うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

育児とか子育てって人によって内容の認識が違うし、概念がぐにゃっとしてるんだなー、と思った話。あるいは「子育ての作業見積もり難しい問題」。

うさみですどうもどうも。
自動化やらコミュニティやらのお仕事をふだんはしている私ですが、仕事から離れれば11歳と7歳の二児の父だったりもします。

 

んで、妻と家事を分担してたりもするんですね。
私の担当は主に週末のごはんとか、平日用のつくおき作りとか、食器系洗い物とか、日々のゴミ出しとか、最後に入った場合の風呂掃除とか、チャッピーこと我が家の自動掃除機を動かしたりとか。

 

で、そんな家事や育児、子育てについて、
自分的には大発見があったので、
書いておこうと思ったんです。

 

その大発見っていうのが何かというと、
「育児とか子育てって、作業量が見積もりできなくない?」
という話なんですよ。

 

突然なにを言い出してるのこの人は、という感じですけども。
妻から「誰々さんの家はお父さんがあんまり育児に参加してなくて云々、奥さんがたいへんで云々〜」
みたいな話を聞いて、あらーたいへんそうねぇ。と思ったんですね。

 

んで、
お?その線で行くと私は育児やら子育てに参加してるのかしら?と思ったんですね。
ごはん作ったり、べんきょう見たり、よからぬことしたら延々とお話をしたり、ということはしてるが、
「これって育児、子育てをしている」
と言えるのかしら?と。

 

ここで気づいたんです。
子育てって、ほかの家事に比べると、作業を小分けにしにくいんですよ。
いや、家事に限らず、この世の中の全てのものやことのなかで、群を抜いて小分けにしにくい。
下位の概念に分けにくい。

 

じゃあなにが小分けにしやすいかというと、料理や掃除、洗濯といった家事は小分けにしやすいなーって思うんです。

 

料理でいうと、例えば「今日はカレーライスを作ろう」と思うじゃないですか。
材料を揃えてお米を研いで水につけといて炊き始めて、野菜の皮むいて肉の下味して炒めて煮込んで火止めてルーを溶かして混ぜながら煮込んで、
盛り付けて、食べて、お皿を洗う。

 

洗濯で言うと、洗濯機のボタンを押す、洗剤入れる、終わったら干して、なんなら日中乾きやすいように場所移動さす。

 

さて、君。
育児、子育てはどうだろうか。

 

今日は2022年5月6日。
今は14時58分。

 

今朝私が6時にこどもたちを起こしたのも子育て。
朝こどもが食べる納豆を混ぜたのも子育てっちゃ子育て?
学校指定のアプリに体温と体調を登録したのもたぶん子育て、
サッカー少年な2人が朝する走り込みのタイムを測るのもたぶん子育て。
学校に行く友だちと玄関前で無事に合流するのを見届けてたのもたぶんアレ子育て。
学校の避難訓練&校庭での引き渡しに行ったのもたぶん子育て。
私の目の前で子供が宿題や某教育関連企業のタブレットで勉強していたりするんだけど、
わかんないところがあったらいい感じに教えるのもたぶん子育て。

この後はたぶん風呂掃除したり、ばんごはん作ったりもすると思うけど、按分すると子育ての部分があるんですよ。
少なくともこどもが食べるぶんを用意したり片付けたりするのは子育てでいいんじゃないかしら。

 

おいちょっと待て、子育て、幅広すぎない?
って思うんです。

 

そして「たぶん」って書いてる回数むっちゃ多くありません?

 

どっからどこまで子育てやねんと。

 

私ほら、元SEさんで、仕事の見積もりとかよくしてたんですね。
でっかいホニャララプロジェクトを小分けにしていくと、ちっさい作業がいっぱいある表ができるんです。
んで、それぞれの小さい作業に「どのくらい時間かかるかなー」と時間を書いていくと、
どんな人がどれだけのお仕事をする必要があるかわかる。
あるいは何を買わないといけないかも見えてくる。

 

さて、対して子育てですよ。

「たぶん」の項目がとっても多いし、
こどもの年齢や個性によっても必要な項目が変わるんですよ。

 

ここ、大事なことなのでもう一度。
子育ては項目がとっても多いし、
こどもの年齢や個性によっても必要な項目が変わるんです。

 

例えばアレルギーがある子供だと炊事の手間もかわるだろうし、
朝なかなか起きない子もいるだろうし、
なにか薬を服用している子ならそれを忘れないようにするのも子育てだったりする。
忘れ物がないようにするのも、子の性格なんかで変わってくる。

 

んで、いろいろな家庭があると思うのだけど、
「育児、子育てって、何と何をすることだよね。」
という事を正しく認識して共有できている親って、
たぶんほぼいないんじゃないかなー、と思ったんです。

 

だって、育児、子育て、複雑なんだもん。
SEさん的には見積もりに対してどのくらいなんの作業をしたかを正確に積み上げたいところだけど、
カレー混ぜながら「宿題終わってるー?」っていうのも子育ての一つなんすよ。
もし子育ての作業実績を履歴に残せって言われたらそうとうめんどうだよね。


最初の方で書いた「お父さんがあんまり育児、子育てに参加していない」というお家の話でも
お父さん的にはしっかりやることをやっている、という認識なのかもしれない。
土日に子供と遊んでるじゃーん。的な。

 

それがいいとか悪いとか、
そんな話をするつもりは全然ないんです。
男性の育児参加とか、女性の社会進出が云々の話をしたいわけではない。
いろんな家族の形があるしね。
正解がなんだったかの答えなんて、たぶん子供が大人になってからもまだまだわかんないんだと思う。

 

これを読んだ人が
「育児とか子育てって作業を小分けにしにくいんだな。」
と認識してもらえたら、それだけで価値があるんじゃないかなー。と思うんですよ。
あ、もちろん「そんなんとっくに気づいてるよ」という方もおられると思うけども。

 

前々から気になっていた
「昔はみんなで子育てしてたけど、核家族化が進んで子育てたいへん」的なお話も、
こういう視点で見ると一歩深く理解できるように思う。


ほら、こどもがよく育つことって、大事なことじゃないすか。
子供がどう育つかって、どうしても「教育」の方向から考えちゃうんだけど、
こういう何かももしかしたら大事なんじゃないかなー、と思ったんすよね。

 

2011031120220311、2011031320220313

2011年3月11日

でかい地震が起きた日、
僕は職場の隣のビルの一階に上司のOさんを呼びに行きました。
そこにあった喫茶店で、Oさんとお客様のTさんが打合せをしていたから。
茶店はそんなにゆれなかったらしく、Oさんは
「え?普通に仕事するでしょ?」という顔をしていたのを覚えています。

金曜日。

その後、夕方まで会社にいました。
それから、目黒区の職場から日野市の自宅まで、
甲州街道を歩いて帰りました。
途中のコンビニで暖かいコーヒーかなにかを飲んだような気がする。

2011年3月13日

その2日後、2011年3月13日は僕の33歳の誕生日でした。
世の中大混乱で、どうにもならんぜ状態で。
まだゼロ歳の息子と、妻と過ごしました。


その翌日はホワイトデーです。
もちろんそんな場合じゃないんだけど。
焼き菓子か何かを作った気がする。


あ、違う。
たしか立川駅のグランデュオという商業施設に、
ホワイトデーのお菓子を買いに行ったんだった。
パティスリードゥフジウっていう、高幡不動に本店のあるお菓子屋さんの、
小さいトートバッグつきお菓子を買った。


夕飯に何を食べたかは覚えていないけど、
とりあえず食べられるものをしょぼしょぼ食べたと思います。

2022年3月11日

家族のコロナ感染により、濃厚接触者になったので、
自宅でひたすら待機をする日々が3月3日からずーっと続いています。
自治体からの支援食糧と、ご近所からの支援食糧でなんとかしのいだ一週間。
仕事のかたわらワンオペ家事をしました。


長男次男はオンライン授業。
自分はWFHこと在宅勤務。


来週の月曜日からはこどもたちはまた学校に行きます。
普段の週末はひたすらサッカーだから、
こんなに彼らが家にいるのも珍しい。

2022年3月11日

これを書いている当日です。
44歳の誕生日。
朝はフォカッチャを作って、
昼はご近所からいただいたピザを食べた。


今はホワイトデー用にスコーンを作っていて、
それの待ち時間です。
こんな休日もあるよね。


なんというか、ずーっと家にいるのはなかなか特殊な体験です。
家事をひたすらやっているので、ワンオペのワーママさんをたいへん尊敬します。
あと、在宅介護をし続けている皆さん。すごいっす。
それと、なにげに引きこもりの人達って、家に居続けるのなかなか大変だろうなー、という思いがあります。


外に出たいわー。
あ、明日には出られるけどね。


ちなみに、二つ上の兄からLINEでお誕生日おめでとう的なメッセージが来たので、
「おれ、外に出られるようになったら、ビール、買うんだ…」と、
死亡フラグ的メッセージを送ったのですが、返事は
「買うといいわw」でした。


名前叫んでくれてもいいのに!

特に言いたいこともないけど

人生なにがおきるかわかんないもんだよなー、と思う。
特に言いたいこともないけど。このへんで。

2022年の仕事のこととか私事のこととか

はじまりましたね2022年。
っていうかもう一月が終わりかけている。


昨年の振り返りを兼ねて一記事かいてみようかと思います。
だいぶ今更感あるし、最近こういうの書いてないけど、うまく書けるかしら。


ちなみに去年のはこれ
https://usaminaoto.hatenablog.jp/entry/2021/01/20/204337

2021年のテーマのその後

2021年は前を向く年にする。
自分らしくなんて考えなくても、より純粋に自分らしい感じが出せてきたので、
努力もしつつ、前を向いて進もう。


前を向く年にする?


いやはや、
前を向いた2021年でした
むしろ前を向きすぎたのかもしれません。


1.15年働いた会社からの転職
2.ジョギングの開始
3.在宅勤務開始
4.新しいコミュニティへの参加と新たな交流
5.新たな学び


うっわやばい。
ここ20年?40年くらいで五本の指に入る前向きっぷりだわ。

1.15年働いた会社からの転職

43歳の私が、6月に転職したんです。
清水の舞台から飛び降りるどころか、
ミシミシ言う潜水艦で日本海溝に降りていくくらい不安もあった。
ありがたいことに運に恵まれて、
今では転職してよかったと言えるようになりました。

2.ジョギングの開始

転職が6月で、7月くらいからジョギング始めたんです。
で、9月にはランニングしてる先輩数名と、走る気?ないわー。
という人とでオンライン飲み会をして、いろいろヒアリングしたりもした。
一番頑張った週で週5回。
最近は週に2~3回程度走れている。

3.在宅勤務開始

以前は出社が基本だったのだけど、
最近は出社2、在宅3くらいのペースになってる。
天候不良や電車の不調があらかじめわかってる場合は
在宅で仕事できるようになった。
大変ストレスレス。

4.新しいコミュニティへの参加と新たな交流

ここ!これ!
自社製品を中心としたコミュニティの運営に関わらせてもらったり、
新たな場所で登壇させていただいたり。
新鮮。至福。


Pardotユーザ会、本当に大切なホームで、
離れるのがイヤだったんだけど、
その後もみんな仲良くしてくれたりするのが嬉しい。


また、読書会に入ってみたり、
ランニングのゆるい同好会的なのがはじまってみたり。
また、一部旧交を暖めてみたり。
なんというか、人との繋がりを見つめ直す年だったよね。
なかなか会えないけども、
オンラインとかでも、SNS とかでもなんでも、会ったな。

5.新たな学び

DataSpider について一歩深く学んだり、
RPAちょっとかじってみたり、
英語とアラビア語のレベルを少しずつ上げようとしてみたり、
こどもが英検受けるのの過去問一緒にやってみたり、
あらたな簡単おいしいレシピの開発したり。


今まで知らなかった技術に触れたり苦戦したり、
どーんと壁にぶち当たってみたり、
時に回り道したり遠回りしたり。
詳しい人に聞いてみたり、勉強する人と仲良くなったり。
うん。よし。いい一年だった。

2022

さらにうさみさんっぽい人に、なろうと思うの。
二年前くらいはおせっかいなおばちゃん的な人になろうとしていたけど、
ちゃんと自分らしくいようと思う。
自分らしく前を見て、
自分らしくミスをして、
人に迷惑をかけたり迷惑をかけられたりしながら、
這いずり回って前に進もうと思う。


弱い部分を認め、
ダメな部分もさらけ出し、
それでも、助けられたり助けたりしながら、
前に進もうと思うよ。

RPAっていうかPower Automate for Desktopとわたくしといつか乗り越えたい壁

このnote記事は
RPA Community Advent Calendar 2021 - Adventar
の12/10担当分です。

さて、
東京都日野市より参りましたうさみですよろしくお願いします。

前置き

普段はセゾン情報システムズという会社のマーケティング部門で、
マーケティングや自動化のお仕事をしております。


今朝、
「人とデータ」という言葉を思いついたんですね。
コミュニティによる知識/知恵の共有と、データ活用による生産性の向上。
そんな目線で仕事をしていこうと思ってます。
以上、わかりにくいですが自己紹介です。

■1.RPAと出会う前のわたくし

前職は不動産屋さんの情シスで働いていて。
多数の紙やデータに埋もれる暮らしをしていたんです。


システム開発するほどではないけど、
事業部さんからしょっちゅうデータ抽出やらなにやらの依頼が来て、
ひとまずはHeidiSQLとExcelでどんどん作業してたんですよ。
あとはSalesfroceとData Loaderね。
手動でSQLをちこちこ打ったり、集計して誰かに送ったり
CSVを作って更新をかけたり、
みたいな作業をしていたんですね。


元SEだし、これは自動化したいなー、と思うじゃないですか。
システム作っちゃえば同じ処理が毎日自動できるよなー、と。


ところがその処理(手作業ですけども)は
事業の急成長とともに作っているので、
変わるんです。仕様が。


飛んでるヘリコプターに乗っていて、窓から外に出て、着陸用の足を付ける。
みたいな作業になるんですね。
しかも「すいません、今日は湖に降りるんでフローターを…」みたいな話が翌日やってくるんですよ。おおげさですけども。


で、そんな作業がだんだんたまってきたところで、
ああもう、自動化ぜよ!と。
でもガチガチに開発しちゃって変更できないのも厳しいので、
柔軟に調整できるのがいいな、と。


で、そこから私を救い出してくれたのが、
DataSpider Cloudというセゾン情報システムズの製品だったんですね。
テラスカイさんという会社さんに問い合わせて導入して、
今まで手作業でやってた作業をどんどん自動化していって。


MySQLSalesforce&PardotとCSVを組み合わせて、
あっちのデータを編集してこっちに登録して、
こっちのデータを集計してあっちに登録して、
こっちの仕組みに処理をしてそっちの仕組みにデータ登録して
そうするとお客様にメールが自動で送られたりして。
みたいなことを設定して、自動化しては楽をしておりました。
いや他の仕事ももちろんしてたんですけど。

■壁その1:DataSpider Cloudとネット上にないファイル、からのRPA

DataSpider Cloud。
WEB上のサーバにあるファイルや、サーバ上のDBのデータや、クラウドにあるデータを扱うのがたいへん得意なんです。
ところが、ローカルPCや社内ファイルサーバにだけあるファイルには直接触れられません。


手段として、
・オンプレのファイルをクラウドから見えるようにするツール
・オンプレのファイルをクラウドに自動アップするようなツール
もありましたが、
専用のツールを使うのではなく、
RPAをこの際勉強して、他のこともやってみよう。
と。


そして、いくつかのRPAツールを試して、
Power Automate for Desktopに落ち着きました。


結果として、
動作の安定感としては上記の
クラウドから見えるようにするツール」
クラウドに自動アップするツール」
のほうがサービスとして安定するのでよかったのかもな…とも思いつつ、
ひとまず無事に動くものができました。


RPAって、使ってみてわかったんですが、
ものすごく安定してやれる作業と、
ちょっと苦手な作業というのがあるんですよね。


単純にファイルを移動、とか、こっちのファイルをこのコマンドにかける、
みたいなことはわりとブレが少なくて得意。


こまるのは、
ブラウザや画面の状況がいつもと違う中での自動化なんだと思います。
たとえば画面上のXとY(位置)で制御するような処理だと、
ちょっと画面が変わったら動かなくなったりするし、
いつもと違うポップアップが表示されてただけで正しく動かなくなったりする。


ほら、自動運転の車が中央道だとちゃんと走れるけど首都高では怖い感じ
(運転しない人にわかりにくい例え)。


あるいは、清潔な工場内だとしっかり働けるけど、
人や猫(猫?)がたくさんいてものがたくさんある家だと掃除しにくい掃除ロボットとかね。
そうそう、今年我が家にも最初のお掃除ロボットが来たんです。
整理整頓が行き届いた部屋では大活躍。


RPA、便利に使い始めたけど、このあたりは最初よくわかっていなくて、
一歩一歩つまづきながら進んだ感じでした。


学び1:RPAはお掃除ロボットと同じようにやさしく扱おう。

■2.壁その2:顔認証!

その後転職したりなんかしたんですが、
ここまで自動化を学んだらもう、
仕事してるのに自動化しないなんてありえない!


ということで、いろいろな業務を自動化していたんですよ
1.Google Analyticsの数値の自動集計
2.Salesforce上の各種データの集計
 …Salesforceのレポートやダッシュボードで集計
 …DataSpiderで集計
 …Google Spreadsheetでレポートやデータを読み込み
3.各マーケティング施策の結果の自動集計
 …ブラウザからDL
 …ファイルからひっぱる


で、だ。


「3.各マーケティング施策の結果の自動集計」
の中にね、
いくつか
「ここのフォルダのファイルを持ってきて云々」とか
「ここのサイトをこうこうこう操作してエクスポートして云々」といった
作業をしてインプットを作る部分があるんですね。


そんなの小回りの利くRPAの出番じゃないですか!
フィンファンネル飛ばすニューガンダムの気分で
自動化するじゃないですか!


ところが
ここで登場する壁。
ログイン時に顔認証するやつがあるんです。


よくあるパターンだと
1.ログインページをChromeで開く
2.ログインID/PWを入力
3.該当のページへ移動
4.条件を指定(あれば)
5.エクスポートボタンをクリック!
6.なんならなにかしら計算して、置くべき場所に表を置く
みたいな流れなんですよね。


でも
「2.ログインID/PWを入力」
「3.該当のページへ移動」
の間に!
顔認証が!
カメラに顔を映せと!
顔認証が!
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こういう場合ってやはり画面の前に行ったりするのかしら…
まさか、写真を印刷してフォトスタンドに立てておく?
むむむ。



まあ、
顔認証はちょっとあれですが、
フォルダからならふつうにファイルコピーできるし、
「管理者じゃないと貼り付けちゃだめ!」みたいなフォルダへの
貼り付け方法もわかったし、
ほとんどのサイトではエクスポートできるようになった。


ということで、
レベルアップしているものの、
すぐすぐの解決が難しいこともあるよね。と。


レベル。
ドラクエで言うと橋を二つ渡ったくらいのところにいる気がします。
(まだまだ道のりは遠く長い…)

■3.おまけ

Power Automate for Desktopを使い始めて日が浅いんですが、
使い始めの自分に言っておきたいことはこちら。


1.事前に何の処理を自動化したいかまとめましょう
2.機能は少しでも安定して動くように心がけましょう
3.画面やブラウザのレコーダーだけだと難しいので、
  中身のそれぞれを理解しましょう
4.あとから見てわかるようにコメントを入れておきましょう
5.年/月をまたいだら作業が必要!という場合に気を付けましょう
6.同じ処理を実現する場合でも、やりかたは何種類もある
  少し試して難しかったらアプローチ変えてみて
7.時間をかければそれだけしっかり動くものになって、
  手作業するより楽になる!


以上、うさみでしたー。

転職して一か月が過ぎた今、何を考えてるかとか。

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転職して一か月が過ぎた。
あっという間だった。
転職して一か月が過ぎた。
本当に?と聞きたくなるけど、
本当に転職した。


10年前の自分が聞いたらびっくりすると思う。
お前43で転職するで、ゆうて。
いやだって43歳なんて江戸時代なら死んでるし。
たぶん人生下り坂っていうか、
清水の舞台どころか、
おじいちゃんが家族背負ったままジェットコースターからジェットコースターに飛び移るようなもんだし。


さておき、本当に転職しました。


ちなみに新しい勤め先は以前書いたこちらの記事の会社です。
セゾン情報システムズさんに行って、DataSpiderを作った方とお話をしてきましたよ、と言う話。 - うさみ日記


前から、「御社見に行っていい?」みたいなことをなんかのついでにやっているんですよ。
さすがにコロナ禍でほぼやってないけども。
会社訪問。楽しいし勉強になるしいいことづくめじゃないですか。


営業さんが来てくれたら「じゃ今度御社行って見学してもいい?」とか
友達の事務所が移転したら「じゃ今度行ってもいい?」とか
仕事しててなんか難しいとこがあったら「すいません今度行くんで教えてもらっていいですか?」とか
仲間が何かで悩んでいたら「こういうのお詳しいですよね?一緒に行くからおせーて」とか


あ、「別に用はないけど、うちの会社見に来てよ」という人は
コロナがあけたら伺いますので、教えてくださいね。
うさみ Usami (@otoan_u) | Twitter
あたりからぜひぜひ。
「事務所ないからオンラインで話そうぜ」
というのももちろん大歓迎です。

SFUG Pardotユーザ分科会から離れる話

そんなこんなで、
2017年2月からやっていたPardotユーザ分科会のリーダーをやめました。
7月14日が最後の参加回なんだけど、
残念ながら動画での参加になりました。


締まらない終わり方がほんと自分っぽいなーと思う。
初回はインフルエンザで休んで、
自分が参加する最終回は動画での参加とか。
ああ、世が世ならオフラインで集まって自分の送別会したかった
(頬を伝う一筋の涙)。


んで、本当に本当に大事にしていた会だったのだけど
辞めてよかったんだと思っている。


その理由の一つは、
まず最近自分がほぼPardotに触れていなかったこと。
リーダーといいつつただの進行役になっていて
(それでもいいとおっしゃってくださる方もいたのだけど)
自分的になんか違うなー、と思っていたこと。


そしてもう一つは、
Pardotから離れても、
世の中に少しずつでも幸せな人を増やせちゃうんじゃないの?
と思ったこと。


私、いろんなメモをGoogle Keepに書くんですが、
その上の方、固定してあるところに

人生の目的は幸せになること:自分を成長させ、他人を成長させるのが仕事。みんなが自分の子供も働かせたいと思う会社。みんなが一緒に仕事をしたいと思う人。


と書いてるんです。
「人生の目的は幸せになること」はたしかダライ・ラマの言葉で、
なんだか共感して書いたやつ。
うしろの方はたぶん自分で思って書いたやつ。


で、少子高齢グローバルIT化が進んじゃった世の中で、
「RPAやらMAやらSFAやらデータ連携やら含んで、
 データの活用で生産性上げれる人を増やす。」
みたいなこと思ったんですよ。


もちろん自分の生活が第一なんですが、
周りの人が幸せじゃないと自分が幸せじゃないじゃないすか。

転職前後の変化の話

仕事の話

前職には15年いて、
情シス回り・マーケ回りあたりの仕事を
本当にいろいろな仕事をやったのだけど、
これが一回リセットされた。というのが衝撃的なできごとでした。


前職、いい会社だった。
これからもグイグイ伸びていくと思う。
このへんの細かい話はまあ会ったときにでも

ビルの話

あと、前職は途中まで事務所の仲介をやってた会社なんすよ
でも自分自身が「ビルや事務所の違い」みたいなものを
あんまり意識してなかったんだよね。
とにかくどんな過酷な場所でも仕事できることも強みの一つだったしね。


なんてったって自分より年上のビルから、
赤ちゃんみたいなビルに来てしまったもんだから衝撃たるやすごくて、
「エアコンの音がしない」
みたいなことにいちいち驚いている。

生活面の話

あと、生活の面でいうと、
図書館が前より遠くなったのがもったいないなー
(とかいいつつ今2冊借りてる)。
あとラーメンすみすが遠くなったんだよね。
また行きたいな。


あ、そうそう。
あと乗り換えの駅が新宿から四ツ谷に変わったんだけど
なんというか、新宿駅ってすごい駅なんだなー、
と改めて思った。


写真はほぼ関係ないけど、この前お昼に行った神社。

データ自動化のその先とH.G.ウェルズのタイム・マシンの話。

私は転職した。
今はデータを自動連係させたり、ファイルを自動でやり取りするツールを扱ったりなんだりしている。


ある友人が言った
データをいい感じにあれさせる悪の組織とかじゃないのか…残念。


私は思った。
私の転職先は悪の組織ではない!と。
むしろデータで世界をちょっとずつ平和にする組織だ。と。
実際ここのツールで私の人生は少し幸せになったのだ。


それから1日経って、私は思った。
全てのデータがしかるべき自動処理&自動連係されて、
ニンゲンのするべきことがなくなったら
H.G.ウェルズタイム・マシンみたいな世界がいつか訪れるんじゃないかしらって。


H.G.ウェルズタイム・マシンは読んだ?
主人公のタイムトラベラーは紀元802,701年の未来に行くんだよ。
そこはまさに桃源郷で、なにものにも縛られない進化した人類が暮らしている。
自由すぎて、知能は幼児のように退化してるけど、争いもなく牧歌的で平和そのもの。


でも実は地下に獰猛に進化した別の人類が暮らしてて、
こっちはこっちで知能が退化していて、
夜な夜な地上に出て暴れまわる。
みたいな章が印象的な小説。


もしデータの自動処理や自動連係のしすぎで、
何十万年後かに人類の知能を退化させちゃたら、
どーもすんません。
と思った。


まあほら、ネイティブアメリカンの名言的なやつでも


どんなことも7代先のことまで考えて決めなければならない

 

 

っていうじゃない?
何十万年か後はもう7代先どころじゃないんで、
どーも、どーもすんません。
ってことで。

三日目のSalesforce Liveの基調講演で聞こえてきたキーワードを並べてみる2021/6/3

三日目の今日も朝イチの基調講演のメモをとってみました。

テーマ

行政デジタル化に重ねる「企業 DX の正解」~データがつむぐ官民連携と日本企業デジタル変革の成否~

登壇者

行政側のIT人材育成関連リーダー
一般社団法人ガバナンスアーキテクト機構 高橋さん


セールスフォース日本法人の副社長
セールスフォース・ドットコム 古森さん


インプレス田口さん モデレータ

内容

1.コロナが顕にした日本の劣化
日本は2,000年頃から「e-Japan」「i-Japan」として
政府のITを世界に冠たるものにしようとしてきた。


一般企業は以前からテレワーク、ペーパーレスという取り組みをしてきていたはずだが、
あまり進んでいなかった。
コロナが推し進めた。


「アベノマスク」は一人一枚の配布ができなかった
「給付金」は電子申請より紙申請のほうがはやかった


古森さん
コロナの影響で、このままではいけない、と理解してから一年経った。


民間も行政を責めるだけでなく、テレワーク対応できているか、という点を意識すべき
一回目の緊急事態宣言と比較して、出社に戻っている企業が多いのでは。


「要するにアウトプット。結果を出すぞ。」
という観点/ゴールがあるため、テレワークかオフィスワークかが選択されている。
本来そうではないはず。


感染者数はFAXで情報が流れているという実態があるらしい。
電子化できていない部分多数。


エクセルでマクロで、という文化が根強く残っている。
そうではなく、DB化して「情報のバケツリレー」をやめたい。
国会でも答弁時に紙を持つのではなく、タブレット等活用すべき。


目の前のことに一生懸命になって
「仕事をした感」にひたってはいけない。


役所の過去の情報は紙→テレワークで家に居ても見えないから、事務所に行く必要がある。
テレワークだと、オフライン時に話ができないため、雑談が減る。
これは行政、民間問わず。


紙は悪くない。便利。
紙の全てを否定するのではなく、
情報の格納をデジタル化して、
一部アウトプットで紙を使う、というのもあるかと思う。


「創造的仕事」を人がやるべき。


jGrants開発の裏側。
申請の電子化等。
一度プロジェクトは頓挫したが、
またプロジェクトが動いている。
「届け出の窓口だけ電子化」というのが最初の状況。


補助金はいろいろな種類があるが、
その全てに対応できているわけではなかった。
なぜか→「BPRですから」と言われた。
多様性が本来求められているのに。


例えばゲームで考えると、
ゲームのユーザーのレベルによって、
出てくるモンスターは異なる。
それになぞらえて、そもそも「申請」という場所にいるなら、
どのモンスターが出てきて、どのフラグが立って、というのを
APIで実現する、という方針を考えた。


それまで行政はオープンデータにしかAPIを使っていなかった。
そうではなく、内部処理を含めてAPI化を進めるべきだ、
という方針を立てた。



補助金だけで500?1,000?(国、地方自治体、全て含むといくつ有るかわからない)。


jGrantsは公募から結果通知までの複数ステップを、
いろいろなシステムとの連携部分を含めてできるようにしている。


「申請させることが目的ではなく、
 困っている人たちに補助金がとどくようにすることが目的」
それができるように、提出データの様式チェックをするだけでなく、
審査員との利害関係等まで含め、いろいろなチェックができるようになっている。



提供する側の縦割りの組織でなく、
申請者からの申請に正しく普及できる仕組み。


大きい組織なら組織で対応できるが、
小さい自治体等だと担当者が一人で対応している場合もある。
プラットフォーム化することで、申請→承認のフローもバイパスをさせたりするなど、
多様なフローを組めるようになっている。


DDDMという概念。
データドリブンな意思決定


プラットフォームはSalesforce、heroku、Mulesoftを使っている。


最近はローコード開発が注目されている。
→セールスフォースはローコード。
6ヶ月でこの仕組はリリースされた。


herokuはプロが使う環境だが、
すぐに準備ができている状態になるため便利。
拡張性もある。


先に業務のイメージがあって、
そのためのツールを集めていったらこの構成になった。


セールスフォースはカスタマーボイスを組み込むために
イデアエクスチェンジという仕組みを用意していて、
投票で新機能を決めることをKPIの一つにしている。


ローコード、APIも含め


政府は調査1年、設計開発1~2年といったロングスパンの開発をしていたが、
こういう作りにしてより柔軟性をもたせ、
民間の足を行政が引っ張らないようにしようとしている。


jGrantsの仕様書は経産省のサイトにある。
一般企業のリファレンスとして見るのもよい。


行政の過去のアセットと新しいことをつなぐ仕組み。
過去のものを活かしながら新しいカタチに進化させていく、
API活用は必然。


セールスフォースはCRMのツールだが、
「顧客中心、顧客接点の軸」と「縦横無尽なコミュニケーションレイヤー」
がある。


今まではビジョンもあってもできなかった。
今はビジョンに沿ったものを顧客も社員も両方がよりハッピーになるようなものを作っている。


CIO/CDOへの小森さんからのメッセージ。
「コスト削減するCIO」
「使われるべきデータを使えるようにデザインするCDO
がいると思うが、
どういう方向に持っていくために、決断できるような人、
自分たちの未来を自分たちで描けるような人たちが
CIO/CDOとして推進するべき。


ものすごく早いテクノロジーの進化があるが、
データをイノベーションにつなげるのは人間。
いままで以上にCIO/CDOの仕事が大事になる。
新しい技術やツールについて調べて知る必要がある。
戦艦大和の建造ではなく、すぐに使える戦闘機が必要。


オードリー・タンさんの3つのF
「Fast(高速)」「Fair(公平)」「Fun(楽しい)」


行政は行政、民間は民間ではなく、
システム、データがどんどん融合/連携していく必要がある
行政⇔民間のデータ連携も今後考えられる。
民間がアプリを作って申請を便利にする、という未来もあるかと思う。


「行政や民間で区切る必要はまったくない。
 基点は提供する側の企業/組織ではなく『ユーザー』。」
 
 
企業に向けたアドバイス


高橋さん
自分のところが使うものではなく、
エンドtoエンドで、
社会主義的でなく民主主義的なしくみを作ろう


小森さん
アプリケーションは進化するので入れ替えればいい
データは「事実」なので、
それをインサイト・インテリジェンスにつなげるようにすること。
アプリケーション、技術は進化する。
データを大事にする仕組みにすると、現場に役立つようになる。