うさみ日記

東京都日野市からまいりました宇佐見直人です。ITとかマーケとかの話や、勉強した話なんかをするよ。

私は10年前低体温だった、という話。

34歳男性、低体温から脱却するためにやってる4つの実験。 - うさみ日記
みたいな記事を10年前くらいに書いてたんですよ。

低体温の話

30代前半頃の私、
体温が35度台の日がずーーーーーーっと続いていたんです。
頭もぼーっとしてたし、


今(2023年2月10日時点)、
体温を計ったら、
36.4でした。
最近はいつ計っても35度台ということはほぼない。


そういえば、コロナ禍以降は体温を計る機会が増えたけども、
36度がふつうになっていた。


ちなみに、
低体温34歳男性はその後36歳で低体温じゃなくなって、その後。 - うさみ日記
によると、36歳くらいの頃も体温はこのくらいらしい。
体質、変わるもんですね。
今35度前後くらいの人、あきらめずに体温上げていきましょう。

最近やってること

・冬場は湯舟につかる
・食べ物にしょうがをちょい足ししてみたりする
・3日に3㎞くらい走ったりする
・時々思い出したようにストレッチや筋トレをする
とかかな。


走る習慣は2021年7月くらいからスタートしていて、
今年は年間365㎞くらい走ろう、とゆるく思っている。
ちなみにとある友達は一か月でこのくらい走ってたりするのだけど、
健康のためのジョギング/ランニングって人と比べるものでもないなー、と思うこの頃。


走ると体を血が巡っているのを感じられます。
毎日通勤してたころは、それだけで体重体系キープできるくらいの運動になってたっぽいけど、
それだと体温は上がらなかったのよね。
ところが15分くらい走るとやはり体温上がる。


最近は、筋肉もぜい肉も増えて体重が若干増加している。
このペースで増えると、100年後には私の体重は160㎏くらいになる。
それはちょっと重すぎる。
ちょうどいい感じに調整できるかしら。



■低体温の34歳シリーズ一通り
低体温だ!と気付いた34歳男性。 - うさみ日記
低体温その2。レコーディング低体温対策はじめました。 - うさみ日記
低体温その2。レコーディング低体温対策はじめました。 - うさみ日記
34歳男性、低体温から脱却するためにやってる4つの実験。 - うさみ日記
低体温34歳男性はその後36歳で低体温じゃなくなって、その後。 - うさみ日記

2023年の仕事のこととか私事のこととか

やあやあみなさんこんにちはこんばんは。
宇佐見直人です。
今年で45歳になります。


2023年ですね。


誰かと話している際によく、
「いやほんと一年ってあっという間でなんも覚えてないくらい」
なんて言ってますが、
実際そうも思ってなくて
「ああ、2022年もいろいろあった充実した一年だったな。」
と思っております。


いい感じに濃くて、いいかんじに味わい深い一年でした。
ありがとう2022。
おれ、お前みたいなやつ、嫌いじゃないぜ。


さて、
今は珍しく自宅に一人でいて、
これを書いています。
お正月は何かと外出が多く、やっと落ち着ける時間。
いろいろ振り返りつつ、これを書いています。


昨年を振り返る



最も印象的だった出来事は、
ノヤン先生こと庭山一郎先生の森に行ったことです。
2021年にPardot界隈の仲間と「行こう!」と言ってたのに自分は行けなくて、という頃から、いや、その前から、ずーっと行きたい気持ちを募らせていた。


ついに行けて本当に嬉しかった。
そして、嬉しいだけでなく、体感する学びがあった。
庭山先生とは、その書籍を読んだのが最初で、
Pardotのユーザー会に登壇してもらったりもして、
その存在を知ると同時に森を知り、行きたいと思っていた。


ただ森に行った、とか、仲の良い友達と日帰りで旅行に行った、というだけの話ではなく、
なんというか自分のOSがアップデートされた感じ。
言葉にするとだいぶ陳腐になるので、書きません。
というか言葉に表せるほど整理もできてません。書けません。


何かの折に思い出す風景が一つ増えた、
貴重な体験でした。


自分を幸せにするために周りにいる人を幸せにする、
というのは私がたまに言うことなんですが、
その考えは間違えていない、と思いを深めた週末でした。


二つの読書会


フジイユウジさんが土曜朝にやっている読書会と
日比谷尚武さんが秋頃複数回やった読書会に参加した。


フジイさんのほうは読む本自由で、
同じタイミングに本を読み、話せればDiscodeTwitterのスペースで雑談する。
参加者はいろいろ。
在宅が増えて、電車に乗る時間が減ったぶん、読む時間が確保できるのはありがたい。


と言いつつ、タイミング的にジョギングに出ちゃったり、朝食を作ってたりもしたけども。
本を読み進められるのはありがたい。
今年もぜひぜひ参加したい。
なんというか、気持ちのいい人の近くには気持ちのいい人が集まるもんですね。


あと、日比谷尚武さんのほうは、
一冊の本を参加者6名で読んで、
担当する章を深く読んで発表したり、
そこから思索を深めたりする、というもの。


こちらは数回で終わりになったけど、
その後もちょこちょことメッセージの交換を続けていたり、
交流をほそぼそできたらと思っている。


「共通の課題感を持つこと」「アイデンティティサークル」などなどを学んだ貴重な場だった。
問題解決は、解決することだけが大事なのではなくて
そこに至る過程も大事なのだと改めて学んだ。


あ、あと、伊藤希美さんや金子宗史さんや萩原雅裕さんと「会って、話すこと。」の話をTwitterスペースでしたのもいい思い出です。
著者の田中泰延さんや編集者の今野良介さんが入って来てくださったのもありがたかった。


話すこと、書くこと、アウトプット、を久しぶりに意識する、いい機会になった。


あ、読書ネタで言うと、2022ベスト読書は
アンディ・ウィアーさんの「プロジェクト・ヘイル・メアリー」です。
読んだ人と語り合いたい!
読んでない人にはネタバレしたい!


「ぜったい読まないからネタバレしていいよ」
と言う人がもしいたらお付き合いいただきたい。、


コミュニティ活動いろいろ


コミュニティとコミュニケーションに重きを置いた一年だった。


元々自分では人との交流が上手なほうではないと思ってるけども、
いろいろな人の力を借りつつ、それなりに自分のためにも相手のためにもなる場やコミュニケーションを提供できたのではなかろうか


今、自分のホームと言えるのはDMS Cubeです。
活動の軸を太くできて嬉しい。
今年もより楽しくより学びになるようにしていこう。
自分自身のDataSpiderやHULFT Squareの知識を増していきますし、
界隈にいろいろな使い手がいるのもわかってきたから、
その方々と楽しく交流したいと思います。


まずは3月3日のDMS Cube祭りだ!


そして、その他もいろいろ活動したな、と思う。


RPA Communityさんであったり、
nestさんであったり、
社内のいろいろな活動だったり、
Pardot界隈だったり、
BBMGだったり。


対面では会った事ない人に会えたり、
久しぶりに会えた人がたくさんいたのもうれしかった。


あ、あと子供つながりで知り合った方々との交流もちょこちょこあった。
同じ属性をアイデンティティサークルに持つ人と集まると、
いろいろ考えるきっかけになっていいよね。


OSUSOWAKE さんの活動に触れたのも2022からだった。
SDGsってまだ遠い言葉なんだけど、
フードロスとかCO2とか、身近なところからちょっとずつ未来に貢献できたらと思う。

 

 

いわゆるコミュニティ活動だけでなく、これからも、いろいろな人と関わりながら生きていきます。


運動と健康と料理


家族がコロナに3回もかかったのに、
自分は一度もかからない、という幸運な年でした。


接客業の友達に以前
「なんでそんなに日々たくさんの人に会うのに風邪ひかないの?」
と聞いたら
「手洗いうがいとか、基本的な事をするのと、
目、鼻、口に手で触らないこと」
と言われて、それを実践してるからかもしれません。


ジョギング?ランニング?的なことも継続できた一年でした。
一昨年の7月から始めたから、ちゃんと一年継続したのは今年が初めて。
濃厚接触者だった時期は外に出なかったのでリズムが途切れたりしたけど、
今年はもうちょっとだけレベルアップしたいと思う。


料理については、とにかくこどもにたんぱく質を摂らせるのを念頭に置いていた。
誕生日とかのイベントごはんもハズレ少なく作れたし、
キャンプには2回行ったけど、アウトドア料理も楽しく美味しく作れている。
もうちょっと人に食べさせたくなる料理を増やすのが課題かな。


今年を考える


2022年の仕事のこととか私事のこととか - うさみ日記
が、去年の年始に書いた記事なのだけど、
印象的なのは、締めに書いた文章です。



さらにうさみさんっぽい人に、なろうと思うの。
二年前くらいはおせっかいなおばちゃん的な人になろうとしていたけど、
ちゃんと自分らしくいようと思う。
自分らしく前を見て、
自分らしくミスをして、
人に迷惑をかけたり迷惑をかけられたりしながら、
這いずり回って前に進もうと思う。


弱い部分を認め、
ダメな部分もさらけ出し、
それでも、助けられたり助けたりしながら、
前に進もうと思うよ。


これ。


これを書いたから、というわけではなく、
本当にこんな感じで前に進んだ一年だったな、と思う。
ちょこちょこミスもしながら、周りの人と関わりながら、前へ前へと進んでみた。


まさに上に書いた通りの一年だった。
いい面も悪い面も素の自分が出ていた。
良くも悪くも素の自分。
得意不得意。
得手不得手。


得意なことだけやっていたら楽だし楽しいのだろうけど、
そこだけやるわけではなく、
やるべきことをやりながら得意を活かすのが今年かな、と思っている。


得意をがんばって伸ばしつつ、
不得意なことをミスが少ないように進めるのが今年の目標にしよう。
よりうさみさんらしく。


あと、
2022は、というか、ここ数年はインプットやアウトプットがすくなかったので、
その質と量にこだわっていこうと思う。
人の目に触れるものでも、そうでないものでも。


インプットはセミナーや読書や記事を読むことなどなどと、人と話すこと。
アウトプットは登壇でも記事でももっと軽いおしゃべりでもなんでもよいので、質よりまずは量。


インプット、アウトプット共に減っているのは、
在宅が増えていることで考える時間が減っているのも理由かと思う。
だから、在宅の日でも30分でも20分でいいから、
なにかしら自分のための時間をとろう。


そして、ちょっとだけ2021年より増えたジョギングの距離ももう少しだけ伸ばす。
あ、距離と回数。
スピードはあまり意識せず、その時々でちょうど良く走れればと思う。

 

ざーっと書いてるので誤字等ありましたらごめんなさい教えてください。


2023年1月3日に。日野の自宅にて。
写真は先日行った旅行でお目にかかった富士山。

 

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「働く」をアップデートするために必要なマインドセット


2022年12月19日に、セゾン情報システムズのオウンドメディア「Color is」のイベントで、
澤円さんの登壇を見てメモを取ってましたので、
ここに載せておきます。


※掲載にあたり内容を見直しておりますが、個人のメモを元にしていますのでマチガイ等あるかもしれません
 気づかれた方はコメント欄やSNS等でお伝えいただけると助かります。

澤さんの自己紹介

いろんな会社の業務委託でいろいろなお仕事をしている。エヴァンジェリストとしての活動や、最近だとvoicy なども。

Madoka Sawa / 澤 円 (@madoka510) / Twitter

Voicyはこちら。
Madoka Sawa「澤円の深夜の福音ラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム


タグ
#テクノロジー全般
#サーバセキュリティ
#ビジネスマネジメント
#プレゼンテーション
#コミュニケ―ション
#マネジメント
#多拠点生活
などなど

世界にリセットがかかった話

COVID-19により世界にリセットがかかった


…25年ぶりのリセットと思っています


25年前のリセットとは?
1995のインターネット登場


リセットは「世界同時」に起きて「世界が変わった」
インターネットは世界を変えた


COVID-19もそのくらいのインパクトがあった
・移動が自由にできない世界になった
・人類に残された道は「データ&通信」
 在宅の浸透
 2020年がリモートワーク元年だった

 
・澤さん自身は2008年くらいからリモートワークをしていたので、
 社内で「はぐれメタルスライム」(社内にいるのがとても珍しかったので)と言われていた


・COVID-19により 「会社にいることと仕事をすることが切り離された」
・デジタルは人類のインフラになり、ECサイトの利用も増えた

データについて

COVID-19以降ECサイトの利用がさらに加速した


「人は『コンテンツ』を買っている」と言える
人は、ECサイトで買い物をしているわけではなく、
購入した証拠の画面とメールが届くだけ
物が届くのは後からなのに、
ECサイトやそれを取り巻く仕組みが信頼されているので成り立っている


新しいレストランを見つけたら?いきなり入らずまず検索しますよね?


人類はデータを信じる生き物になった
だからECサイトにクレカ情報を入れる
だからレストランに入る前に検索する


・映画「イージーライダー」のセリフ
 「地球にはすでに宇宙人がたくさんいる」
 「彼らは、社会が進んでいて、戦争も通貨制度もない」
 「指導者はいない。全員が指導者だ」
 「高度なテクノロジーのおかげで、日常生活は競争なしで満たされている」 


イージーライダー公開当時、1960年台のアメリカは疲れていた
ベトナム戦争からヒッピームーブメント
「愛と平和」「自由」
→その後のシリコンバレーが隆盛し、人々はテクノロジーを信じた。


アポロ計画に必要だったものは?
シミュレーションだった
「データが信用できなければロケットを飛ばすことはできなかった」
コンピュータはまだ処理能力が低く、人も計算した
適当に飛ばしたら火星に行った、では済まない世界


月に行ったアポロ11、どうにか帰ったアポロ13
→これはデジタルツインの原型と言える
 実態とデータが同時に存在する


F1のピット内を見学したことがある、分析チームはイギリスにいて、車体や環境の情報をリアルタイムに分析している
「このままのペースでは最後までもたない」というのはリアルタイムに分析されている


14.9倍、という数字がある
これは、2012年から10年間でのデータ増加量
 

フロッピーディスクの容量はは1.4MBだった
2020年、人間は毎秒1.7MBのデータを生み出していたし、これからも増える
 

データになっていないとこの世に存在しないも同然
今やマサイ族も携帯を使いながら狩りをしている
 
 

WEB3.0,個の時代 NFT、DAO、メタバース

人類の経済エコシステムの発展
金本位制→国家信用本位制→技術信用本位制(ブロックチェーン
と考えている


ブロックチェーン技術はデータを信じる世界のインフラ

DXってなんだろう?

・DXは業務の効率化のことではない(それはデジタライゼーション)
・事業そのもののデジタル化がDX


DX人材とは?
デジタルネイティブ」とは限らない
(強い候補ではあるけど)
デジタルネイティブは「デジタルでないと耐えられない人たち」と言ってもいい


経営の三層構造を考えてみましょう
・社会貢献=経営者視点 (社会貢献せずに金儲けしたら?それは犯罪になりますね)
・仕組み化・運用=マネージャー視点
・タスク運営=現場視点


経営者は全体像が見えている
マネージャーは内部構造が見えている
一般社員は「解像度が最も高い世界」が見えている


例)
ビジネスがスポーツカーなら?
・社会貢献:スポーティーに走れる
 「走る曲がる止まる」と「安全」
 コーナーでのグリップ、パワフルな加速etc
 
ビジネスがトラックなら?
・社会貢献:多くの荷物を運ぶ
 「走る曲がる止まる」と「安全」
 最大積載量、加速、耐久性、操作の容易さ


「走る曲がる止まる」と「安全」の部分はどちらも変わらないが、
社会貢献の目的や、詳細な部分が異なる。


「荷物が大量に乗るスポーツカー」も「時速300㎞のトラック」もいらないよね?


それぞれが見ている世界に「興味」を持ちましょう
社会貢献的なミッションは「きれいごと」に見えるが、
「きれいごと」を本気でやる人が強い。


「きれいごと」すなわち「ミッション」であり、
ミッション達成のためにデジタルを使おうとする人が"DX人材"


GAFAマイクロソフトは強い
なんで強いかというと、末端まできれいごとを本気でやろうとしているから
きれいごとにコミットできていない人はパフォーマンスを発揮できない

閑話休題:格闘技で最も大事なことはなんだと思いますか?

「知っていること」です
自分ができること、自分ができないこと
相手ができること、相手ができないこと
を知っていると強い


ちなみに、人体は右脇腹が弱いので左手で右わき腹をパンチしましょう。すごく嫌われます。
肝臓が衝撃を受けて動けなくなる

DX人材的な仕事の仕方

自分にできないなら、誰かに助けてもらいましょう


DX人材は
できることを進める
できないこと、人に頼るべき時は頼れる
コミュニケーションを使ってできないことも実現できる
デジタルを活用する
それはすなわち仕事ができる人

顧客のニーズについて

amazonのミッションは、地球上でもっともお客様を大切にする企業であること、です


顧客のニーズを分析するためにはどうしたらいいでしょう?


自動車メーカーのFordは「もし彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう」という言葉を残している。


顧客の本当のニーズを知るには観察と言語化が必要


速い馬ではなく、自動車を作れるかどうかは「仮説」があったから。
そのためには「デジタルを使った仮説を妄想しましょう」。


事例ばかり求める経営者はイノベーションの邪魔になる
おもしろくない
進んでファーストペンギンになりましょう
フェールファスト、早めに失敗しましょう
という話を経営者の方にはしている


イノベーションのためには「抜擢人事」を進めるのもよい
現場には「アイディア」がある
組織には「仕組み」がある
組み合わせて引き上げるのが良い

イノベーションを進めることの阻害要因と対応方法

「べき」と「難しい」を言わないようにしましょう
言い換えをすることで、前に進めるようになる


「べき」ではなく「私はこう思う」と言うことで排他的にならない


「難しい」ではなく「どうすればできる?」と言うことで、議論や思考が継続する。完了しない。


コミュニケーションの際に「なんで?」と問い詰めないようにしよう
「なにがあった?」と問いかけると、「何」に対する回答を考えられる
「どうやったら助けられる?」と聞くようにしましょう。


人はミスをするのが前提


マネージャーの仕事は先回りして道を掃除すること
マネージャーはメンバーと競争しないようにする
マネージャーの仕事は1on1すること、できない理由を探さないようにする


Web3はまだ確立されていないので、できない理由はいくらでもある
どうやったらできるか考えよう


「人間は否定形を処理できない」という話がある


わかりやすいので試してみましょう
「猫を想像しないでください」
→脳内が猫だらけになる

イノベーションのための発想方法

「私はこう思う」をどんどん発信する/させる
発言の際に解像度を上げる習慣をつける
「私は」「あなたは」で会話しよう
「会社は」「チームは」「弊社は」ではなく
「私は」「あなたは」という主語で。


Microsoftでは「We」と言ったら「Who?」と言われた
全員か個人か、誰が言っているのかをはっきりさせた方が良い。
「私」なら「私」


「コア業務」「ノンコア業務」を区別する


コア業務=ミッション達成のための仕事
ノンコア業務=仕事のための仕事(例えば報告書作成)


ノンコア業務はパッケージソフトをそのまま活用すればよい
そのためには、組織やビジネスプロセスをソフトウェアに合わせてもいい


「うちの会社は特別だから病」にかかってはいけない
データは直接見る文化が重要


数字は最強
事実とそうでないものを分けよう


「運用でカバー」は悪魔の言葉
ちゃんとしようとすると時間がかかるなら、やめることを決めましょう
「意味の薄い移動」をやめましょう


時間は貸し借りするもの
時間は増やせない
一人限り一生は一回
もし2回目の人がいたら教えてください


PDCAのPを最小にし、DCA、特にDoしましょう


イノベーションとは「新結合」と日本語では書かれます。
例)UberEarts:街の飲食店、スマホ、移動手段を組み合わせたもの


10万円のシャツを買ったとしても、
シャツだけでは外を歩けない
おしゃれな人は組み合わせがうまい
「知識」「経験」に「冒険心」が必要


ここから学ぶことがある
磨くのは「スキル」よりも「センス」
センスはアウトプットしないと磨かれない
センスは自分から発信することで磨かれる
人の発信をポジティブに評価する


視力検査で使う「円環が欠けている図」の、
かけている部分は説明できるが、丸い部分をどう説明するか
太さ?半径?
欠けている部分の説明はできるが、円環の側は説明しにくい


「世界を動かそうと思ったらまず自分を動かせ」と言ったのはソクラテス
自分がまずは動きましょう


法律さえ守ってればあとはなんでもいい
この世は選択肢に満ちている


とはいえ、選択肢が多すぎて悩むこともある
思考のトレーニングをしましょう

イノベーティブな仕事の進め方

例えば荷造り
旅行には何が必要か、よりも、旅先で何をしようか
を考えて必要なものを用意するのが上手な人
「自分ができることに集中する」
のが大事


コントロール可能/不可能、重要度高/低のマトリクスを書こう
コントロールできて重要なことはやる
コントロールできて重要ではないことはあとでやる
コントロールできなくて重要なことはコミュニケ―ションの力で解決しよう
コントロールできないし重要なことはやらなくてもいい


コントロールできず、重要なことはじっくり観察し、必要なら助けて!とも言おう


amazonNetflixは最初は狭い事務所でたいへんな苦労をした
起業家が答えないといけない質問「Why You?」というのがある
「情熱」をパワーにしよう


Q&A

Q1.澤さんの「個人力」を愛読しています、発信が大事だというお話がありましたが
コロナ禍で出社が少ないこともあり、一緒に働いている人が何を考えているかわからない状況があります
自分から進んで発信することはできるのですが、
発信してもらう、引き出すためにはなにができるでしょうか
→他人が何を考えているかはわかりません
 ただ、相手の発言を引き出すためには
 まずその人が好きになることは何か知ることです、
 そこに向けて発信する
 そして、ポジティブフィードバックをしっかりすることです
 ミッションをわかちあいましょう
 世界はコミュニティ化していきます。Week tiedという言葉もある。
 

 キャンプに行かれる方、いますか?
 キャンプの時に「私火おこしします」という人と
 「私火おこしししかしません」という人ではまったく違う
 火おこしして水くみもしましょう


Q2.2008年からテレワークを実践されているとのこと
上の人が出てくるから出社が多いのですが、
なにかテレワークを進めるにはどうしたら良いでしょうか
→会社に行くのを止めましょう
 私(澤さん)自身はクラウドのツールの会社だったこともあり、
 自分が出社しなくても仕事ができる、ということを証明したかったのもある
 

 会社に行くことと結果には相関関係がない、というのをまずは理解し、理解してもらいましょう


Q3.センスのある着こなし、組み合わせを見つけるにはどうしたらよいでしょうか
→これは概念的なお話?具体的なお話でしょうか
 センスのある着こなしのためには、お手本見つけて、試してみて、自分を観察しましょう
 体のつくりがお手本と違いすぎると失敗します
 あとは色々フィードバックを受けましょう
 時にプロの手を借りるのも良いでしょう


Q4.自分では考えないイエスマンを自分で考える人に変えるには?
→それは、無理です
 自分を変えることはできますが、他人を変えることはできません


 できることがあるとしたら、天照大神のいる天岩戸の前で歌い踊るように
 周囲で歌い踊りうらやましがらせましょう
 周りの人がみんな自分で考える人なら、考えない人は危機感を持つはず

 
 厳しい評価するのも手です
 何をもって評価するかを明確にする
 

 みなさん子供のころ「勉強しなさい」と言われて余計にやる気がなくなったことがあるのでは?
 「自分で考えろ」と言うだけでは変わりません


Q5.抽象的な質問ですが、これまで苦労したことはありますか?
→できないことを自分でやろうとしたときは苦労しました
 例えば道を覚えられない
 なので道案内を頼むか、タクシーに乗るようにしています
 また、計算がニガテです。、
 自分の会社の数字を桁レベルで間違えてしまう。なので得意な人に頼むようにしています。


Q6.顧客のニーズの分析・言語化が大事というお話がありましたが、難しいと感じています
→難しいと言っちゃいけないって言ったでしょうw
 「あなたはどんな世界だと幸せですか?」と聞くのが良いと思います
 相手が考えるとヒントや答えが出てくるので、会話しましょう

 
 また「何食べたい」という質問をすると、「なんでもいい」という答えが帰ってきます
 「何がイイ?」ではなく「濃いのと薄いのどっちがいい?」「和、中、洋どれがいい」など
 選択肢を持たせると、話しやすくなります



ここまでが澤さんのお話のメモです。


以下、プレゼン技術というか、澤さんのお話で印象的だった点

・自分にタグ付けしてどういう人かわかってもらう、セルフプロデュースの上手さ
・映画や偉人の言葉の引用による権威の活用
・「覚えて広めてください」
 「考えてみてください」
 「手を上げてください」
 「どんどん発信しましょう」
 のような行動を促すワードにより、聞いた人の変容を促す
・ユーモアの使い方。常識を裏切る話をしてハッとさせる
・印象的な写真を使う
・実際に見たものや、自分で撮った写真も時に使い、説得力を増す

自動化の話と、DMS Cubeっていうかコミュニティの話っていうか学びの話、など

この記事は
"RPA Community アドベントカレンダー 2022"
の12月10日の記事です。


昨日は
百合宮桜さんがQiitaに書いた
Power Pages ちょっと迷子になった3か所の「コードの編集」ボタンとヘッダー/フッターのテンプレート化について - Qiitaで、明日は
新山某さんの
「誰がロボットの首に鈴をつけるか」という話らしいよ。



さてさて、2021年6月に転職して一年半があっという間に過ぎ去りました。
光陰矢の如し。time fliesでございます。


以前いた不動産業界と今いるIT業界の違いや共通点みたいなものも見えてきた。
これを話し出すと長くなるので、ここでは書きませんけども。
ああ、ほんとうは不動産あるあるやITあるあるを高らかに歌いたい。


あ、そうそう、「自動化」というものの解像度も一つ上がってきたこの頃です。
自動化というか、業務効率化?あるいは業務推進?
なんでもいいけど、なにかしらの作業を片付ける方法はいろいろなんだなー、と。
計画する段階から実際に作り上げる段階まで。

なんで自動化するんだっけ?

そもそもなんで自動化するのか。
って、考えてやる人と考えないでやる人がいるんです。


えー、便利じゃーん。
的なモチベーションももちろんありだと思う。
いやいや便利の一言で片づけるんじゃなくてさ。
どう便利なの?という人もいる。


速い
動作が安定する
コストが安い


といった点が便利な点ですよね。
そして、どれを目指すかによって選ぶ手段も違うよね。

どうやって自動化するんだっけ?

今どき、本当に本当にいろいろな自動化の方法がある。
例えばあるある業務の「手元のエクセルから他のエクセルに貼り付ける」とか「Web画面からなにかを取得してどこかに貼り付けて更新」とか


RPAを使う
ETLを使う
人に頼む
どれでも得られる結果はだいたいいっしょだし、
「どれが正解か」なんてことはないんですよね。
不動産を決めるのと同様に、
どこかに妥協して先に進めることになる。


最初は自分の手でやるんでしょうけど、
無料のRPAツールでささっとやるとか、
ETLツールをお金払って使うとか、
人を雇うとか。


どれの場合もいろいろその先選ぶことになる
RPAならPower Automate?Automation Anywhere?UiPath?
どれかツールを入れても、その先にもいろいろな選択肢がある


RPAの面白いところって、同じ業務や作業をするのにも、
別の方法を取ることができ、経験を積むと
どの方法を使えばいいかわかるようになるところだと
Power Automate1年生の私は感じたのです
(ちなみに去年も1年生だった…)


お恥ずかしい話、
Power Automateを使い始めたころ、
ファイルコピペするのに、マウスやキーボードの動作を使って最初はやってたんですよ。
画面のレコーディングを使いまくっていて。


これはひどく安定しないし、そもそもファイルのコピペをするための部品があるんだから、それを使えばいいんだよね。
Power Automateで言うと
・マウスを画像に移動→マウスの移動後にクリックを送信→
Ctrl+Cをキーボードで打つ→Win+e→F4→Ctrl+a→特定フォルダの文字列入れてエンター→tab数回→Ctrl+v
・「ファイル > ファイルのコピー」でコピー
・「スクリプト > DOSコマンドの実行」でコピー
の、どれもファイルのコピーなんですよ。


いやいやちょっと待って、
管理者しかファイルを置けないフォルダの場合はどうしたらいいのー!
みたいな壁がまた出てくるんですけども。
Power Shellなどなどで管理者に昇格してから上書きするのかな。
このへん今度試してみよう。


あと、画面表示が追い付かない時用の「wait」の使い方とかもやってみないとわかんないところでしたね。
ブラウザ開いてWebページ開いて次の動作をする前に
マウスがクリックしちゃってて「ああー!」みたいなこともあった。


それぞれのツールにいろんな使い方があって、
領土を拡張するように、より良い使い方を学んでいく。
独学でもいいし、人に聞いてもいいし。
そうそう、RPAを学ぶならRPA Communityがあるし、
DataSpiderやHULFTを学びたければ[dmscube.com:title]がありますよ。


移動手段の話みたいにね、選択肢がいろいろあるんです。
電車で行くのか、車で行くのか、自転車か。
電車なら各駅停車か特急か、どこで乗り換えるのか、途中に休憩は挟むのか。
日野から横浜に行くのに新宿経由するか八王子から横浜線に乗るかみたいな話なのよ。


いかん話がそれていく。
ツールの使い方と、使い方の学び方、を学ぶといいよね。

学びの話

こういう話って、やってみないとわかんないなー、
と思うんですよね。


ごはん作るみたいなものですね。
「塩少々って何ミリグラムなのよ」
みたいなことを思うように。


これね。
犀の角のように孤独に歩むこともできるんですが、
おともだちと一緒に勉強したら楽しくない?


というところでコミュニティですよ。


コミュニティとか言うと大げさに聞こえるかもしれないけど、
一緒のことをやってる友達がいると心強いし、
「こうこうこういうことがあって」って時に
「あるあるー!」ってなるの、楽しくないですか?


今で言うとSNSに誰かが書いてたらそれにいいねしたり
引用リツイートするとき、楽しくないですか?
コミュニティ運営側からするとここって
「Ohg yeah!コミュニティへのエンゲージメントが増してるー!」
という、いい場面なんですよ。


学校の授業で、同じところがわかない子がいて、
一緒に学んだら楽しくないすか。
ちなみに私はかけ算九九がなかなか覚えられない子で、
何人かで居残りしてたりしましたよ。


昔だったら学校の友達とか塾の友達とか半径数キロメートルの人としか会話できなかったのが、
今や地球の裏側の人とだってHola!とか会話できちゃうのよ。
いい世の中になりましたよね。
それでめんどくさいこともあるけど。


で、私は今DataSpiderとかHULFTとかのユーザーコミュニティの運営に関わってたりしてるんですが、
だんだん仲良くなってきてたいへん楽しいです。
ふつうにごはん食べに行くだけでも楽しい。


あ、そうそうDataSpiderとかHULFTとかのユーザーさんがたくさん集まる
「DMS Cube祭り」というイベントを2023年3月3日にやりますのでよろしくお願いいたします。
ユーザーさんはもちろん、興味あるなー、くらいの人も参加できます。
ぜひぜひご参加くださいね。


そうそう、転職してからというもののいろいろなコミュニティ界隈におじゃまさせていただいてるのもありがたいことです。
HULFT、DataSpiderのユーザーであるDMS Cube
・RPAや自動化や業務改善について学べるRPA Community
・コミュニティマーケティングについて学ぶ
 CMC MeetupやコミュカルやSHIP
・使うのやめてるのにいつまでも遊んでくれてたいへんうれしいPardot界隈
などなど、いろいろなつながりの人々と楽しくお話しております。
たいへんありがたい。


どれもプロフェッショナルな人が集っているんです。
本に書いてあるような価値あることがたくさん学べるし、
皆さん経験を積んでるからものっすごい説得力がある。
自分も発信しつつお互い学べるようにしたいわー。

スキルアップとキャリアアップ

学ぶとどうなるのー?というと、
できることの幅が広がりますよね。
世の中先が読めないので、
学べるうちに学んでおこうかなー、と思っています。


あと、学びあえる関係も増やしていきたいと考えておりますので、
今後とも皆さんよろしくお願いいたします。


ずるずる長い上にあんまり実のない文章だねー。

KTさんの「コラボレーションがあなたの創造性を解き放つ」というお話を聞いてきましたよ。という話。


20221117にセゾン情報システムズさん社内のスペースにて
KTさん( KT ❄️ 11/16 BUILD.local (@DATA_Saber) / Twitter )のお話を伺ってきました。

このイベントでした

0.プロフィール

営業からプロフィールを書いて送って、と言われて、
自分が送ったプロフィールは魅力的ではないのに。
もりもりにもって送り返されてきた。
それ以来、大きく自分をアピールするプロフィールを書いている。
皆さんもプロフィールはモリモリのモリにしましょう。


Snowflakeプロダクトマーケティングエヴァンジェリスト。元Tableau。
データを使いたい人のために、DATA Saber。データのスキルを上げたい人のためのコミュニティづくり。
をしている。

1.KTさんの性質

・ミッションやビジョンが行動を突き動かすタイプ
 →意味を見出せないと意欲を失う
  →全体構想や目的がわからないプロジェクトでは挫折することも…


・ミッションに共感し、広めたい・受け継ぎたいという気持ちになると最強
 →エヴァンジェリスト、コミュニティづくり
  →DATA Saber、Tableau User Group、Snowflakeなど


そんな人なので「誰の役に立つか」「どこに向かっているか」がわかるとやり切れる


はじめてそれに気づいたのがTableauのミッションに触れた時
We help people see and understand data(tableauのミッション)
→そこからコミュニティづくりや本の出版

2.Why Data なぜデータ?

「データ」って聞いて何を思い浮かべますか?
01?数字の表?


デジタルデータは爆増中 ゼタバイト単位
2020年の調査ではデジタルデータは世界に59ゼタバイトあった
指数関数的に増えていて、もはやゼタバイトうんぬんも意味を持たない。
まだまだ増える。

3.データとは?

例えば買い物をすると取引データが残る、
例えばWebサイトアクセスするとアクセス履歴データが残る
例えば人の往来を録画するだけでデータが残る
もはやデジタルでないものがデジタルデータになって残っていく時代
「あらゆる行動がデータ化されている」

4.デジタルツイン化

リアルとバーチャル
データは世界を写す鏡
この鏡で世界を理解することができる

しかも、
距離はゼロ。過去にも戻れる。未来予測もできる。粒度も変えられる。
全体、俯瞰、フォーカスをシームレスに変えられる。

5.Tableauのビジュアル分析のサイクル という図がとてもよくできている

ビジュアル分析のサイクル - Tableau
task,Get data.choose,view,insight,art


データ分析以前
→データ分析を専門家がする時代
 →データ分析の民主化の時代


「Get data」の中でデータ準備が8割、と言われるほど時間がかかる。
このままではデータ活用が進まない。
なぜそんなに時間がかかるのか。
理由:データがどこにあるかわからない、データが使える形になっていない、自分では持っていない


この「Get data」をはやくする必要がある


例えば
「自社の製品の売上ランキング」に意味がある?
自社ではイスが一番売れている、よりも、世の中のイスや机の売れすじ等がわかるほうが
意思決定に使える


いろんなデータがないと難しい。
だから、これから訪れるのはデータコラボレーションの時代

6.データコラボレーションの重要性について

あらゆる危機に立ち向かうには?
パンデミック、聞こう、人口減少、高齢化、戦争、物価高騰、円安、次はなに???


「事前準備は不可能」な時代
過去に何があったか、ではこの先は立ち向かえない


あらゆる人、組織、それを写す鏡であるデータとのコラボレーションが必要


問い:自分の持っているデータだけでいい?
→昨年実績だけでは今年はわからない

例1

チポトレというレストランの話
大手レストランのChipotleがSnowflakeを駆使してコロナ禍で情報に基づく意思決定を実現 - Blog

自社データとSnowflake Marketplaceの中の「新型コロナ感染者数データ」と掛け合わせた
機械学習を使い「次の期間どのくらい従業員や材料がいるかを導き出した」という事例

自分の持っていないデータを掛け合わせて、経営に活かした
この件は2021年の7月に記事化されている。

いかに俊敏に迅速に対応できるか、
ほしいと思ったらすぐに使えるか
というのが重要な時代が来ている
「全て事前準備しておく」のは不可能

外部データの取得はもう困難ではない

例2

CO2排出量の話
サプライチェーン排出量は自社より他社が多い
工場で作るのにどれだけCO2出たか、売るのに、材料を手に入れるのに、どれだけCO2出たか
どうやってそれらを測定し、まとめるか
あるいは個人レベルでは?


「他社=Scope3」の排出量を出すには?
全てをデータ化し、使える状態にしておく必要がある


「排出量をちゃんと正しく公開できている企業」という評価軸が出てくるのがこれから。


「データコラボレーションが必須の世界」になる
+αのメリットがあるだけでなく、やらないとマイナスになる

使い方はインもアウトもある
1.相手からデータをもらって掛け合わせる、自分の洞察を深める
2.自分のデータを提供し、掛け合わせてもらう、人の洞察を深める素材提供
→どちらも価値が生まれる


ネットワークにたくさんの人が参加し、コラボレーションするのが大事、皆さんにもその一員になってほしい


「あなたのデータは他の人にとって価値がある」という視点を持ってほしい
例)防犯用監視カメラのデータが、販促用にも使える、


7.データクラウドのお話

コラボレーションが必要なのに、できていないのは
「データサイロ化」しているせい
価値実現を阻むのがデータサイロ。


お客様のやりたいことを実現するのがSnowflakeのミッション
カスタマーファーストの軸


データ圧縮すると売上は減るが、それでも圧縮する


Snowflakeの企業理念は
To Mobilize the world data
世界のデータをmobilizeする


mobilizeとは?
→mobileを連想する言葉ですよね


mobile=スマホが変えたものってなんでしょう
・地図がいつでも見える
・時間があったらお客様先に行ける
・電話もそこにある
・音楽もそこにある、メールも、ドキュメントやスライドも
あらゆるものを持ちあるけるようにしたのがモバイル


データもそうしたい
いつでもどこでもどんなデータも使えるように
誰かが持っているデータを誰でも使える状態に
組織内、関連会社、組織外、天気や市場のデータなどを取れるように


「データクラウドはグローバルネットワーク」
プラットフォームとしてのSnowflakeとデータやサービスやアプリケーション


YouTubeは動画プラットフォームでクリエイターが自由に動画を載せられる
おもしろい動画があるからみんな見る。容量制限ない、高画質、簡単、


Snowflakeが提供しているものはプラットフォーム
・どんなワークロードも迅速に処理
・要求通りに機能する
・本当に重要なものにつながる
基本的に見えてこれができていないものがあふれている


蛇口をひねると水が出るように、
データが正しく出てくるようにする
すぐ新鮮なデータを使えるようにする。


データクラウドに向けイノベーションを進めてきた
これからも短いスパンでたくさんの改善をしていく


セルフBI等新しいものが進んだことにより
データクラウド
・どんなデータでも入る
・自由に使えつつ、ガバナンスもきく
・バラバラにならない
・セルフマネージド
・プログラムもできる
・それらをマーケットプレイスで売ることもできる


Snowflakeの特長
クラウドデータプラットフォーム「Snowflake(スノーフレイク)」とは - INSIGHT LAB


最適化されたストレージ
・「マイクロパーティション」で細かく分けてデータを保存。サイロに阻害されないデータアクセス
・大規模データも容易にアクセス
・柔軟性


伸縮性のある高性能エンジン
1つのエンジンであらゆるワークロードに対応
トップクラスの性能と同時進行
アクセスとプログラミング
リソースを考えずにコンピューティングできる。一瞬だけの高負荷処理に耐えつつ、コスパを良くしている


インテリジェントなインフラストラクチャー
多くのワークロード


Snowgrid(クロスクラウド
AWS、Azure、GCPいろいろな環境で使える
コラボしやすい


Snowflakeがデータコラボレーションを実現する方法
簡単に連携できる
今までは「転送」していた
これからは皆さんが持っているデータをそのまま見せることができる
組織間をまたいでリアルタイムデータを共有できる


今までは切り離して共有
Snowflakeは自分のところに入れたまま相手のリソースで共有ができる
誰にでも見せるのではなく、相手によって見せる部分を変えつつ
Snowflakeマーケットプレイスで260を超えるプロバイダーを活用できる


■これからの社会とデータクラウド
次の大きなイノベーションの波を取り入れること


2014:Disrupt Analytics
2018:Disrupt Colabolation
Today:Disrupt APP Development


アプリ開発の常識をぶっ壊そうとしている


PythonJavaSnowflake上で使える


ブラウザでPythonを書いたらアプリをSnowflake上で使えるようにしていく


「このデータをあの人に見せたら…」「このデータをこう使える人がいたら…」
というアイデアを実現できるように


コラボレーションの先にオーケストレーション


データがあればデータで
コードを書ければコードで
組み合わせが上手な人は組み合わせで
色々な人が集まって新しいアイデアを実現できるようにする


「皆さんは何を成し遂げ、どんな未来を作りますか?」

Q&A

Q.当社もSnowflake使っています
世界にシェアする世界観は共感持てるが、自社データを出すのに壁を感じます
すでにデータシェアをしている会社はどうやってその壁を乗り換えたか
→A.わかっている人はわかっている
 当然みんなそれがよいと思っていない
 やろうと思っている人がやるのが文化づくりの基本
 そこから成功事例を出す
 囲い込み作戦をしている人の囲い込んでいるものの価値が一瞬にしてゼロになる
 マスタデータはどこかが出せば
 
 コンシューマレベルではすでにシェアしているよね
 書籍なんかそうですよね?

うさみ感想

いやいやいやいやいやいや
圧巻でした。
超おもしろい。
実はKTさんのご登壇を見るのは今回が初めてだったんですが、
自社製品のお話よりもほとんど「データと未来」的なお話だったので、
うわーなにそれその未来ー!超今すぐ体験したーい!!と思いました。


Snwoflake使ってみたーい
という方は
データクラウド | Snowflake JA
から無料トライアルもできるとのことです。


今のこどもたちが大きくなったころ、
どんなデータ活用がされてるか超楽しみ^_^

ちなみに

このイベント、すでに次回が決まっていて、
今度は元マイクロソフトの澤さんが登壇されるそうです。


場所はまたセゾン情報システムズ社内ですけども、
どなたでもご参加いただけるようなので興味のある方はどうぞー。
<未来へのコードVOL.4> 「働く」をアップデートするために必要なマインドセット(澤 円氏) - color is(カラーイズ) | あなたの可能性を広げ行動につなげるヒント。


あ、KTさんのお話に興味がある方はこちらもどうぞ
データドリブンの極意 〜Tableauブートキャンプで学ぶデータを「読む」「語る」力

ういむす(ウインナーソーセージ一本おにぎり)とはなにか、あるいは具をセンターに入れたおにぎりを作るのが苦手だったあの日の私への手紙。

こどもが2人ともサッカーを続けている。
長男が始めて8年、次男が始めて4年。
彼らは彼らなりに努力し、それぞれのスピードで成長している。


そして、父である私は、
ほぼほぼ毎週末おにぎりを握り続けてたらレベルアップしてきてしまった。
おにぎりチェーン出店のオファーが来ないのが不思議なほどである。
言いすぎましたごめんなさい。


さて、そんな私の現時点でのマスターピース、最高傑作が「ういむす」ことウインナーソーセージ一本おむすびである。


ウインナー一本をごはんでつつんだおにぎり。
っていうか、あたまからウインナーがはみ出している見た目。

老若男女のわくわく感を煽ります。


一本まるまるなのでパリッと食感が保たれ、ウインナー周辺のごはんに脂の味が染みる。
そう、ホットドッグのウインナーまわりのパンが吸っている、あの脂を米に吸わせるのだ。

イントロなしのいきなりサビ、みたいな美味しさ。


前置きが長くなったが、以下、レシピをどうぞ。
あ、ちなみにこのやり方だと「初心者が意外に難しくておどろく、具をセンターに入れた三角おにぎり」が上手にできますので、
ウインナーで慣れたら他の色々も試してみてね(ウインク)。


材料

作る分の本数のウインナー
ウインナーをいいかんじに包める分量のたきたてごはん
塩、水
幅22cmのラップ(でかくてもいいけど)


塩はおにぎりひとつに0.6から0.8グラムくらい(てきとうにやってみて回数作って慣れてください)

 


つくりかた

小さいフライパンに大さじ1くらい水を入れてウインナーを入れて弱火で火をつけ、時々転がしながら水分が蒸発して少し焼き目がつくまで焼く
(中までジューシーになるよう火を通しつつ、表面をパリッとさせる焼き方です。)


焼きつつ、ごはんに塩をまぶして混ぜておく(混ぜすぎるとべたべたになるので注意)


ラップを長方形にひろげる
(B5の紙より一回り小さいくらい)


ごはんをラップの上に楕円形に広げる


ウインナーをごはんの真ん中から端寄りに1本乗せる
(おにぎりのてっぺんにウインナーがどーんとはみだす位置に)


ラップごとごはんを持ち上げて半分にたたむようにかぶせる


ラップの端をつかってごはんを完全に包み、おにぎりっぽく形を整える
強く固めすぎず、米粒どうしの距離を詰めていく感じで全体に圧をかけるように握る


以上で完成。
日本の農耕文化と、西洋の牧畜文化の頂点、ういむすをおいしく食べるがいい!
あ、ちなみに冷めても美味しいし、できたてのあったかいのを食べるのもおすすめです。


塩の話

塩をまぜるようにしている点について、
炊く段階で塩を入れて味を決める方法もあるけど、
混ぜたほうがランダム感がでるので楽しくて好きです。


あと、炊く段階で混ぜると、具を混ぜるタイプのおにぎりを作る際にしょっぱくなりすぎるので、
白いおにぎり用にだけ塩を混ぜてます


センターに具を入れるおにぎりの話
このにぎり方は「具をセンターに入れるおにぎり」全般に使えるので、できるようになるとツナマヨ、こんぶのつくだに、鮭、たらこ、おかかなどなど、応用が効くようになります。

 

あと、イシイのおべんとくんミートボールどーーん!とか、
冷凍からあげチンして半分に切ってどーーん!とか、
缶詰の焼き鳥をでーーん!みたいなおにぎりはこどもウケが大変良いです。


やったことないけど、しゅうまいとか餃子とかもこの包み方ならおにぎりにできますねたぶん。しらんけど。


ちなみに下の写真の右の列がういむすね。
このはみ出てる感がこどもおおよろこびです。

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20221014 UpdataDX22 3日目のキーノート書き起こし #updataDX

三日目だけですが、WingArc1stさんのUpdataDX22の会場に来ることができました!

 

キーノートのメモ取ってたのな皆さんにお裾分けを。


◾️田中社長
世界デジタル競争力ランキング日本22位
コロナ禍かわったものは?
リモートワーク
国別リモートワーク利用状況
ウイングアークさんは100%リモート
業種別リモート状況

Dx推進3年前と比較 データの時間に掲載あり
20%の人が取り組んだといってる
30%は進んでないと言ってる
残り50%は実感なし

なぜ実感ないか…人に関する問題が1番大きい、リーダー不在
次が文化や意識の問題

企業文化と人材育成が問題
会社と人が足枷です

◾️デジタル庁河野大臣ビデオメッセージ
デジタル庁は日本のdxを推進する
さらにスピードを上げていく

「ぬくもりのあるデジタル化」
チャップリンのモダンタイムス
歯車に絡め取られるうちに心が病む
機械に追い詰められてはいけない
私たちが向かうデジタル化は
「デジタルでできることはデジタルで、人がすべきことは人がやる。
取り残される人がいない社会を作るためのデジタル化」
「書かない窓口が広がりつつある。申請書の代わりに職員が入力して、きた人は署名だけでいい。人が繰り返し申請書に書かずとも役所側が情報を持っている。」
「複数の課に回るのではなく、ワンストップで済ませる」「住民が便利になる」
近い将来役所に行かなくて済むようにしたい。
年間50万人が役所に来る自治体を五万人くらいまで減らす。コンパクトで安い役所。かつ作用する。

マイナンバーカードが行き渡るとさまざまなことができる。
災害時の本人確認や配給などにも。
宮城県の訓練では手書きで10分三十一人
マイナンバーカードなら2分で100人

マイナンバーカードのメリットをもっと伝えていく

日本のデジタル化は政府だけでなく、地方自治体と人が協力して進める
デジタル庁750人のうち200人民間から来ている。
まだマンパワー足りない。
シンガポールは2000人
デジタル庁に力添えを、アイデアをください

◾️dxを成功させるためには企業文化を変え、人を育てる必要がある

文化を変えるには経営層の意識改革が必要
つぎに人の成長

世界では専門知識を持った人がデジタルの仕事をする、日本では誰でも入り口に立て、デジタル人材になれる

経営に従業員がどれだけついてくるか
日本の従業員エンゲージメントは低い
5%
世界平均は20%

働きがいがある仕事で高いモチベーションを
皆さんの力でdx実現を

ウイングアークさんの定義するdx
企業内dx
企業間dx
人財dx
それぞれに対応する製品群

アライアンスアップデート
2年前シンガポールのアゼンディアンとコラボした
先日Leppelとアライアンス
世界中のエネルギー効率化

新たなアライアンス
ソートスポットとドクターサム
ソートスポットはライブアナリティクスの会社
後ろのエンジンとしてドクターサムクラウド

CEO
dxはユーザーのためのもの
一人一人への適切な提示のためのデータが必要
ハイパーパーソナライズドサービス
データインサイトナレッジアクション

世界の変化と同じ速度でデータを

ゲスト3名
◾️ラインAIカンパニー道下さん
ラクル→セールスフォース→ウォークミー→LINE
クロージングザディスタンス
ひと、サービス、の間を近づける
Life on LINE
ライフプラットフォーム
9200万ユーザー

人に寄り添う人に優しいAI

文字認識など身近なツール

BtoBですること
デジタルと人間を近づける

Crova OCR
LINE AI CALL
Hyper CLOVA
日本語にこだわりあり

OCR
国立国会図書館の事例
古い文体も可能

コール
ヤマト運輸の「うけとる」を便利にするAIコール
百万件のうち7割AIコール

CLOVA
AIの進化の中で生成が取り沙汰されている
キーワード入れると画像、のように、
長文を要約したり、
ざっくり箇条書きから丁寧なメール文を作ったり

アバター自然言語で動かすとか、業務アプリに声で指示したりも遠くない未来

キーボードは1800年くらい前に作られたが
イノベーションない
変わっていい

コロナ禍にもAIコール活躍した

◾️ヤンマーホールディングス CDO奥山さん
創業110年
農業機器
ディーゼルエンジンの先駆者
農業機械、船、発電

デジタルが重要なテーマ
エンジンだけでなく電動化も
お客様のために

dxを全社で推進する必要性は社員に落ちているか?
→業務効率改善+デジタルを通じて初めて可能になる付加価値

データや情報収集をデジタルで、意思決定もAIで
→改善サイクルを早め、進化のスピードを加速

ヤンマーはCDOを置いた
変革の一つ「企業文化」を変えつつある

dxで苦労してる点は?
キーワードは「現場」
建設機械の事業部でいろいろなシステムがバラバラにデータを持っていた

販売した機械に不具合があった際にトレースしにくかった
データが繋がるように試みている
ダッシュボード作りにウイングアーク製品を使ってる

現場は「エクセルの方がはやい」と言われる
→1日ではなく長い目で見て

情シスにはシステム改変の重みがかかる
→基幹システムのデータは出すだけ、変えない

「変わることに対する抵抗があったら、納得してもらうが、わかってもできる、にはならない。
そんな声はなかったか」
→地道に進めた

現場でデジタルに興味がある人を掘り起こしてコミュニティ化する
150名
ノーコードを使ったりしているひとが孤立している
「こんなこといったら上司に怒られる」と思ってるのを掘り起こし、学び合い、育成、支援。
イデアを取り入れる。

ボトムアップトップダウンを組み合わせる
2年で歯車が動き始めた
この取り組みはジャーニーで終わりはない

150名のモチベーションは?
学びが成果評価につながるのでモチベーション持つ
会社が認める褒める、サイクルを回す
この取り組みはグローバル
売上は海外半分
コミュニティポータルがあり盛り上がっている

うまくいく方法は?
→1割くらいそういう人がいるはずだから取り上げて活躍してもらう
指名してやらせるのでなくやりたい人にやってもらう


奥山さんの哲学、ビジョンは?
→現場の重要さ、お客様への付加価値
お客様の付加価値がわかってるのは現場の人
組織、文化もトランスフォーメーションしていく必要がある
本社から言うだけでなく、中の人がとりくみ、トップが取り上げていく

時間はかかるが地道にやりつづけると、日本のdxにつながる

皆さんといろいろ情報交換し日本をよくできれば


◾️東芝代表CEO島田さん
東芝カーボンニュートラルの取り組み
コロナ禍二酸化炭素減った
だが、また戻ってしまう

アマルティアセンがベンガル危機の食糧不足は実際には食料があったことを解き明かしノーベル賞

日本の企業はdxの定義があいまい
東芝はちょっとやってみて、展開しようとしている

東芝のdxは「プラットフォーマーになること」
DE デジタルエボリューション、お客様の仕事を代わりにやる

アプリハードソフトを分離し、プラットフォームを構築する。部品化。、ある顧客から得た情報を他の顧客で活かす

郵便区分機が読めない文字を読むサービス提供
機器を納めた後にもお金が生まれる

dx、ローレンツアトランクタ方程式、天気の予測、外れる
株価も読めない
複雑で読めない
不平等

一定レベルまで情報が収斂すると大きく変わる
詳しくは「スケールフリーネットワーク」と言う書籍にあり

東芝は「スマートレシート」をやろうとしている
個人が買ったレシートの情報がデータで飛んでくる
店舗のPOSでなく個人のスマホからインプット
店舗は広がっている

これとカーボンニュートラルの関係
個人個人がどれだけ二酸化炭素を使っているか知らない
今飲んだ水を作るためのCO2を知ることができるようにする

CO2の見える化を会社として実施
工場にIoTシステムを入れダッシュボード化
誰もがCO2量を見える世界に

再生可能エネルギーは余っている
東芝ではマッチングプラットフォームを作っている

アクセンチュアと協力しGXを始めた
都市全体が電気を産む
エコシステムとして電気を産む

個人用セルフアセスメントも作った

量子によるトランスフォーメーションQX
答えが一瞬で出る
答えがエネルギーの低いところに落ちていく

静的、動的な問題解決
答えはひとつか複数か
高速通信
量子はセキュリティ面も強い
物売りではなくサービスを提供する

Q-STARという、量子研究の協会も作った
量子力学が解決する未来は、全く違う業界同士が瞬間的に最適化される時代
政府の量子ビジョンに提言したのは5年以内に日本人口の10%が知らない間に量子技術を使っているようにしようということ。

薬、交通運用最適化、なんにでも
運輸距離40%減ればCO2も40%減る
大事なのは、データがなければ通信することもない
データをどうやって出せるようにするかが大切
見えないから真剣になれないなら、見えるように

人と、地球の、明日のために

デジタル化を誰かに任せるな、昨日より半歩でいいから進もう

◾️田中社長
デジタルのチカラは、世界を変える!