うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

転職して一か月が過ぎた今、何を考えてるかとか。

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転職して一か月が過ぎた。
あっという間だった。
転職して一か月が過ぎた。
本当に?と聞きたくなるけど、
本当に転職した。


10年前の自分が聞いたらびっくりすると思う。
お前43で転職するで、ゆうて。
いやだって43歳なんて江戸時代なら死んでるし。
たぶん人生下り坂っていうか、
清水の舞台どころか、
おじいちゃんが家族背負ったままジェットコースターからジェットコースターに飛び移るようなもんだし。


さておき、本当に転職しました。


ちなみに新しい勤め先は以前書いたこちらの記事の会社です。
セゾン情報システムズさんに行って、DataSpiderを作った方とお話をしてきましたよ、と言う話。 - うさみ日記


前から、「御社見に行っていい?」みたいなことをなんかのついでにやっているんですよ。
さすがにコロナ禍でほぼやってないけども。
会社訪問。楽しいし勉強になるしいいことづくめじゃないですか。


営業さんが来てくれたら「じゃ今度御社行って見学してもいい?」とか
友達の事務所が移転したら「じゃ今度行ってもいい?」とか
仕事しててなんか難しいとこがあったら「すいません今度行くんで教えてもらっていいですか?」とか
仲間が何かで悩んでいたら「こういうのお詳しいですよね?一緒に行くからおせーて」とか


あ、「別に用はないけど、うちの会社見に来てよ」という人は
コロナがあけたら伺いますので、教えてくださいね。
うさみ Usami (@otoan_u) | Twitter
あたりからぜひぜひ。
「事務所ないからオンラインで話そうぜ」
というのももちろん大歓迎です。

SFUG Pardotユーザ分科会から離れる話

そんなこんなで、
2017年2月からやっていたPardotユーザ分科会のリーダーをやめました。
7月14日が最後の参加回なんだけど、
残念ながら動画での参加になりました。


締まらない終わり方がほんと自分っぽいなーと思う。
初回はインフルエンザで休んで、
自分が参加する最終回は動画での参加とか。
ああ、世が世ならオフラインで集まって自分の送別会したかった
(頬を伝う一筋の涙)。


んで、本当に本当に大事にしていた会だったのだけど
辞めてよかったんだと思っている。


その理由の一つは、
まず最近自分がほぼPardotに触れていなかったこと。
リーダーといいつつただの進行役になっていて
(それでもいいとおっしゃってくださる方もいたのだけど)
自分的になんか違うなー、と思っていたこと。


そしてもう一つは、
Pardotから離れても、
世の中に少しずつでも幸せな人を増やせちゃうんじゃないの?
と思ったこと。


私、いろんなメモをGoogle Keepに書くんですが、
その上の方、固定してあるところに

人生の目的は幸せになること:自分を成長させ、他人を成長させるのが仕事。みんなが自分の子供も働かせたいと思う会社。みんなが一緒に仕事をしたいと思う人。


と書いてるんです。
「人生の目的は幸せになること」はたしかダライ・ラマの言葉で、
なんだか共感して書いたやつ。
うしろの方はたぶん自分で思って書いたやつ。


で、少子高齢グローバルIT化が進んじゃった世の中で、
「RPAやらMAやらSFAやらデータ連携やら含んで、
 データの活用で生産性上げれる人を増やす。」
みたいなこと思ったんですよ。


もちろん自分の生活が第一なんですが、
周りの人が幸せじゃないと自分が幸せじゃないじゃないすか。

転職前後の変化の話

仕事の話

前職には15年いて、
情シス回り・マーケ回りあたりの仕事を
本当にいろいろな仕事をやったのだけど、
これが一回リセットされた。というのが衝撃的なできごとでした。


前職、いい会社だった。
これからもグイグイ伸びていくと思う。
このへんの細かい話はまあ会ったときにでも

ビルの話

あと、前職は途中まで事務所の仲介をやってた会社なんすよ
でも自分自身が「ビルや事務所の違い」みたいなものを
あんまり意識してなかったんだよね。
とにかくどんな過酷な場所でも仕事できることも強みの一つだったしね。


なんてったって自分より年上のビルから、
赤ちゃんみたいなビルに来てしまったもんだから衝撃たるやすごくて、
「エアコンの音がしない」
みたいなことにいちいち驚いている。

生活面の話

あと、生活の面でいうと、
図書館が前より遠くなったのがもったいないなー
(とかいいつつ今2冊借りてる)。
あとラーメンすみすが遠くなったんだよね。
また行きたいな。


あ、そうそう。
あと乗り換えの駅が新宿から四ツ谷に変わったんだけど
なんというか、新宿駅ってすごい駅なんだなー、
と改めて思った。


写真はほぼ関係ないけど、この前お昼に行った神社。

データ自動化のその先とH.G.ウェルズのタイム・マシンの話。

私は転職した。
今はデータを自動連係させたり、ファイルを自動でやり取りするツールを扱ったりなんだりしている。


ある友人が言った
データをいい感じにあれさせる悪の組織とかじゃないのか…残念。


私は思った。
私の転職先は悪の組織ではない!と。
むしろデータで世界をちょっとずつ平和にする組織だ。と。
実際ここのツールで私の人生は少し幸せになったのだ。


それから1日経って、私は思った。
全てのデータがしかるべき自動処理&自動連係されて、
ニンゲンのするべきことがなくなったら
H.G.ウェルズタイム・マシンみたいな世界がいつか訪れるんじゃないかしらって。


H.G.ウェルズタイム・マシンは読んだ?
主人公のタイムトラベラーは紀元802,701年の未来に行くんだよ。
そこはまさに桃源郷で、なにものにも縛られない進化した人類が暮らしている。
自由すぎて、知能は幼児のように退化してるけど、争いもなく牧歌的で平和そのもの。


でも実は地下に獰猛に進化した別の人類が暮らしてて、
こっちはこっちで知能が退化していて、
夜な夜な地上に出て暴れまわる。
みたいな章が印象的な小説。


もしデータの自動処理や自動連係のしすぎで、
何十万年後かに人類の知能を退化させちゃたら、
どーもすんません。
と思った。


まあほら、ネイティブアメリカンの名言的なやつでも


どんなことも7代先のことまで考えて決めなければならない

 

 

っていうじゃない?
何十万年か後はもう7代先どころじゃないんで、
どーも、どーもすんません。
ってことで。

三日目のSalesforce Liveの基調講演で聞こえてきたキーワードを並べてみる2021/6/3

三日目の今日も朝イチの基調講演のメモをとってみました。

テーマ

行政デジタル化に重ねる「企業 DX の正解」~データがつむぐ官民連携と日本企業デジタル変革の成否~

登壇者

行政側のIT人材育成関連リーダー
一般社団法人ガバナンスアーキテクト機構 高橋さん


セールスフォース日本法人の副社長
セールスフォース・ドットコム 古森さん


インプレス田口さん モデレータ

内容

1.コロナが顕にした日本の劣化
日本は2,000年頃から「e-Japan」「i-Japan」として
政府のITを世界に冠たるものにしようとしてきた。


一般企業は以前からテレワーク、ペーパーレスという取り組みをしてきていたはずだが、
あまり進んでいなかった。
コロナが推し進めた。


「アベノマスク」は一人一枚の配布ができなかった
「給付金」は電子申請より紙申請のほうがはやかった


古森さん
コロナの影響で、このままではいけない、と理解してから一年経った。


民間も行政を責めるだけでなく、テレワーク対応できているか、という点を意識すべき
一回目の緊急事態宣言と比較して、出社に戻っている企業が多いのでは。


「要するにアウトプット。結果を出すぞ。」
という観点/ゴールがあるため、テレワークかオフィスワークかが選択されている。
本来そうではないはず。


感染者数はFAXで情報が流れているという実態があるらしい。
電子化できていない部分多数。


エクセルでマクロで、という文化が根強く残っている。
そうではなく、DB化して「情報のバケツリレー」をやめたい。
国会でも答弁時に紙を持つのではなく、タブレット等活用すべき。


目の前のことに一生懸命になって
「仕事をした感」にひたってはいけない。


役所の過去の情報は紙→テレワークで家に居ても見えないから、事務所に行く必要がある。
テレワークだと、オフライン時に話ができないため、雑談が減る。
これは行政、民間問わず。


紙は悪くない。便利。
紙の全てを否定するのではなく、
情報の格納をデジタル化して、
一部アウトプットで紙を使う、というのもあるかと思う。


「創造的仕事」を人がやるべき。


jGrants開発の裏側。
申請の電子化等。
一度プロジェクトは頓挫したが、
またプロジェクトが動いている。
「届け出の窓口だけ電子化」というのが最初の状況。


補助金はいろいろな種類があるが、
その全てに対応できているわけではなかった。
なぜか→「BPRですから」と言われた。
多様性が本来求められているのに。


例えばゲームで考えると、
ゲームのユーザーのレベルによって、
出てくるモンスターは異なる。
それになぞらえて、そもそも「申請」という場所にいるなら、
どのモンスターが出てきて、どのフラグが立って、というのを
APIで実現する、という方針を考えた。


それまで行政はオープンデータにしかAPIを使っていなかった。
そうではなく、内部処理を含めてAPI化を進めるべきだ、
という方針を立てた。



補助金だけで500?1,000?(国、地方自治体、全て含むといくつ有るかわからない)。


jGrantsは公募から結果通知までの複数ステップを、
いろいろなシステムとの連携部分を含めてできるようにしている。


「申請させることが目的ではなく、
 困っている人たちに補助金がとどくようにすることが目的」
それができるように、提出データの様式チェックをするだけでなく、
審査員との利害関係等まで含め、いろいろなチェックができるようになっている。



提供する側の縦割りの組織でなく、
申請者からの申請に正しく普及できる仕組み。


大きい組織なら組織で対応できるが、
小さい自治体等だと担当者が一人で対応している場合もある。
プラットフォーム化することで、申請→承認のフローもバイパスをさせたりするなど、
多様なフローを組めるようになっている。


DDDMという概念。
データドリブンな意思決定


プラットフォームはSalesforce、heroku、Mulesoftを使っている。


最近はローコード開発が注目されている。
→セールスフォースはローコード。
6ヶ月でこの仕組はリリースされた。


herokuはプロが使う環境だが、
すぐに準備ができている状態になるため便利。
拡張性もある。


先に業務のイメージがあって、
そのためのツールを集めていったらこの構成になった。


セールスフォースはカスタマーボイスを組み込むために
イデアエクスチェンジという仕組みを用意していて、
投票で新機能を決めることをKPIの一つにしている。


ローコード、APIも含め


政府は調査1年、設計開発1~2年といったロングスパンの開発をしていたが、
こういう作りにしてより柔軟性をもたせ、
民間の足を行政が引っ張らないようにしようとしている。


jGrantsの仕様書は経産省のサイトにある。
一般企業のリファレンスとして見るのもよい。


行政の過去のアセットと新しいことをつなぐ仕組み。
過去のものを活かしながら新しいカタチに進化させていく、
API活用は必然。


セールスフォースはCRMのツールだが、
「顧客中心、顧客接点の軸」と「縦横無尽なコミュニケーションレイヤー」
がある。


今まではビジョンもあってもできなかった。
今はビジョンに沿ったものを顧客も社員も両方がよりハッピーになるようなものを作っている。


CIO/CDOへの小森さんからのメッセージ。
「コスト削減するCIO」
「使われるべきデータを使えるようにデザインするCDO
がいると思うが、
どういう方向に持っていくために、決断できるような人、
自分たちの未来を自分たちで描けるような人たちが
CIO/CDOとして推進するべき。


ものすごく早いテクノロジーの進化があるが、
データをイノベーションにつなげるのは人間。
いままで以上にCIO/CDOの仕事が大事になる。
新しい技術やツールについて調べて知る必要がある。
戦艦大和の建造ではなく、すぐに使える戦闘機が必要。


オードリー・タンさんの3つのF
「Fast(高速)」「Fair(公平)」「Fun(楽しい)」


行政は行政、民間は民間ではなく、
システム、データがどんどん融合/連携していく必要がある
行政⇔民間のデータ連携も今後考えられる。
民間がアプリを作って申請を便利にする、という未来もあるかと思う。


「行政や民間で区切る必要はまったくない。
 基点は提供する側の企業/組織ではなく『ユーザー』。」
 
 
企業に向けたアドバイス


高橋さん
自分のところが使うものではなく、
エンドtoエンドで、
社会主義的でなく民主主義的なしくみを作ろう


小森さん
アプリケーションは進化するので入れ替えればいい
データは「事実」なので、
それをインサイト・インテリジェンスにつなげるようにすること。
アプリケーション、技術は進化する。
データを大事にする仕組みにすると、現場に役立つようになる。

Salesforce Liveの基調講演で聞こえてきたキーワードを並べてみる2021/6/1

Salesforceさんのイベントの基調講演って、
Salesforce社の話だけでなくて、世界がどう変わってきて、この先どう変わっていくか、
みたいな話が聞けてとても好きなんです。

今日はSalesforce Liveというイベントの基調講演を聞きつつ、
気になったワードをメモってみました。
全文書き起こしではないけど、
環境の問題等で見えなかった!という人にも、雰囲気を感じていただければと思います。



小出社長より先日のシステム不調の謝罪

森の中の柴咲コウさん、Marcの本紹介

Forward Looking Statements

柴咲さんと小出さん

利益を出しつつ社会貢献もしている、と読んだ。
Salesforceの成長の最大の要因を教えてください。


「共通の価値観に基づいた企業文化にすると、創業時に決めたこと」
コアバリュー
・信頼
・カスタマーサクセス
イノベーション
・平等


この価値観が私達の方向性を決める重要な指針。
この上で成長しながら継続的に社会に貢献している。


働き方ランキングでも上位。
お客様やTrailblazerの皆さんが可能にしてくれている。


柴崎さん
「平等をどう実現しているかきになります」


小出さん
「IT企業が平等をコアバリューに入れているのは珍しい
 社会貢献のためには個性や多様性を認め、優秀な人材が尊重・信頼し合いながら働くようにしている。」


今回のテーマ
Success from Anywhere


パナソニックライフソリューションズさんとカインズさんが今回登壇されます。


<動画>
・さよなら現状維持
・さよならエレベーター
・さよならシャツとネクタイ
・渋滞にもメールにもさよなら

・ようこそ成功
・ようこそ変化
・健康な生活のスタート
・ようこそ新しいスキル・トレイル
・そして、蓋体b成長を
・場所に縛られることなく
・先進のイノベーションと場所を選ばないこと
・真の平等を実現し、豊かさを共有
・持続可能な地球
・ハローフューチャー、ハローサクセス


小出社長
ビジネスは世界を変えるためのプラットフォーム


・コロナ対策
・平等と社会課題の解決
・地球環境
・社会貢献


変化する私達の世界


デジタルとリアルがシームレスに融合する世界は
パンデミック後も続く


企業活動をどこからでもできるよう、
手助けをしていきます。


企業が素早く判断できるように
データドリブン経営への一助に


私達は変化の激しい世界に生きている
Cloud1.0ではデスクトップPC、
Cloud2.0ではソーシャル、モバイル
Cloud3.0はどこからでも働ける時代。Slack、Zoom、ビデオ、IoT


Customer360で最高の顧客体験をしていただく
データがその原動力


Hyperforceの上に全てが乗る、Slackも連携する。



パナソニックライフソリューションズさん
お客様一人ひとりの課題はなんなのか、
社会が変わり続けていく
科学技術と元からある技術を組み合わせていく
情報のデジタル化→営業、技術、事業部をつなげるスピード。


個人個人で分断されていた情報がつながり
個人戦から団体戦になり、
広い面でお客様と向き合えるようになった。


売ったら終わりではなく、お客様とずっとつながる。
お客様の動きなども分析しながら空間をソリューションする。


お客様に「こういうふうに向き合いたかったんだな」と改めて気づけた。


「つながりつづける」というのがキーワード。
解決の手段が広がっていく。
ビジョン達成のスピードがどんどん上がっていくのを目指したい。



PardotやSalesCloudの情報を営業が見る
お客様情報はTableauで見える化
Einsteinが提案する
提案はWeb会議で
詳細な提案準備をビジネスパートナーとパートナーコミュニティでする
設計見積もり等はパートナーとシームレスに
MyTrailheadで施工手順やポイントをパートナーは学ぶ


施工後のオフィスもTableauで見える
温度湿度CO2などなど見える
従業員モバイルアプリからも見える


道浦社長
お客様の暮らしを支えてきた
いままで以上にお役立ちできるように、デジタルのちからも使ってステークホルダーと協力していく
今後は家庭内のいろいろな機器をデータの基点に変えていく。


1社、1個人が変えるのではなく、コラボレーションから変化を生む
持続的に変えて行く。



カインズ
ホームセンターを超えていく存在に。
世界を豊かに。
オンライン・リアルの両方でどれだけ買い物を楽しくするか。
コンシェルジュ的なアプリを作る。
どのお店に何個有るかを見えるように
人に合わずに店外ロッカーで受け取りもできる
買い物の前でもあとでもお客様と繋がれる


ホームセンターを楽しむ

ドッグランの予約サービスも作った


お客さんの体験価値を変える
全ての部署がどうデジタルを使えばいいんだ、というのが日常会話になっている


こんなのをやりたいと言ったあと2週間で形が見えてくる
デジタル部門と現場部門の密なコミュニケーションが実現している


社会的価値と経済的な価値の両立
デジタルを上手に使って


ECサイトで「店舗でみたい」と思ったら予約ができ、
来店時に店員さんに持ってきてもらえる
家族で「私もほしい」という人がいればオンラインで各店舗のリアルタイム在庫状況も見られる(MuleSoft利用)


店舗で取り置きできる方法がいくつかあり
「ドライブピックアップ」もある
店員さんは購入物をセットして待ち、
車が到着したらそれを届ける。


カインズ工房はエクスペリエンスクラウド
DIY工房の参加者管理の裏側


店舗とデジタル、どこからでもお客様と繋がれる


カインズ高家社長
「IT小売業」従来の小売を変えていく
世界を日常から変えていく。
暮らしを変えていくことにこだわっている。


来店前・来店後もつながれるコミュニティ
エモーショナルな買い物、快適な買い物


地域や社会との共創
グループができた時の創業理念は「文化の創造」60年前から→原点に立ち返り、今の我々なりに実現
ワクワクするようなこと、地域に対する貢献


地域のライフラインとして役立つ
災害時だけでなく平時も役立つ



小出社長
お客様を中心に技術革新をどちらも進めていて素晴らしい
全てがつながり
お客様がその先にいる。

イイ感じのデータセンターを見学したので、メモっておく

たまーに他社さんとか見学するのが好きなんです。
ほら、現場に行かないとわかんないことってあるじゃないですか。

レシピ本を読んだりレシピ動画を見るのもいいけど、
実際目の前で作ってもらうのって情報量が違いますでしょ?

んで、まあ、
データセンターなのでどことはいいませんが、
イイ感じのとこを見てきたので、共有。
つか、ある程度以上のとこならどこもこんな感じなんだろうなー。

地震にも水害にも強い立地

・入館時に金属探知機とX線探知機にかける

・カメラ、スマホ、PCの類は許可なく持ち込めないし、どうしても持ち込む場合はカメラのレンズを隠すシールを貼る

・サーバラックがある室内への認証はカードキーと静脈の2要素

・サーバラックの鍵を開けるのもカードキーで、その人が開けるべきラックの鍵しか開けられない

・窒素ガスの消火設備があるが、入退室管理と連携して、室内の人がいなくなってから消化する

東日本大震災時もふつうに稼働してたのと同じ設備(免震構造の建物、二系統電源、セキュリティゲートなどなど)

・あのへんの組織とかあのへんの法人も利用中

UPSがたくさんと巨大なディーゼル発電機が数台あって、停電しても2日間以上サーバを稼働させられる
 (そんな停電になったらみんなネットとか見れなくね?という問は置いておく)

・発電機は一ヶ月に一回試験稼働している。音が超うるさいけど、防音しっかりしてて苦情も来ないほど

・ここの発電機だけで500軒くらいの電気がまかなえる


もうね、
セキュリティの強さで言えばトム・クルーズルパン三世くらいしか入り込めないんじゃないかと思うんですよね。
すごいなーデータセンター。

小林亜星と浜田雅功と松本人志(敬称略)のCMを見たり思い出したりしている話。

テレビ見てる?
私は見ない日はまったく見ないんですが、
見る日は1~2時間くらい見ます。
家事ヤロウとか好き。


ニュース、天気予報、バラエティ、お笑い、音楽番組、料理番組、旅番組、科学モノや動物モノなどなど。


で、CMも自然と見るんですが、
ここ数日で数回見ている、松本人志さんが出演している「何か」のCMが、
なんのCMだったか思い出せていない。
たぶん通信系?だったと思うのだけど。


松本人志さんの
なんとかかんとか~するんやっ。
という「違和感のある爽やかさ」があるセリフは耳に残っているのだが、
なんのCMだったろう、という印象。


ダウンタウンの最近のCMといえば、
浜田雅功さんの出前館のCMを即座に思い出す。
スーダラ節の替え歌で
「でーでーでーまえかーんー
 出前がすいすいすいー」
である。昭和感ハンパねぇ。


だが、
「でーでーでーまえかーんー
 出前がすいすいすいー」
はとても強力に耳に残っているし、
あれが出前館のCMだったのはもちろん覚えている。


やはりCMとかCMソングって、
ベタなほうがいいんじゃないかしら。
もちろん商品やブランドのイメージってもんがあるのだろうけど。
出前館は競合であるはずのUBER eatsやらwoltと完全に差別化できていると思う。


小林亜星さんのCMソングを知らない方に少しだけ紹介すると
マルハのちくわのCMソング→まーるーはーのーちーくーわっ
レナウンのCMソング→レーナウーンレナウンレナウン
のような、商品名をメロディに乗せて連呼するスタイルの歌。
非常に印象に残っている。


あと、日立グループの「この木なんの木」も小林亜星さんなんだよね。
作詞も作曲もできるからこそ作れるすごい歌だよな-と思う。


CMソングといえば、20代くらいのころ
「静岡出身のバンドマンはみんな学生服のやまだのCMソングを耳コピしていた説」
というのがあるけど、真偽の程は定かではない。

こどものサッカーの話。

 

**あらすじ
長男10歳、次男6歳の我が家ですが、
ふたりともサッカーをやっています。
大雨でもなければ、土日はどっちもサッカーのなにかしらにでかけていく。
雨が降って休みになっても、近所で雨に濡れずに練習できる場所があったら行ったりする。


こうなったののそもそもの最初は長男が幼稚園年中の頃。
彼は父に似たのか運動が得意ではなさそうだった。
少しでもスポーツに振れさせよう、と、地元のキッズチームに入れた、
小学校に上がってからもそのままそこの小学生チームに所属し、
今もそのチームでサッカーを続けている。


彼は周りと比べてうまいわけではないけど、
運動がまったく得意ではない父としては続けてることがほんとにすごいなー。と思う。尊敬する。
まわりと比べてうまくなくても、少なくとも父よりはうまい。


そして次男もそれを見て育ったこともあるのか、
最初は長男と同じチームのキッズチームに所属。
そこでめきめきとサッカー好きになる。


その後、次男が通っていた保育園の運営法人が、
未就学児とその親向けに、日曜朝親子サッカー教室的なものをやっていることが判明。
そこに通い始めて、新たなサッカー仲間と出会い、
さらにめきめきとサッカー大好き少年に。


そして、そこで出会った友達に誘われて、
年長になってからは日曜午前中は親子サッカーで汗を流し、
午後は某小学校のグラウンドや体育館なんかでやるサッカーチームの練習に参加。


この4月から小学生になった次男は、
上に書いた日曜午後に参加していたサッカーチームに本格加入して、
週に何回とかのペースでサッカーしている。


また、日曜午前の親子サッカーで知り合ったみなさんには、
たまに「OBOGお父さんお母さん大集合」的なフットサルに誘っていただいて、
自治体の体育館や中学校のグラウンドでフットサルに親子で参加させていただいている。
長男も次男もこれをとても楽しみにしている。


正直、こんな世界があるとは、である。
土日って休むんじゃないの!?
と思いつつ、好きなことをやってるんだから
彼らにとってこれは休日の贅沢なのかもしれない。


**不思議
長男の所属チームと次男の所属チームで、
共通しているところもまったく違うところもあるのが面白い。


共通してるのは、コーチのみなさんの指導がどうやら、良い。
ふたりともサッカー好きになった。ということがなにより。
好きなものがなにかある。というのがまず素晴らしいじゃない。
ただうまくする、ただ勝つ、じゃなくて、
サッカー好きを育てるプロだな-と思う。


違うのはコーチが選手であるこども達に接する方法なんかに現れる。
かたやたくさん指導をする。
かたやあんまり口出ししない。
どっちも強いチームが育つ。
不思議だけど、ちゃんと理由や意味があるのだと思う。
頭が下がります。


また、選手のみんなのお父さんお母さんたちの関わり方もそれぞれ。
経験者のお父さんは口出ししたいのをガマンしてる人もいれば、
しっかりと理論立てて教える人もいれば、
教えるよりもまずは見せる!みたいな人もいる。


私はまったくサッカー経験者ではないし、スポーツ全般にまったく詳しくないので、
経験者のみなさんのことをすっげーな-と思いながら見ている。
みんなどうやらサッカー好きなんですよ。
競技人口が多いスポーツってこうやって支えられてるのね。


日曜にたまーにある親子フットサルに参加すると、ほんと、
気づいたらボールがポーンと目の前から消えていて、
なんの手品やねん状態である。
またみんな持久力があるのがすごい。


私自身は小学生の頃から読書に、
高校生の頃から音楽に没頭したのだけど、
運動は本当に大の苦手。
でもこの「ガチスポーツ勢」みたいな世界を垣間見ているのが
すこし楽しくもある。


今後も観察を続けてみよう。
ただ、けがには気をつけたいし、気をつけてほしいと思う