側/腹側、まぐろが盛り合わされており、
どれも素晴らしい弾力と個性。
モチモチ、サクサク、プリプリ。
くさみがないからそれぞれの味がしっかり伝わってくる。
あと、職人さんの仕事を感じるシャキシャキした大根のつまに感動した。
極限まで細いのに、まったく水っぽくない。


ぶりかま焼きはパリッパリに焼きあがった皮の下に濃厚な肉と脂。
脂なんだけどしつこくない。
「ズドン!」とくる味。


から揚げはサクサクフワフワ。ポン酢でいただく。
いくらでも食べられる幸せな味。
フィッシュアンドチップスばっかり食べてるイギリス人に食べさせてみたい。


さざえのお造りは身がコリッコリ。
そしてこれも肝にいたるまでまったくくさみがなくて驚いた。
「肝ダメなんです〜!」と言っていた人に食べさせても
「これは大丈夫、食べれるしおいしい」という好評価。
パワハラの実行犯にならずに済んでよかった。


島寿司はヅケにした切り身を握った寿司。
身がもちもちです。
空腹なときに出会いたかった。

また行きたーい−

もちろん単純においしかったから、というのがまた行きたい第一の理由だけど
他のメニューが気になる!というのがもう一つの理由としてある。


たとえば自家製さつまあげ
となりのテーブルの人が頼んでたんだけど、
こんがりしていて食欲をそそる見た目。


あとはぶりしゃぶ鍋が気になった。
お客さんの半分以上が注文してたように思う。
鍋から漂ってくるダシの香りと、見たところ刺身と同じレベルのぶりの切り身。
あのぶりの脂がダシの表面に浮くのかと想像するだけで幸せ。


孤独のグルメのテレビシリーズがいつかまたやったら
五郎さんに行ってほしいようなお店だったなー。