「伝統」というと、なんだかとっても身構えてしまうし、
「ストーリー」というと、なんだか壮大な、大げさなものな気がするんだけど、
そういうのが大事なんだな、とこのところ思っている。
例えば同じ会社で同じチームで働く人。
例えば家族。
例えば友達。
例えばバンドメンバー。
結果が出てて、仲も良くて、そこにいる事自体がうれしい。
みたいなのが素晴らしいと思うんですよ。
家族友達って考えると「結果が出るってなんだろう」と思うけど、
そこは各自考えて。
それぞれいろいろ目的があるけど、
なんというか、
「このメンバーでずっとやってたいわ」
みたいな集団ってあるじゃないっすか。
ほら、物理で習った「ベクトル」の話があるじゃないですが、
大きさと向きで力を表す、みたいなアレ。
各個人が集まってチームなわけだけども、
ベクトルがバラバラだと正直しんどい。
かと言って超筋肉ムキムキのリーダーが
「お前ら―!俺の言う通りにせんかー!」
とか言ってても、反感を買うだけでうまくいかない
(特に今のご時世)
そこで大事になるのが
「伝統とかストーリーを作ること」
なんじゃないかと思っている。
「伝統とかストーリーができること」じゃなくて
「作ること」ね。
なんというか、意識的に伝統を作ってストーリーを作ることによって、
「我々は偉大なことを成し遂げた」だけでなく、
「我々は偉大なことを成し遂げた偉大なチームになった」という話ができる。
というような。
なんつーの?
チームビルディングとか心理的安全性とかって言う話をするときに、
この辺をうまく使えると潤滑剤の役割を果たすと思うよ。
って話ね。
昔で言えば飲みニケーション的なものが伝統だったりしたのだろう。
私が社会人になった2,000年頃、初めて入った会社は
飲み会が多かった。でも、年々減っていった。
伝統が時代にマッチしなくなったんでしょうかね。
こういうのって少人数のチームだとできても、
大人数だと難しくなるんだよねー。
考え始めたきっかけ
人が集まって仲良くなるってことを考えてたんです確か。
Pardotユーザ会や他のいろいろで他社の人といろいろ話をしたり、
チームに後輩が入ってどうやっていっしょに仕事をするべきだろかー、と思ったり、